どうも、こんにちは!
みなさんはトレードをする時に損切りについてのルールを作っているでしょうか?
エントリーポイントを見つけるのと同様に損切りポイントを見つけることは、トレードで利益を得るために必須です。
しかし、トレード初心者の方の中には、
「損切りポイントってどうやって見つければいいの?」
このような悩みを抱えている方もいることでしょう。
そこで今回は損切りポイントの決め方について、初心者の方でもわかりやすく解説していきます!
よかったらぜひ参考にしてくださいね。
損切りは保険料
そもそもの心構えとして、損切りはマイナスなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
「損切りが少ない方が利益は大きくなるのでは?」
「FXで損切りをする時というのは多額のマイナスを抱えているイメージがある」
そんなイメージから損切りを嫌厭している方もいるのですが、これは大きな間違いです。
しっかりと利益をあげているトレーダーはエントリーする前から損切りポイントを決めています。
そのため、損失コントロールがちゃんとできているので、多額のマイナスを抱えることもないのです。
損失額のコントロールが利益につながる
たとえ負けトレードの回数が多いとしてても、損失額をコントロールできていれば最終的には利益の方が多くなります。
もちろんエントリー後、予想と逆にチャートが動いたとしても、損切りせずに含み損に耐え続ければいつかもどってきます。(それが1日後、1ヶ月後、はたまた1年後になるかはわかりませんが…)
ただしこれはあくまでも結果論です。
膨大な資金があれば別ですが、普通は強制ロスカットになって終了となります。
そもそも膨大な資金があればFXなんてやらないですよね。
トレードにおいてもっと重要なのは、損切りポイントという最初に支払う保険料を決めておくということなのです。
エントリー前に損切りポイントを決めておく
それでは、実際にエントリーする時にはどんなことを決めておけばいいのでしょうか?
エントリー前にすることとしては以下のことがあげられます。
- エントリーできそうなところを探す
- エントリー根拠を揃える
- 利益目標を決める
- 損切りポイントをきめる
- 損失許容額からロット数を決める
まずは、エントリーできそうなところを探していきます。
こちらについては、普段投稿しているトレード実践解説記事で具体的に詳しく説明しているので、参考にしていただければと思います。
次にエントリー根拠を揃えていきます。
エントリー根拠は自分が使っている手法によってさまざまかと思います。
あらかじめ最低でも2つ以上の売買シグナルを決めておくとトレードがスムーズにいくかと思います。
次に損切りポイントを決めていきます。
こちらもエントリー根拠と同様にあらかじめ最低でも2つ以上の売買シグナルを決めておくといいでしょう。
そして最後に損失許容額からロット数を決めていきます。
損失許容額の決め方
損失許容額は一般的には自己資金の2%が目安とされています。
もちろん他の数値でも問題ありませんが、10%と以上はかなりハイリスクだと考えておいた方がいいでしょう。
目安としては以下のような感じですね。
- 1%未満:かなり慎重にトレードを始めたい方におすすめ
- 2~4%程度:スタンダードな基準で始めたい方におすすめ
- 5~8%程度:多少リスクを取ってでも資金を増やしたい方におすすめ
ちなみに取引通貨量は以下の計算式で割り出すことができます。
- 「取引通貨量=許容損失額÷エントリーポイントから損切りポイントまでのpip数×100」
こちらも普段投稿しているトレード実践解説記事で具体的に詳しく説明しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
トレードスタイルごとの損切り幅pipsの目安
損切りポイントを決めろと言われても、FX初心者の方には少し難しいかもしれません。
ですので、トレードスタイルごとの損切り幅pipsの目安をご紹介します。
トレードスタイル | 利確目標 | 損切り目安 |
スキャルピング
数秒〜数分でポジション決済するトレーダー |
10〜20pips | 5〜10pips |
デイトレーダー
数時間〜1日でポジション決済するトレーダー |
30〜100pips | 15〜50pips |
スイングトレーダー
数日〜数ヶ月でポジション決済するトレーダー |
100pips〜 | 50pips〜 |
基本的には取引期間が長くなれば損切り幅も広がっていきます。
自分の資金量や取引数量などを調整してトレード戦略を練ってくださいね。
損切りポイントを決める時の注意点
最後に、損切りポイントを決める時の注意点について見ておきましょう!
損切りポイントを決める時の注意点は以下の通りです。
- 損切りポイントは「エントリー根拠が崩れるポイント」が基本
- 利益:損失=2:1が最低条件!
それぞれ詳しく解説していきます。
損切りポイントは「エントリー根拠が崩れるポイント」が基本
「エントリーポイントは見つけられるようになったけど損切りポイントが見つけられない」
このように思っている方もいることでしょう。
損切りポイントは基本的には「エントリー根拠が崩れるポイント」です。
エントリーポイントの根拠がしっかりしていれば自ずと損切りポイントも見つかります。
利益:損失=2:1が最低条件!
次に損切りポイントの幅に注意しておきましょう。
トレードの大原則は「損小利大」です。
いくら根拠がしっかりしたエントリーポイント、損切りポイントを見つけても「損大利小」では期待値が低くなってしまいます。
利益:損失の比率が2:1となることが最低条件だということを肝に銘じておきましょう。
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XMのデモ口座に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、合わせてお読みください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は損切りポイントの決め方について、初心者の方でもわかりやすく解説していきました。
損切りができることは、エントリーポイントを見つけることと同じくらい重要です。
普段投稿しているトレード実践解説記事で具体的に詳しく説明しているので、よかったら参考にしてくださいね。