XM FX

海外FX業者のXMではMetaTrader 4(MT4)・MetaTrader 5(MT5)・XMアプリの3種類が提供されています。

この記事を読んでいる方の中には、

「どの取引プラットフォームが一番自分に合っているのだろう?」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、XMが提供している取引プラットフォームそれぞれの特徴や違いについて詳しくまとめました。

ぜひ参考にしてくださいね!

XMの取引プラットフォームはMT4・MT5・XMアプリ

XMでは、取引プラットフォームとして、MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)、そしてXMの独自取引プラットフォームである「XMTradingアプリ」を提供しています。

MT4とMT5はそれぞれPC版・スマホ版・Web版が用意されています。

XMの取引プラットフォームそれぞれの機能は以下の通りです。

▶︎MT4・MT5・XMTradingアプリのスペック比較表

取引プラットフォーム MT4(PC版) MT4(スマホ版) MT4(Web版) MT5(PC版) MT5(スマホ版) MT5(Web版) XMTradingアプリ
対応OS Windows
MacOS
iOS

Andoroid

全て Windows
MacOS
iOS

Andoroid

全て iOS

Andoroid

時間足 9種類 9種類 9種類 21種類 9種類 9種類 9種類
インディケーター 30種類 30種類 30種類 56種類 30種類 30種類 90種類以上
動作速度 遅い かなり速い 速い かなり速い かなり速い 速い 速い
カスタムインディケーターの追加 可能 不可能 不可能 可能 不可能 不可能 不可能
自動売買(EA) 可能 不可能 不可能 可能 不可能 不可能 不可能
カスタムインディケーターとEAの種類 多い 現状まだ少ない

XMで口座開設をすれば全ての取引プラットフォームが無料で使えます。

まだXMで口座を開設したことがない人は、豪華なボーナスも受け取れるので、この機会にぜひ口座開設してみてくださいね。

口座開設方法について別の記事で詳しく解説しているので、下記の記事をご参考ください。

【海外FX】XMにおける口座開設・有効化方法とボーナスの受け取り方

MT4とMT5の特徴

FXの取引プラットフォームとして最も有名と言われているのが、MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)です。

それでは、MT4とMT5にはどんな特徴があるのでしょうか?

詳しくみていきましょう!

MT4とMT5の共通点

MT5はMT4の次世代型として作られたものです。

そのため、いくつか共通点が存在します。

まずは両者の共通点をみてみましょう。

  • 描画ツールやインジケータが利用可能
  • 複数のチャートを同時表示できる
  • ¥成り行き・指値・逆指値が使える
  • 「ワンクリック注文」に対応
  • 両建て が可能
  • 日本語表示に対応
  • 無料で使える

基本的な機能や操作方法は、MT4もMT5もあまり変わりません

どちらも描画ツールやインジケータが豊富に搭載されており、高度なチャート分析ができます。

パソコン版では複数のチャートを並べて表示できるので、たくさんの銘柄を一気に監視したいときにも重宝します。

注文方法は成り行き注文・指値注文・逆指値注文の3種類で、それぞれ利確価格や損切価格、トレールストップも使えます。

また、同じ銘柄で買い注文と売り注文を同時に持つ「両建て」にも対応しているというのも便利な点です。

ただし、XMでは複数口座を使った両建て(A口座で買い・B口座で売り)は禁止されているので注意して下さい。

海外FX業者XMで両建ては可能?両建ての基礎知識やメリットについても解説!

MT4もMT5も無料で使うことができ、登録作業なども一切ありません。

XMの口座を開設するだけで使うことができます。

起動速度・動作速度の違い

パソコン版のMetaTraderでは、古いMT4よりも新しいMT5のほうが起動速度・動作速度ともに高速で、より快適にチャート分析や取引ができます。

MT4は昔のパソコンに最適化されているため、最近のパソコンのマシンパワーを活かせません。

しかし、MT5はマルチコア処理(複数のCPUコアを使って並列処理すること)に対応したことで、パソコン本来の性能を引き出せるようになり、MT4よりスピーディーに動作するようになりました。

特に違いを感じる場面は、たくさんのチャートを同時表示させたときです。

MT4だと15〜20チャートを超えてくると動作がモッタリしてきますが、MT5では20以上のチャートを表示させても動作の落ち込みが見られずサクサクと動作します。

もちろん、パソコンの性能によって動作速度は大きく左右されますが、最近のパソコンを使っているならMT4よりもMT5のほうが快適に使えるのは間違いありません。

選べる時間足の種類

先述した表をみてもわかるように、PC版のMT4とMT5では、選べる時間足の種類に違いがあります。

▶︎取引プラットフォームごとの使える分足の種類

MT4(PC版) MT5(PC版) XMTradingアプリ
1分足
2分足 × ×
3分足 × ×
4分足 × ×
5分足
6分足 × ×
10分足 × ×
12分足 × ×
15分足
20分足 × ×
30分足

▶︎取引プラットフォームごとの使え時間足以上の種類

MT4(PC版) MT5(PC版) XMTradingアプリ
1時間足
2時間足 × ×
3時間足 × ×
4時間足
5時間足 × ×
6時間足 × ×
8時間足 × ×
12時間足
日足
週足

MT4とで選べるのは9種類に限られています。

XMTradingアプリもMT4と同じ9種類ですね。

一方、MT5では21種類もの時間足が用意されています

10分足や8時間足などの絶妙なタイムフレームも選べるので、かなり選択肢の幅が広いです。

標準のインジケータ・描画ツール

パソコン版のMT5は、標準搭載されているインジケータが増えています

MT4では30種類だったのに対し、MT5では56種類にまで増えています。

また、描画ツールもMT4よりMT5のほうが充実しているので、チャート分析の幅が広がりました。

ただし、スマホ版MT5に関しては、インジケータも描画ツールもMT4と変わりません

カスタムインジケータの種類

パソコン版のMT4・MT5は、標準のインジケータの他にカスタムインジケータを導入することができ、ありとあらゆる指標をチャート上へ表示させることができます。

カスタムインジケータは、有志によって開発されたものを導入したり、自身で開発することも可能で、自由自在にカスタマイズできるのがMetaTraderならではの魅力です。

カスタムインジケータの種類は、MT5よりもMT4のほうが充実しています

というのも、MT4とMT5はプログラミング言語が異なるため、MT4用インジをMT5で使ったり、MT5用のインジケータをMT4で使うことができません。

そのため、MT5のリリース後もMT4のインジ開発は止まらず、MT5への移行がなかなか進んでいません。

しかし、最近はMT5対応のFX業者が増えてきたこともあり、MT5対応のインジケータもどんどん開発されています。

よほどマニアックなものでない限り、たいていのインジケータは見つけることができるでしょう。

自動売買(EA)の種類

インジケータではMT4とMT5の差は埋まりつつありますが、自動売買(EA)に関しては、いまだにMT4の優勢が続いています。

自動売買のMT5シフトが進まないのも、インジケータ同様にプログラミング言語の互換性が原因で、MT5誕生から10年経った今でも、あえてMT4用に開発を行うプログラマーは多いです。

日本のEA販売サイト「GogoJungle」で探してみると、MT4用のEAは3,000種類以上が販売されていますが、MT5用のEAはたったの24種類でした

また、MetaTraderの開発会社が運営しているフォーラムサイト「MQL5.com」でも、MT4用のEAは7,000種類以上が配布されていますが、MT5用のEAは2,000種類程度です。

MT4用のEAは、稼働歴が長くて十分なバックテストとフォワードテストが行われているものが多いので、実績のあるEAを見つけるならMT4用のものを探したほうがよいかもしれません。

XMTradingアプリの特徴

XMの独自取引プラットフォームである「XMTradingアプリ」ですが、基本的な取引機能はスマホ版のMT5によく似た作りとなっています。

取引機能はあまり変わりませんが、口座開設や入出金といった手続きができる点がXMTradingアプリの特徴です。

XMTradingアプリの主な機能は以下の通りです。

  • 口座開設
  • 入出金
  • 口座履歴の確認
  • サポート問い合わせ
  • 取引
  • デモ取引
  • 各種取引設定(オブジェクト/インジケーター/時間足等)

MT5口座を新規開設する場合、XMTradingアプリはブラウザ版より分かりやすい申請フォームなので、登録もよりスムーズです。

また、アプリ上で日本語ライブチャットに問合せることができ、XMTradingアプリを利用していて疑問点があった際にすぐに問い合わせることができます。

取引面では、MT4アプリ・MT5アプリと遜色ない機能を搭載しています。

ただし、XMTradingアプリのチャート画面は縦表示だと時間足しか設定できません。

インジケーターやオブジェクトを利用してチャートを分析・監視するにはチャート画面を横表示にしておく必要があります。

MT4・MT5・XMアプリどれがおすすめ?

それでは、MetaTrader4(MT4)・MetaTrader5(MT5)・XMTradingアプリのどれがおすすめなのでしょうか?

各取引プラットフォームごとにおすすめな人の条件を見ていきましょう!

MT4がおすすめな人

MT4の強みはなんといっても利用できるカスタムインディケーターやEAの種類の豊富さです。

次世代型であるMT5には基本スペックでは劣るものの、MT4なら自分の好みに合わせた取引ツールをカスタムできます。

自分に最適なカスタムインディケーターやEAを見つけたいならMT4を利用しましょう

MT5がおすすめな人

動作速度の速さやその他の機能の使いやすさを求めるならMT5がおすすめです。

MT5はMT4よりも機能面で改善されているため、取引のしやすさは一歩上です。

そのため、より快適に取引をしたいのであれば、MT5を使うのがいいでしょう。

XMTradingアプリがおすすめな人

1つのアプリで全てを完結したいのであればXMTradingアプリがおすすめです。

PC版はなく、スマホのみで利用可能となるXMTradingアプリですが、口座開設や入出金などの手続きが最もやりやすいという強みを持ちます。

サポートへの問い合わせもアプリ内でできるというのもXMTradingアプリのメリットですね。

簡単に手続きから取引までを済ませたいのであれば、XMTradingアプリをつかってみましょう

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、XMで提供さている取引プラットフォームの特徴について解説していきました。

取引プラットフォームはそれぞれ異なる特徴を持ちます。

自分の条件によって最適なものも違うので、迷ったらいくつか試してみてくださいね。