どうも、こんにちは!
今回はエリオット波動を利用した取引について、実際のトレードを用いて解説していきたいと思います。
ポイントとしては以下の通りです。
- エリオット波動をつかってエントリーする
- 損切りや利確もエリオット波動さえわかれば設定できる
それでは早速見ていきましょう!
そもそもエリオット波動とは?
エリオット波動(Elliott Wave)とは、FXの最も有名なチャート理論の1つで、アメリカの経済哲学者であるラルフ・ネルソン・エリオット氏が提唱した市場の波形理論です。
もともとは株式投資の際に使われた理論なのですが、今では応用され、為替市場チャート等の幅広い分野で利用されるようになりました。
エリオット波動は「推進5波・修正3波」の合計8波で構成されます。
エリオット波動についての基礎知識は別の記事で解説しているので、気になる方はそちらも合わせて読んでくださいね。
今回トレードしたチャート
上画像はUSD/JPYの4時間足チャートです。
2021年の年末から2022年の年明けにかけてエリオット波動が形成されていることがわかります。
一般的には利幅の大きい推進3波を狙うのが多いのですが、推進3波が思ったおり伸びず、この時点でエリオット波動を形成するかの判断が難しかったため見送りました。
また、年末年始はチャートの急変動に巻き込まれるリスクが高くなるというのもエントリーを避けた理由の1つです。
年末年始にトレードを避けた方がいい理由については別の記事で解説しています。
よければ以下の記事も合わせてお読みください。
ということで、年明けまで待って見たのですが、案の定エリオット波動の形が見て取れたので、修正3波を狙ってエントリーを仕掛けていきました。
ここでエントリーをしたのにはいくつか根拠があります。
- エリオット波動の修正3波なら大きな利幅を狙える
- 一目均衡表の雲をブレイクしてトレンド転換したことがわかりやすかった
- 20MAが強く意識されているためエントリーポイントを定めやすかった
上記の根拠が揃っていたため絶好のエントリーチャンスとなりました。
エントリーポイントは修正A波の底である114.987円のラインです。
そして目標利益はエリオット波動が形成される前からかなり強く意識されていた114.176円のラインです。
取引詳細
今回の詳しい取引内容は以下の通りです。
- エントリー時刻:2022.01.12 17:16:36
- 決済時刻:2022.01.13 16:09:28
- スプレッド:1.8pips
- 取引Lot数:3.00lots(300,000通貨)
- エントリー価格:114.987円
- 決済価格:114.176円
- スワップ:-1,206円
エントリー価格は114.987円で、利益目標は先ほどチャート分析で決めた通り114.176円あたり(+80pipsほど)と設定し取引を開始しました。
損切りポイントは修正B波の天井付近である115.524円(-55pipsほど)です。
今回は前回の取引までで資金が8,078,091円となったので、それの2%にあたる161,562円を損失許容額とします。
取引通貨量は以下のように計算できます。
取引通貨量=161,562円÷55pips×100=293,749通貨(2.94lots)
計算結果は293,749通貨で2.94lotsですが、今回は四捨五入して3.00lots(300,000通貨)としました。
今回は日を跨いだトレードとなったのでスワップ-1,206円が発生しました。
取引結果
上記が今回の取引結果となります。
チャートを見てわかるように目標利益に到達し、あとはボーナスタイムという流れだったのですが、今回は欲張らずにそのままトレードを終えました。
移動平均線との乖離が激しかったのと、あとは前回負けているということもあり確実に利確したかったからです。
ということで今回の取引結果は決済価格が114.176円で損益は+231,294円です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回で11回目となる500万円を億にするチャレンジですが、上手に勝てたと思います。
年明け1発目に勝てるというのは気分がいいですね。
なんだか今年中に500万円を億できるような気がしてきます。
今回の損益+231,294円と前回までの利益分3,078,091円と合わせると損益合計は3,309,385円です。
前回までの資産 | 今回の損益 | 資産合計 |
8,078,091円 | +231,294円 | 8,309,385円 |
エリオット波動が形成されているのかどうかの判断は少し難しいですが、慣れればわかるようになります。
発生する頻度はそれほど多くはないですが、余計なインジケーターを使わずともエントリーポイントがわかるというのはいい点です。
今回ご紹介したトレードを参考にして、ぜひ自分のトレードに活かしてくださいね。