検証方法

最終更新

ここに書いた手順で検証ポジションを作り、判定し、集計しています。実際の口座で売買した記録ではありません。公開価格データをもとに、結果が出る前に条件を固定して、後から検証しているものです。検証の手順に続けて、AIと人間の分担、記事を書くときの基準、参照している情報源もこのページに置きました。

検証の手順

ポジションを選ぶまでの手順

時刻はすべて日本時間です。選定は平日18時に行います。欧州序盤で方向感が出た後で、ニューヨーク時間の主要指標が出る前にあたる時間帯を選びました。

選定の前に、定点観測しているFXニュースと経済指標カレンダーを確認します。その日のニューヨーク時間の経済指標、要人発言、米国株の寄り付きは必ず見て、無効化条件へ織り込みます。確認先は参照している情報源にあります。

条件が揃わない日は、無理にポジションを作りません。見送った日はその理由を記録し、見送りとして検証実績へ残します。

記録する項目

ポジションごとに次を保存します。結果が判明する前に確定させ、確定後は書き換えられません。

  • 通貨ペア、売買方向、時間足
  • エントリー日時と価格、損切り、利確
  • そう判断した理由と、参照した情報
  • 判断が無効になる条件
  • 判定期限
  • 記録の識別子、作成日時、内容ハッシュ

無効化条件には数値を入れます。「予想を下回った場合」のような書き方だと、どこで降りるべきだったのかを後から判定できず、その日の検証が成立しません。

判定規則

判定期限は翌営業日の18時です。それより前に損切りか利確へ到達した場合は、その時点で終了します。到達したかどうかは、時間足の始値、高値、安値、終値で判断します。

金曜18時のポジションは、週末を挟むぶんギャップのリスクがあります。選定の時点で、見送るか、判定期限を翌週月曜9時にするかを決めて明記します。

祝日は営業日から除きません。FXは各国の祝日にも動いているので、相場が動いている限り取引日として扱います。判定期限の計算で飛ばすのは、市場が閉まる土日だけです。

判定不能の扱い

同じ足の中で損切りと利確の両方に触れた場合、どちらへ先に到達したのかが決められません。この場合は判定不能として記録します。

判定不能を負けとして計上することはしません。到達順序が分からないという事実に反する記録を作らないためです。逆に、より細かい時間足で順序を確定できるなら、判定不能にはしません。判定不能は最後の手段として使います。

成績の計算

累計で表示するのは、勝率、損益pips、連勝と連敗、最大ドローダウン、平均保有時間、プロフィットファクターです。

勝率とプロフィットファクターの母数は、損益が確定した判定済みポジションだけです。見送りと判定不能は母数へ含めません。そのかわり、件数は成績と同じ場所へ必ず並べて出します。母数から黙って外すと、成績が実態より良く見えてしまうためです。母数の定義そのものも成績の隣に書いています。

成績を出すときは、対象期間、検証の条件、取引回数を同時に示します。そして、この数字は実資金の運用成績ではありません。実際に同じ売買をすれば、約定拒否、スリッページ、スワップ、税、それに自分の心理が加わります。同じ結果にはなりません。

再現の手順

累計成績は個別のポジション記録から計算し直せます。記事の中に成績を書く場合も、記事ごとに独自集計はせず、検証実績の集計値を参照しています。両者が一致するかどうかは公開前の検査項目に入れています。

各ポジションの内容ハッシュは検証実績のページから確認できます。結果が出た後で条件を書き換えていないことを、読む側が確かめられるようにするためです。

AIと人間の分担

このサイトの記事は、調査から執筆までをAIが行い、公開の可否を人間が決めています。どこまでがAIの仕事で、どこからが人間の仕事なのかを分けて書きます。

AIが担当する範囲

  • 定点観測しているFXニュースと経済指標カレンダーの確認、テーマの選定
  • 検証ポジションの選定と、結果判明前の記録の確定
  • 記事の執筆、サムネイル画像とチャートの生成
  • 公開前の自動レビューと、そこで見つかった問題の修正

自動レビューでは、記事に書いた価格やpipsがポジション記録と一致しているか、保有中のポジションを判定済みのように書いていないか、確定済みの記録の内容ハッシュが変わっていないか、過去記事と矛盾していないかを見ています。利益を保証する表現や、断定的な推奨として読める表現が混ざっていないかもここで検査します。

人間が担当する範囲

公開するかどうかの判断です。あわせて、検証の設計そのものと、外れた判断の扱いも人間が決めます。

公開前の承認

記事は自動レビューを通っても公開されません。承認待ちとして保存され、運営者へ通知が届きます。運営者は内容を読んだうえで、公開、修正の依頼、保留のいずれかを選びます。修正を依頼した場合は同じ手順でもう一度作り直され、また承認待ちへ戻ります。

承認した時点の記事、画像、リンク、参照したポジション記録をまとめてハッシュ化して保存しています。承認後に内容が変わった場合は、再度承認が必要な状態へ戻ります。人の目を通さずに公開へ進む経路はありません。

誤りが見つかったときの訂正手順

AIの判断が外れることも、事実の取り違えが残ることもあります。この2つは分けて扱います。

相場の判断が外れた場合は、訂正しません。外れた記録も検証の一部なので、そのまま残します。何をどう読み違えたのかは日誌と週次振り返りで書きます。

事実の誤りが見つかった場合は、記事を直したうえで、訂正日、対象記事、誤りの内容、訂正した内容、原因を記録します。ただし確定済みの検証ポジションのエントリー条件、売買方向、根拠だけは書き換えません。事前に公開した記録を後から直すと、事前公開そのものが成立しなくなるためです。この場合は記録を残したまま、記事側で訂正を書きます。

数値の取り違え、出典の誤り、事実と違う記述の指摘を受けた場合は、発表元や一次情報にあたって確認します。指摘のとおりだった場合は記事を直します。確認した結果、指摘が当たらなかった場合も、そのままにはせず結論を出します。訂正した場合は、誰の指摘で直したかを黙って消すことはしません。

記事の書き方

記事を書くときに守っている基準です。公開前の自動レビューでも、ここに書いた項目を検査しています。

一次情報の使用基準

経済指標の結果、金融政策の決定、要人の発言など、記事の骨になる数値と事実は、政府、中央銀行、統計機関といった発表元で確認します。ニュースサイトで見た数字をそのまま書くことはしません。

数値は一次情報で確認するか、複数のソースで照合します。同じ配信元の記事が複数のサイトに載っている場合、それを独立した2つの根拠として扱うことはしません。第三者のアフィリエイトサイトを数値の出典にすることもしません。

取引に関する数値は自分のポジション記録を参照します。記事に書いた価格やpipsが記録と食い違っていないかは、公開前に検査しています。

出典の付け方

記事の重要な主張には出典のURLを付けます。定点観測しているニュースサイトについては、本文を保存したり転載したりせず、見出し、公開日時、URL、情報提供元といったメタデータと、そこで確認した事実だけを使います。

XMの取引条件について書く場合は、公式サイトで確認した日を本文へ入れます。条件は変わるので、いつ時点の話なのかが分からない書き方はしません。

推測と事実の区別

相場の見通しは推測です。推測として書きます。将来の相場を断定する表現、利益を保証する表現は使いません。「買うべき」「今が買い時」のように、読者への断定的な推奨として読める書き方もしません。

自分の検証成績を根拠にして、読者が同じ結果を得られると読める書き方もしません。検証と実際の取引の違いは検証の手順免責事項とリスクに書いています。

自分で経験していない領域について書く場合は、実務の経験ではなく調べた内容であることが分かる書き方にします。確認できていないことは書きません。

記事の更新基準

同じ検索意図の記事が既にある場合は、新しく記事を作らず、既存の記事を更新します。1つの記事が答える検索意図は1つに絞ります。

事実の誤りが見つかった場合は記事を直し、訂正日、対象記事、誤りの内容、訂正した内容、原因を記録します。確定済みの検証ポジションだけは例外で、エントリー条件、売買方向、根拠を後から書き換えません。扱いは誤りが見つかったときの訂正手順に書いたとおりです。

参照している情報源

記事の企画と検証ポジションの選定で使っている情報源です。

定点観測しているページ

記事の企画に入る前に、毎回この4ページを確認します。

ニュース一覧からは見出し、公開日時、URL、情報提供元、通貨とテーマの分類を取ります。経済指標カレンダーからは日本時間、国、指標名、重要度、前回値、予想値、結果、前回のドル円の変動幅を取ります。

一次情報の確認先

経済指標の結果、金融政策、要人の発言は、政府、中央銀行、統計機関の公式発表で確認します。上のニュースサイトは、何が起きたかを知るための入口として使い、数値の出典にはしません。

XMの取引条件は、XMの公式サイトで確認したものだけを使います。第三者のアフィリエイトサイトに載っている数値は使いません。

情報源の使い方

定点観測先の記事本文は保存も転載もしません。使うのはメタデータ、そこで確認した事実、出典のURLだけです。

同じ出来事を扱った記事が複数のサイトに出ていても、配信元が同じなら1つの根拠として数えます。背景の深掘り、見解の相違の確認、予想値の補完、発表元の特定が必要なときだけ、検索で範囲を広げます。

出典の扱いについては記事の書き方に書いています。