海外FXを始めたと思われている方に向けて、デモ口座について解説する記事です。
「取引を始めたいけれど不安…」「どのデモ口座を選べばよいのかわからない」などの悩みはありませんか?
海外FXに慣れるには便利なデモ口座ですが、活用するには使い方を知っておくことが欠かせません。
そこで今回の記事では、デモ口座のメリット・デメリットや注意点、開設におすすめの業者をご紹介します。
ご覧いただければ、デモ口座の活用方法や注意点についてより詳しくわかるはずです。
海外FXにおけるデモ口座とは?
海外FXの「デモ口座」はリスクなしで取引を体験できる便利なツールです。
デモ口座は実際の取引環境と同じで、練習の場として利用できます。
お金を入れることなく、体験取引での損失も心配ないため、安心して使用できます。
リアル口座との違い
海外FXで用意されているデモ口座とリアル口座の違いについてまとめてみました。
デモ口座 | リアル口座 | |
利用通貨 | 仮想通貨 | 実際の資産 |
入金の必要性 | なし | あり |
利用料 | 無料 | 有料 |
利益 | 受け取れない | 受け取れる |
損失 | 受けない | 受ける |
デモでは仮想通貨を使って無料で取引を体験でき、損失をこうむらない代わりに利益も得られません。
リアル口座は実際の通貨を使って有料にて取引を行い、損失をこうむることもありますが利益が得られます。
つまりデモ口座とリアル口座は、本質的に全く違うものです。
デモ口座を開設するメリット
それでは口座を開設するとどのように役に立つのでしょうか?
3つの観点から解説していきます。
メリット1:無料でトレードを練習できる
デモ口座を開設するメリットと言えば、何と言っても無料で取引の練習ができることです。
リアル口座で練習をすれば、損失が実際の資産に影響を与えてしまいます。
しかしデモでの練習であれば、どれだけ損失が出たとしても資産に影響があることはありません。
取引は仮想通貨にて行われるためです。
しかも利用料金は無料であり、好きなだけ練習できるでしょう。
デモ口座を開設すれば、疑似体験とは言え、無料で取引経験がつめるはずです。
メリット2:トレードの知識を吸収できる
メリットとして次にご紹介するのは、取引におけるさまざまな知識を吸収できることです。
インターネットや書籍から知識を得たとしても、実践に勝るものはありません。
情報を得たとしても、実際の取引ですぐさま活用できる方は少ないものです。
しかしデモにて練習をすれば、インターネットや書籍から得た知識を、疑似体験の取引の中でどのように活用すればよいかわかるでしょう。
実際と同じ環境で取引を行えるため、取引の知識を実体験として吸収するためにうってつけです。
メリット3:MT4などの取引ツールを利用できる
MT4などの取引ツールを利用できることもメリットのひとつです。
海外FXにおいてMT4や自動売買プログラム(EA)は便利なものとなります。
しかし実際の取引でいきなり利用しようとすると、ミスにより損失へとつながってしまうことがあるかもしれません。
あらかじめデモで取引ツールの使い方を練習しておけば、ミスを起こすことも少なくなるでしょう。
デモ口座を開設するデメリット
デモ口座の開設にはさまざまなメリットがありますが、反面、緊張感やリスクを体験できないデメリットがあります。
海外FXにおけるデモで利用されるのは仮想通貨であり、ご自身の資産ではありません。
どれほど実際の取引環境と近くても、「自分の資産がなくなるかもしれない」とのリスクや緊張感は味わえません。
実際の取引では、資産が失われるかもしれないリスクや緊張感と隣合わせとなります。
緊張感の中にいると冷静な判断ができなくなることもあり、デモでは本番のようなメンタル状態になることは難しいものです。
そのため取引を疑似体験できるとは言え、緊張感のある状況までは再現しきれないことがデメリットと言えます。
デモ口座を活用する際の注意点
海外FXでデモ口座を活用する際には、いくつかの注意点があります。
上手に利用するために、次にご紹介する4つの注意点について押さえておいてください。
注意点1:本番環境と条件が異なる
活用する上でまず知っておいていただきたいのが、本番環境とは条件が異なることです。
本当の取引と似た状況にて練習が行えると解説してきました。
しかし実際には、サーバーや利用者数などの条件が異なります。
レバレッジや入金総額が違うこともあるでしょう。
本番環境と条件が異なれば、実際の取引とは環境も違ってくるはずです。
サーバーの軽さは約定の速さに影響を与えますし、リアル口座の利用者数がより多い状況では約定力が低くなることもあります。
環境や条件についての違いについて考慮したうえで利用するようにしましょう。
注意点2:利用期限が定められている
デモ口座を利用する際には、利用期限が定められていることにも注意が必要です。
多くの海外FX業者では、下記のような条件で口座が使えなくなることがあります。
- 一定期間ログインがない
- 開設日から一定期間が経つなどの条件を迎える
「とりあえずデモ口座を開設してみよう」と開設してしまうと、充分に利用できないうちに使えなくなってしまうこともあるでしょう。
利用期限の条件は業者ごとに異なるので、開設する前に条件をよく確認し、ご自身の将来的な利用状況に合いそうな口座を開設しましょう。
注意点3:損切(撤退)ラインを決める
続いて注意するべきポイントは、損切ラインを決めておくことです。
取引の成功のためには、損切ラインを事前に決めることが重要です。
損切は「損失を含みながら撤退する」行動で、実際の取引では難しい決断となります。
デモ取引では資産への影響がないため、損切ラインを甘く設定しがちですが、実際の取引での不用意な損失を防ぐためには、しっかりとしたラインを設定し、それに従って撤退する練習が必要です。
損切りについては下記の記事で詳しく解説しているので、合わせてお読みください。
注意点4:本番を意識してトレードする
海外FXでデモ口座を利用する場合は、「本番である」と意識しながら取引をすることが重要です。
練習だと考えると、本番では行わないような取引もできるでしょう。
証拠金を大きくしすぎたり、レバレッジを高くしすぎたりして、本番で行わない取引を疑似体験しても、取引のスキルは身につきません。
本当にご自身の資産がかかっている取引だと思い込んで、利用することがスキルアップにつながります。
デモであっても本番であるとの気持ちを持って、緊張感のある取引を行いましょう。
デモ口座開設におすすめなのはXMTrading(XM)
海外FXを始める前にデモ口座を開設するなら「XMTrading(XM)」がおすすめです。
XMでは、リアル口座の機能のすべてをデモ口座で利用できます。
また取引の執行速度が同じであるため、取引者数やサーバーの性能にて実際の取引環境との違いが出ることはほとんどないでしょう。
最終ログインから60日が経つと口座は閉鎖されますが、有効期限はありません。
最大5個の口座を開設でき、長期的に練習を積みたい方に適しています。
XMのデモ口座活用方法については下記の記事をご参考ください。
海外FXを始めるならまずはデモ口座の開設から
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、海外FXにおけるデモ口座がご理解いただけたと思います。
デモ口座では本当の取引と似た環境で練習ができますが、損失も利益も生まれません。
そのため練習に最適ですが、取引スキルを向上させるには注意したいポイントがあることも事実です。
ぜひデモ口座を開設して、実際の取引のための練習の場としてください。