どうも、こんにちは!
今回は日本時間の2022年1月27日にFOMCがあったので、それと絡めたトレード手法について解説していきたいと思います。
ポイントとしては以下の通りです。
- 重要経済指標のトレード判断への応用
- 発表前にどういう展開になるか予測しておく
それでは早速見ていきましょう!
ファンダメンタルズ分析
重要な経済指標が発表される前は、事前にどのように立ち回るか計画しておく必要があります。
今回はFOMC前とFOMC後でどのような分析をしたかについて解説していきます。
FOMC前
今回のFOMCでのポイントは、以下のものでした。
- テーパリング終了時期(3月終了予定が早まれば大ニュース)
- 3月FOMCでの利上げ幅(0.25%コンセンサスだが0.5%の可能性も)
- 買い入れ資産の縮小(量的引き締め=QT)開始時期(年内開始が想定されるが時期が早まると警戒される)
上記を踏まえ、米国がどこまで引き締めてくるかだろうかというところがポイントです。
パウエルFRB議長のインフレに対してどこまで強い姿勢を示すかも相場を動かすトリガーとなりますね。
現在荒れている相場の中で、FRBは明確なアナウンスを先送りにすることも考えられます。
ナスダックの下落が続くと想定すると、米ドル/円の戻り売り継続で臨みたいのですが、FOMCの結果次第で、どちらにでも動けるよう、柔軟スタンスが必要ですね。
FOMC後
FOMCでは次回会合(3月15~16日)での利上げ開始を示唆しました。
1月27日(木)日本時間早朝のFOMCを受けてドル買いが再燃している状況です。
QTについても、利上げ開始後の比較的早い時期に着手する見通しを示しています。
パウエルFRB議長は、毎回のFOMCで利上げを検討するのかとの質問に対し、その可能性を否定せず年内4回以上の利上げに含みを残しました。
FOMCの結果を受けて米長期金利の上昇も再開しており、当面はドルが強含む展開が見込めます。
FOMC前の戦略では戻り売りを狙っていましたが、その計画は白紙ですね。
FOMCで火がついたドル買いに乗じてUSD/JPYにて買いポジションを狙っていきましょう!
テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析で買いポジションを狙うことを決めたので、テクニカル分析でエントリーポイントを探していきましょう!
USD/JPY1時間足
FOMCの直前までは、一目均衡表の雲もいい感じに発生して戻り売りを狙っていたのですが、FOMC直後に一気に風向きがかわりました。
雲を突き抜けそのままトレンド転換。発表直後は相場が荒れやすいので様子を見ていましたが、上昇の勢いが強いので、上画像の黄色の円のところで押し目買いを狙っていきました。
利益目標は直前の下降トレンドの始まりに当たる114.993円ぐらいにしておきます。
損切りポイントは114.461円としておきます。
損切りポイントはなるべく近いのがいいということに加えて、このラインを下回ったら上昇の勢いがかなり弱まっていると判断できるためです。
それでは下位足で詳細にエントリーポイントを探していきましょう!
USD/JPY15分足
今回エントリーポイントとして狙ったのは50MAの跳ね返りです。
直前に何度か跳ね返りが見受けられたので、強く意識されていることがわかりますね。
今回実際にエントリーした価格は114.772円です。
1時間足で決めた利益目標と損切りポイントは変えずにチャートの動きを見守っていきます。
取引詳細
今回の詳しい取引内容は以下の通りです。
- エントリー時刻:2022.01.27 10:12:54
- 決済時刻:2022.01.27 15:30:42
- スプレッド:1.9pips
- 取引Lot数:5.00lots(500,000通貨)
- エントリー価格:114.772円
- 決済価格:115.168円
- スワップ:0円
エントリー価格は114.772円で、利益目標は先ほどチャート分析で決めた通り114.993円あたり(+22pipsほど)と設定し取引を開始しました。
損切りポイントの先ほど決めた通り114.461円(-31pipsほど)です。
今回は前回の取引までで資金が8,309,385円となったので、それの2%にあたる166,187円を損失許容額とします。
取引通貨量は以下のように計算できます。
取引通貨量=166,187円÷31pips×100=536,089通貨(5.36lots)
計算結果は536,089通貨で5.36lotsですが、今回は四捨五入して5.00lots(500,000通貨)としました。
取引結果
上記が今回の取引結果となります。
レートが思ったより上昇したのですが、結局レートがもどってきてあまり利益は伸びませんでした。
それでも当初の利益目標よりは高く、直近安値に到達したところで利確。
ということで今回の取引結果は決済価格が115.168円で損益は+198,000円です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
やはりFOMCなど世界中で注目度の高い経済指標はチャートへの影響力が強いですね。
FOMCに関しては今後もトレード解説で何度も登場すると思います。
また別の記事でFOMCの基礎知識については解説しますので、よくわからないという方はそちらの記事を参考にしてくださいね。
今回の損益+198,000円と前回までの利益分3,309,385円と合わせると損益合計は3,507,385円です。
前回までの資産 | 今回の損益 | 資産合計 |
8,078,091円 | +198,000円 | 3,507,385円 |
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