膠着が続くドル円を朝に確認し、検証を見送る日誌の場面

水曜は157.822円まで下げて戻したドル円、158.338円も終値で超えられず木曜朝も検証見送り

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10月22日木曜6時の確認範囲、4時間足は22日1時始まりまで確定

今回の基準は2026年10月22日(木)の日本時間6時だ。6時2分にドル円の週足・日足・4時間足・1時間足を取り直した。確定扱いの最後の足は、1時間足が22日5時始まり、4時間足が22日1時始まりの足になる。日足は20日(火)が確定し、21日(水)はまだ形成中の扱いだ。週足は10月12日の週が最後の確定足のままなので、週足のMA(移動平均線。一定期間の終値の平均をつないだ線)は昨日の朝から動いていない。

記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、10月22日6時1分38秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、いちばん古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(計画計算用の前提で、実口座の残高ではない)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。

トレード記録の累計成績

現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。

判定済み
0
保有中
0
最古の保有
–
勝率
–
累計 pips
0
最大DD pips
0
PF
–
見送り
32
未発注
0
判定不能
0

損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。

記録上の資金残高
1,000,000円
初期資金
1,000,000円
累計損益
0円
初期資金からの増減
0.00%

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水曜のドル円、158.338円は高値で超えても終値では超えられず

前回の日誌で最初の確認点にしたのは、4時間足の終値が158.338円の上で確定し、次の4時間足もその上で引けるかどうかだった。158.338円は16日(金)の日足高値で、今週に入って一度上抜けたものの押し戻された水準だ。水曜はここを2回試した。USD/JPYの21日9時始まりの4時間足は高値158.390円まで上げたが、終値は158.127円。22日1時始まりの4時間足も高値158.343円をつけたあと、終値158.205円で引けた。2本とも高値は158.338円を超えたのに、終値は下に戻っている。

みんかぶの為替ニュースが10月21日22時34分に配信したNY為替序盤の記事によると、ドル円は東京時間に上昇したものの、その上にある200日線(200日移動平均線)の手前では買いに慎重で、158円を中心とした膠着が続いている。来週の日米の金融政策会合を通過するまでは今の水準で推移するという見立ても載っていた。上に重しがある構図は、昨日の朝から変わっていない。

下も試した。USD/JPYの21日17時始まりの4時間足は終値157.901円まで下げ、続く21日21時始まりの4時間足は安値157.822円をつけた。火曜安値157.871円をヒゲでは割り込んだが、16日の日足安値157.693円には届かず、この足は終値158.129円で引けている。USD/JPYの21日21時始まりの4時間足で、安値157.822円から終値158.129円までの戻りは次のとおりだ。

USD/JPYの2026年10月21日21時始まり(JST)の4時間足の安値157.822円から2026年10月21日21時始まり(JST)の4時間足の終値158.129円までの距離は30.7pips。

なぜこう動いたかは報道でたどれる。ザイFX!が10月22日4時40分に公開したフィスコのNY概況によると、原油安で米長期金利が下がってドル売りが優勢になったあと、米国務省が湾岸諸国の大使館員の退避命令を準備しているとの報道が出た。米国が対イラン攻撃を強めるとの警戒から原油と金利が上昇に転じ、ドル売りは後退したという。米長期金利が上がればドルを持つ利点は増えるので、深夜の戻りはこの流れで説明がつく。ただ地政学の材料は向きが急に変わりやすく、報道ひとつで上にも下にも振れる。今はそういう状態だと受け止めている。

日足・4時間足・1時間足の移動平均線の並び

ドル円の日足は、20日(火)の確定足の時点で20MAが158.057円、50MAが157.720円、100MAが159.451円だ。5本前には50MAの下にいた20MAが、今は上に来ている。それでも100MAがいちばん上にあり、5本前の159.515円から下がっているので、並びは揃っていない。火曜の終値158.269円は、20MAと50MAより上、100MAより下にある。

週足は10月12日の週が最後の確定足のままだ。20MA 159.198円、50MA 157.970円、100MA 153.537円の順に並んだ上向きの形が続いている。今週の足が確定するまで、週足から新しい情報は入らない。

4時間足は、22日1時始まりの確定足の時点で20MAが158.194円、50MAが158.234円、100MAが158.058円だ。20MAが50MAの下にある形は変わらず、並びは揃っていない。100MAは5本前の158.014円からわずかに上がった程度で、横ばいに近い。22日1時始まりの4時間足の終値158.205円は20MAと100MAの上、50MAの下にある。3本の線はほとんど重なっていて、どちらにも傾いていない。

USD/JPYの4h足ローソク足チャート。期間は2026-10-14 09:00 〜 2026-10-22 01:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の1区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 4hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

1時間足は、22日5時始まりの確定足の時点で20MAが158.127円、50MAが158.210円、100MAが158.152円だ。20MAがいちばん下に来て、100MAは5本前の158.139円からほぼ横ばいのまま。上向きにも下向きにも揃っていない。22日5時始まりの1時間足の終値158.148円は、20MAの上、50MAと100MAの下にある。深夜の上昇で一度は線の上へ出たが、朝方には線の束の中へ戻ってきた。

USD/JPYの1h足ローソク足チャート。期間は2026-10-20 09:00 〜 2026-10-22 05:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 1hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

前日の記録から何が変わったか

昨日の朝に書いた確認点を、上から順に当てはめた。

  1. 4時間足の終値が158.338円の上で確定し、次の4時間足もその上で引けるか。確定しなかった。水曜の4時間足でいちばん高い終値は、22日1時始まりの足の158.205円だった。
  2. 4時間足の終値が火曜安値157.871円を下回り、16日の日足安値157.693円も割って1時間足が下向きに揃うか。これも起きなかった。いちばん低い終値は21日17時始まりの足の157.901円で、157.871円の上で止まっている。
  3. 20日(火)の日足の終値が日足の20MAの上に残るか。残った。終値158.269円は20MA 158.057円の上だ。

MAの数字も前日の記録と見比べた。4時間足の20MAは昨日の158.173円から158.194円へ少し上がったが、50MAは158.238円から158.234円とほとんど変わらず、20MAはまだ50MAの下にいる。1時間足の20MAは昨日の158.186円から158.127円へ下がり、3本の中でいちばん下に回った。上にも下にも抜けられないまま、水曜は1日かけて同じ場所を往復したことになる。正直、拍子抜けするほど動かなかった。それでも、変化がなかったという事実は次の判断の材料になるので残しておく。

5つの手法を当てはめた結果、木曜朝も検証は見送る

順張りは、週足が上向きに揃っていても、日足と4時間足が揃っていないので外れる。短期順張りとブレイク継続は、4時間足と1時間足のMAがどちらも揃っておらず、158.338円の上抜けも終値で確かめられていないので前提がない。レンジの売り買いは、帯の端で反応を確かめてから入る手法だ。水曜の帯をUSD/JPYの21日9時始まりの4時間足の高値158.390円と、21日21時始まりの4時間足の安値157.822円で区切ると、22日5時始まりの1時間足の終値158.148円はその中ほどにある。端での反応を待つ場面ではない。転換狙いも、日足の100MAが上に残るなかで、反転を示す価格の反応とアナリストの見方のどちらも揃っていない。

今日も迷ったのは小ロットの短期反発だった。21日21時始まりの4時間足は157.822円まで下げてから戻し、下ヒゲを残している。ただ、その戻りはもう値段に入ってしまっている。上と下の余地を測ると次のようになる。

USD/JPYの22日5時始まりの1時間足の終値158.148円から、16日の日足高値158.338円までの距離。

USD/JPYの2026年10月22日5時始まり(JST)の1時間足の終値158.148円から2026年10月16日9時始まり(JST)の日足の高値158.338円までの距離は19.0pips。

USD/JPYの22日5時始まりの1時間足の終値158.148円から、21日21時始まりの4時間足の安値157.822円までの距離。

USD/JPYの2026年10月22日5時始まり(JST)の1時間足の終値158.148円から2026年10月21日21時始まり(JST)の4時間足の安値157.822円までの距離は32.6pips。

損切りを水曜安値の外に置けば、損切りまでのほうが、利確の目安になる158.338円までより遠くなる。利確の幅より損切りの幅が大きい形で入る理由は見つからなかった。しかも158.338円は、水曜に2回、終値で押し返された水準だ。

ほかの定番通貨ペアではポンドドルを見た。4時間足と1時間足のMAは上向きに揃っていて、短期順張りの条件にいちばん近いのは昨日と同じくこのペアだ。材料もある。みんかぶの為替ニュースが10月21日15時11分に配信したロンドン為替の記事によると、英CPIは前年比3.5%で、予想の3.4%と8月の3.1%を上回った。物価が強いと英中銀が利上げに動く理由が増え、ポンドを持つ金利面の利点も意識されやすい。ただ同じ記事は、ポンドの上昇は小幅で、値動きはかなり限定的だったと伝えている。

チャートの形を見ても決めきれなかった。ポンドドルは先週の高値を火曜に上抜け、水曜もその上を保った。ところが、すぐ上に日足の50MAと100MA、週足の20MAと50MAが集まっていて、火曜と水曜の高値はどちらもその束の近くで押し戻されている。週足と日足のMAは揃っていない。今の位置で買えば、束を上抜けたのを確定足で確かめる前に入ることになるし、手前の抵抗までの余地も小さい。判定期限になる23日(金)18時までには、英国の小売売上高とPMI速報値も出る。小ロットであっても、束を抜けて次の確定足がその上を保つのを見てからで遅くないと判断した。

結論として、10月22日の朝も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。

見送り2026-10-22 06:05 JST

順張り・レンジ・転換・小ロット短期反発・短期順張りの5手法を比較した。USD/JPYはH4・H1のMAが揃わず、158.338円の上抜けも終値で未確認。価格は水曜の帯の中ほどで、レンジ端の反応も転換の材料もない。短期反発は上の余地が下の距離より小さく採用できない。GBP/USDはH4・H1が上向きに揃うが、日足・週足のMAの束の直下で押し戻されており、束の上抜けと維持を確定足で確認していないうえ、判定期限までに英指標が続くため見送った。

条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。

木曜と金曜の予定、次に確認する条件

ザイFX!が2026年10月18日16時44分に公開した今週の注目材料スケジュールは先週末時点の予定表だが、それによると今日22日(木)は21時30分に米国の新規失業保険申請件数、23時に米国の景気先行指数が出る。23日(金)は8時30分に日本の全国消費者物価指数、15時に英国の小売売上高、17時30分に英国のPMI速報値、22時45分に米国のPMI速報値と続く。木曜の米指標は大きな材料ではなく、ドル円にとって重いのは金曜朝の日本の物価だと見ている。物価が強ければ日銀の追加利上げの思惑から円が買われやすく、弱ければ円を買う理由が薄れる。

  1. 4時間足の終値が158.338円の上で確定し、次の4時間足もその上で引けるか。そのうえで4時間足の20MAが50MAを上回り、1時間足も上向きに揃えば、短期順張りの買いとしてその時点の価格から値幅を測り直す。目標の候補は20日(火)の日足高値158.602円と、週足10月12日の週の高値158.962円だ。
  2. 4時間足の終値が水曜安値157.822円と16日の日足安値157.693円を下回り、1時間足が下向きに揃えば、短期の売りとして週足10月12日の週の安値157.501円までの値幅を測る。
  3. 21日(水)の日足が確定したら、終値が日足の20MA(今朝は158.057円)の上に残るかを確かめる。
  4. ポンドドルは、4時間足の終値が日足と週足のMAの束の上で確定し、次の4時間足もその上で引けるかを見る。
  5. 指標の発表直後はスプレッド(買値と売値の差)が広がりやすい。発表直後の1本で方向を決めず、確定した足で判断する。

どれにも当てはまらなければ、金曜の朝も見送りを続ける。水曜は地政学のニュースが出ても、ドル円の終値は帯の外へ出なかった。動かない日に入る理由を無理に探さないのも検証のうちだと思う。次の日誌も、4時間足の終値とMAの並びから書くつもりだ。