海外FXにおいて上位足でエントリーポイントを見定めるメリット

Home » トレード戦略・実践解説 » 海外FXにおいて上位足でエントリーポイントを見定めるメリット
どうも、こんにちは! 今回は2022年05月19日のトレードについて解説していきたいと思います。 ポイントとしては以下の通りです。
  • 上位足でエントリーポイントを具体的に決めることで早めのエントリーが可能
  • ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析をうまく併用することが重要
それでは早速見ていきましょう!

ファンダメンタルズ分析

5月18日(水)の米ドル/円はNY市場で128円台前半へと急落しました。 米国株の下落と米債利回りの低下で128.01円前後まで下値を切り下げています。 物価高と利上げによる景気悪化を巡る懸念からナスダック総合指数が約4.7%下落するなど米国株が大幅安となる中、米10年債利回りは一時2.87%前後まで急低下しています。 ロシアによるウクライナ侵攻の影響で資源価格が高止まりする中、世界的にコロナ禍からの経済回復シナリオが揺らいでいると考えられます。 5月19日(木)も主要国株価の不安定な動きが見込まれる中、米ドル/円は上値の重い展開となりそうですね。 129.70~129.80円付近は強い上値抵抗となることが予想できます。 一方、リスク回避局面ではドルにも買いが入りやすいことを踏まえると下値余地もそこまで大きくなく限定的かもしれません。 先週12日(木)に付けた月初来安値の127.51円前後は下値支持になるというのがファンダメンタルズ的な分析ですね。

テクニカル分析

それではテクニカル分析を見ていきましょう。 今回はUSD/JPYでトレードしていきます。

USD/JPY1時間足

  まずは、USD/JPY1時間足から見ていきます。 先週待つからのレンジを下抜けて、今週は一つしたのレンンジに移行したことが見て取れます。 レジサポラインの128.823円あたりまで再び上昇したあと、また下落していく動きがあればそこに乗ってエントリーを仕掛けていきたいと思います。 ファンダメンタルズ分析通りであれば、先週12日(木)に付けた月初来安値の127.51円前後までは下落していくでしょう。 ということで今回は、この流れに乗って米ドル/円の売りポジションを狙ってエントリーを仕掛けていきます。 それでは、下位足で詳しいエントリーポイントを探していきましょう。

USD/JPY5分足

  次はUSD/JPY5分足を見ていきましょう! 上位足でかなりエントリーポイントを絞ることができたので、今回は下落のシグナルがでたら早めにエントリーを仕掛けていきたいと思います。 今回もいつも通り、移動平均線でパーフェクトオーダー、一目均衡表の雲もしっかり出ており、綺麗な下降トレンドのシグナルが出ていたので、129.400円あたりを損切りラインとし、黄色の円の所でエントリーしました。 決済ポイントは黄色の四角のところとなりました。 それでは、取引詳細について見ていきましょう。

取引詳細

今回の詳しい取引内容は以下の通りです。
  • エントリー時刻:2022.05.19 09:41:11
  • 決済時刻:2022.05.19 14:20:53
  • スプレッド:2.0pips
  • 取引Lot数:2.7lots(270,000通貨)
  • エントリー価格:128.613円
  • 決済価格:127.510円
  • スワップ損益:0円
  • 損益:287,010円
エントリー価格は128.613円です。 利益目標は、127.510円(106.3pips)あたりに設定して取引を行いました。 損切りポイントは、1つ上にあるレジサポラインである129.400円あたり(-82.7pipsほど)です。 今回は前回の取引までで資金が11,138,330円となったので、それの2%にあたる222,766円を損失許容額とします。 取引通貨量は以下のように計算できます。 取引通貨量=222,766円÷82.7pips×100=269,367通貨(2.69ots) 計算結果は269,367通貨で2.69lotsですが、今回はキリのいい2.7lots(270,000通貨)で取引しました。

取引結果

  上記が今回の取引結果となります。 チャートを見てもわかるように予想通り順調にレートは下がっていきました。 今回はかなり予想通りの動きで、あらかじめ利益目標としていた127.510円あたりで、レートの動きが鈍り出したので早めに決済しました。 決済価格は127.510円で、損益は+287,010円です。

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回はかなり予想通りのレートの動きとなって、かなりトレード判断がしやすかったです。 今回の損益+287,010円と前回までの利益分6,138,330円と合わせると損益合計は6,425,340円です。
前回までの資産 今回の損益 資産合計
11,138,330円 +287,010円 11,425,340円
今週のトレードのように、予想通りのレートの動きをしていれば、かなりスムーズにトレード判断をすることができますね。 ファンダメンタルズ分析と、上位足でのテクニカル分析の段階でエントリーポイントを絞ることができれば、エントリーも早い段階で仕掛けることができます。 このサイトでは、毎週トレード実践解説記事を投稿していますので、よかったら参考にしてくださいね。

最後まで拝読いただき、ありがとうございます!

監修者:あん

監修者:あん

大学で経済学の学位を取得後、投資に興味を持つ。為替市場の基礎知識と取引の経験を積み、相場を研究し尽くした独自の手法で資産1億円を突破。投資歴10年のプロトレーダー。そこで得たノウハウや知識を発信。

Tradexfin Limitedは、セーシェル金融庁による規制のもと、証券ディーラーライセンス番号SD010を所持しています。個人情報保護方針クッキーに関する方針契約条件についてもご確認いただけます。

Fintrade Limitedは、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)から証券ディーラーライセンス番号GB20025835を取得し、規制を受けています。個人情報保護方針クッキーに関する方針契約条件に関する詳細もご覧いただけます。

TPS Management Limitedは、キプロスのニコシアに位置するSteliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364を拠点としています。また、TPS Management LimitedはTradexfin Limitedによって完全に所有されています。

FXおよびCFD商品取引には投資元本を失う可能性が高いリスクが伴います。Tradexfinのリスク開示およびFintradeのリスク開示を詳しくお読みいただき、リスクについて充分にご理解いただけますようお願い申し上げます。

以下の国々の国民または居住者に対して、当社のサービスへのアクセスが制限される場合があります(これらに限定されない):

アルバニア、バハマ、バルバドス、ボツワナ、カンボジア、ガーナ、ジャマイカ、モーリシャス、ミャンマー、ニカラグア、パキスタン、パナマ、シリア、ウガンダ、イエメン、ジンバブエ、フィリピン、トルコ、ヨルダン、アフガニスタン、アンギラ、バヌアツ。

アメリカ合衆国、カナダ、EU諸国、イラン、北朝鮮、ベリーズの市民には、弊社のサービスは提供されていません。

ご利用いただくためには、お客様は18歳以上であるか、ご自身の国の法定年齢を満たしている必要があります。口座を登録される際は、XMTradingへの登録が自己意思に基づくものであることを認識していただけますようお願い申し上げます。