「XMはスプレッドが広くて勝てない」
こんな噂を耳にしたことはないでしょうか?
数多くある海外FXの中でも、特に日本人人気の高いXMでは多くの口コミがインターネット上に存在します。
そんな口コミの中でも目立つのが「XMはスプレッドが広くて勝てない」というものです。
果たして、この噂は本当なのでしょうか?
今回は、「XMはスプレッドが広くて勝てない」という口コミについて徹底検証していこうと思います!
XMで勝てない主な原因は?
でも、XMが原因ではないのなら、なぜ勝てないのでしょうか?
勝てない人に共通する原因はあるのでしょうか?
- コスト管理ができていない
- 利確が早く、損切りが遅い
- 適正なレバレッジで取引できていない
- ポジポジ病にかかっている
コスト管理ができていない
XMで勝てない主な原因1つ目は、コスト管理ができていないということです。
FXでは、取引手数料が無料となっていることが多いのですが、実質の手数料としてスプレッドがかかります。
FXの実質コストと言われる「スプレッド」とはFX取引をする際の買値と売値の差のことを指します。
実質コストと言われる通り、スプレッドが狭ければ狭いほどコストは安くなるのでお得にトレードができます。
特にスキャルピングやデイトレードなどを主なトレードスタイルにしており、月に何十回、何百回とトレードを繰り返す人にはスプレッドの差が顕著に現れるでしょう。
さまざまなコストを考慮した上でトレードができないと、利益がなかなか伸びずに、結果勝てなくなってしまいます。
トレードを始めるなら、まずコスト管理ができるようになりましょう。
利確が早く、損切りが遅い
XMで勝てない主な原因2つ目は、利確が早く、損切りが遅いということです。
FXではどんなに優れたトレーダーといえども、100%勝つということは不可能です。
そのため、損切りをしっかりとできるようになるということがトレードで勝つ大前提となります。
FXで損切りをする時というのは多額のマイナスを抱えているイメージがありますし…
しっかりと利益をあげているトレーダーは、エントリーする前から損切りポイントを決めている。
損切りによる損失コントロールがちゃんとできているから、多額のマイナスを抱えることもない。
損切りポイントという最初に支払う保険料を決めておくことでコスト管理もしやすくなるぞ。
損切りについては以前、別の記事で解説しているから、そちらをよく読むように。
また、損切りができても利確が早すぎると利益が思ったように伸びません。
損切りポイントを決めたら、利確と損切は2:1の割合を目安にトレード判断を行なっていきましょう!
適正なレバレッジで取引できていない
XMで勝てない主な原因3つ目は、適正なレバレッジで取引できていないということです。
XMでは最近、最大888倍だったFX通貨ペアとゴールドのレバレッジを、888倍から1,000倍へ引き上げがされました。
最大レバレッジが引き上げられたということは、1回のトレードあたりの必要証拠金が少なくなったということです。
証拠金が少なく済むことで、より少額で大きな利益を狙えるようになりました。
しかし、レバレッジが大きくなればそれだけ損失が膨らむスピードが早くなることになります。
それでは、どうやって適正レバレッジを見つければいいのでしょうか?
損失が怖いなら、自己資金の1%に損失額が収まるようにレバレッジを設定するのがいいだろう。
なれてきたら徐々にレバレッジを上げていき、資金効率よく利益を増やしていくとうまくいくはずだ。
ポジポジ病にかかっている
XMで勝てない主な原因4つ目は、ポジポジ病にかかっているということです。
ポジポジ病とは、FXや株式投資などで、常にポジションを持っていないと落ち着ず、無闇矢鱈にポジションを持ってしまう心理状態のことを指します。
特にトレード初心者に起こりがちな現象で、チャートの値動きを見ているとどんな状況でもチャンスに感じてしまうためポジションを余分に持ってしまうのです。
ポジポジ病になっていることに気づかずにそのままトレードを続けていると遅かれ早かれ資金がなくなってしまい、FXの世界から退場する確率が高いです。
でも、ポジポジ病になっていることを自覚した後、どう対処すればいいのですか?
- 取引ルールを明確にする
- 長期的な視点でトレード判断をする
- 四六時中チャートをみるのではなく予約注文を活用してトレードから離れる
- 現在チャートだけでなく過去のトレードの記録をみて検証を行う
いずれにせよ、ポジポジ病になったままトレードを続けるのは絶対にしてはいけないということを肝に銘じておくように
実はXMのスプレッドの広さが勝てない原因ではない
ただし、スプレッドの値だけを見ればの話だ。
XMの実質スプレッドはXMPによって大きく下がる
XMのスタンダード口座と他社のスタンダード口座の平均スプレッドを比較すると以下のようになります。
通貨ペア | XM | AXIORY | Taitan FX | HOTFOREX |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips | 1.4pips | 1.33pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 2.3pips | 1.5pips | 1.74pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 3.6pips | 1.6pips | 2.45pips | 3.0pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.2pips | 1.2Pips | 1.2pips |
スプレッドが狭いと評判の会社と比較しているので、確かに数値に差が出ていますね。
しかし、XMでは独自のロイヤリティープログラム「XMP」というものがあります。
XMPというのは取引するたびに貰えるキャッシュバックポイントのようなものです。
内容を簡潔に説明すると以下の通りです。
- 1ロットあたり10~20XMPが貰える
- XMP÷3=キャッシュバック額(単位はドル)
- 金額に直すと3.3ドル~6.6ドルが貰えることになる
XMPを活用すれば、1ロットの取引ごとに、日本円にするとだいたい400円~700円ほどがキャッシュバックされるわけですが、この400円~700円という金額をスプレッドの数値に換算すると「0.4pips~0.7pips」となります。
つまり、XMPを利用することで「実質的な取引コストが下がる」ことになるのです。
先ほどの比較表をXMP込みのスプレッドに直して見てみましょう。
通貨ペア | XM | AXIORY | Taitan FX | HOTFOREX |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 0.9pips | 1.4pips | 1.33pips | 1.7pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 1.5pips | 1.74pips | 1.7pips |
GBP/JPY | 2.9pips | 1.6pips | 2.45pips | 3.0pips |
EUR/USD | 1.0pips | 1.2pips | 1.2Pips | 1.2pips |
比較表を見てもわかるように、スプレッドの差がほとんどなくなっています。
XMのスプレッドが広いといっている方は、XMPをうまく使えていないというわけです。
「KIWAMI極口座」によってスプレッドの広さが解消された
XMではこれまで、「スタンダード口座」「マイクロ口座」「ゼロ口座」の3種類の口座タイプが提供されていました。
そこに新たな口座タイプとして、「KIWAMI極口座」が新たな口座タイプとして追加されています。
KIWAMI極口座は、「スプレッドの広さを解消して欲しい」など今までユーザーから多く寄せられていた要望を反映させ、大幅に改善されたスペックの口座となっています。
- 最小0.6pips~の極小スプレッドを取引手数料無料で提供
- 全127種類以上におよぶ豊富な取引銘柄を提供
- 最大1,000倍のレバレッジで取引することが可能
- 一部のFX通貨のスワップポイントが0に
そもそもFXで勝てない取引環境とは?
ここまで読んでくださった方は、FXで勝てるか勝てないかは、トレードする人の力量で決まるということを理解してくださったかと思います。
ただし、あまりにも酷い環境では自分の力量が発揮できないので、一定の取引環境を用意しておくのが大前提です。
- 金融ライセンス未所持で運営実態が不透明な信頼性の低い業者
- 約定力が低すぎる業者
- 不正操作の可能性がある業者
- ゼロカットがなく追証が発生する業者
金融ライセンス未所持で運営実態が不透明な信頼性の低い業者
FXで勝てない取引環境1つ目は、金融ライセンス未所持で運営実態が不透明な信頼性の低い業者です。
最近では、海外FXでも金融ライセンス未所持の会社はほとんどなくなりつつあります。
その対策として、日本人向けサービスを提供する運営会社を新たに作って、オフショアライセンスを取得している
「オフショア」とは、非居住者に対する「租税環境の優遇国あるいは優遇地域」を意味します。
両者とも国外の投資家や企業などであるオフショア市場だと、国や地域によっては金融規制や税制の面において合法的に優遇措置を受けられることがあります。
代表的な場所は香港、シンガポール、マカオのほか、イギリス領ケイマン諸島、バージン諸島といったカリブ海の島国や、ルクセンブルク、モナコ、アメリカ東部のデラウェア州などが挙げられます。
ただ、心配な人は、母体となる会社やグループ会社でFCA(イギリス金融行動監視機構)やCySEC(キプロス証券取引委員会)といった信頼性の高い金融ライセンスを保有しているかどうかにも注目するといいだろう
約定力が低すぎる業者
FXで勝てない取引環境2つ目は、約定力が低すぎる業者です。
約定力とは、注文した価格で取引を成立させる力のことです。
約定力と似た単語として約定率があります。
約定率は約定できた確率のことで、約定力・約定率は共にFX会社のシステムの処理能力やカバー先金融機関の数などで決まります。
約定力が低すぎると、思ったように注文が通らないため、場合によっては損失を出してしまうことも考えられます。
小さな損失だといっても、それが積み重なっていくと次第に損失額は膨らんでいきます。
特に、数pipsの値幅を狙ってトレードを繰り返すスキャルピングでは約定力がかなり重要となります。
できる限り約定力の高い会社を使って取引するようにしましょう!
不正操作の可能性がある業者
FXで勝てない取引環境3つ目は、不正操作の可能性がある業者です。
そもそも、FX会社では「DD方式」と「NDD方式」という2種類の注文方式が存在します。
「DD方式」と「NDD方式」の違いを簡単にいうと、取引をする時に仲介としてFX会社のディーラーが仲介するかどうかが違います。
DD方式ではディーラーが仲介して注文が約定されるのですが、そのディーラーが実際に何をしているのかをトレーダー側が知ることができないのです。
また、DD方式を採用している会社はトレーダーの損失が会社の利益となるため、トレーダーがまければ得をするという仕組みになっています。
もちろん、DD方式を採用している会社の全てが不正操作をしているというわけではありませんが、心配な方はNDD方式の会社を選ぶようにしましょう。
ゼロカットがなく追証が発生する業者
FXで勝てない取引環境4つ目は、ゼロカットがなく追証が発生する業者です。
ゼロカットとは、トレーダーの口座残高がマイナスになったときに、そのマイナス分の金額をゼロに戻す措置のことを指します。
ゼロカットがない場合、マイナスになった分の金額は「追証(追加保証金)」という形であとから支払うことになります。
ハイレバレッジ取引ができる海外FXでは損失が膨らむスピードも早いから、ゼロカットがないと恐ろしいことになるぞ。
海外FXでは基本的にゼロカットを採用していますが、稀にゼロカットがない会社もあるので、事前に確認するようにしましょう。
XMは信頼性が高く取引環境は申し分ない
- セーシェル共和国の金融ライセンス保有済み
- NDD方式で透明性の高い取引環境を提供
- 追証なしのゼロカットシステムを採用
- 約定力は業界トップ水準
XMの日本向けのサービスを運営している「Tradexfin Limited」はセーシェル共和国の金融ライセンスを取得しています。
グループ会社でも複数のライセンスを持っていることから、XMの信頼性はかなり高いといえるでしょう。
もちろん、追証なしのゼロカットシステムを採用しているから、ハイレバレッジ取引も安心して行えるぞ
XMで勝てるようになるには?
- メジャー通貨で取引をする
- 損小利大を狙って取引をする
- デモ口座で取引戦略を試してからリアルトレードをする
- 小さなレバレッジで取引をしてみる
- ポジションを無闇矢鱈に持たない
- XMポイントを利用する
メジャー通貨で取引をする
XMで勝てるようになるために意識するポイント1つ目は、メジャー通貨で取引をするということです。
メジャー通貨は取引量も多く、マイナー通貨に比べると急な価格変動が起きにくい特徴を持ちます。
XMで勝てないという方は、メジャー通貨に絞って取引してみるのがいいでしょう。
損小利大を狙って取引をする
XMで勝てるようになるために意識するポイント2つ目は、損小利大を狙って取引をするということです。
先述しましたが、損切りが遅く、利確が早くなってしまったら利益は一向に増えません。
トレードの判断基準をしっかりと決めておけば、無駄なポジションを持たずに済むので、それだけでも無駄な損失を減らせることでしょう。
デモ口座で取引戦略を試してからリアルトレードをする
XMで勝てるようになるために意識するポイント3つ目は、デモ口座で取引戦略を試してからリアルトレードをするということです。
XMではデモ口座を開設し、本番さながらの条件でデモトレードを行うことができます。
リアルトレードでどうしても勝てないという方は、デモトレードで徹底的に実力を鍛えてみましょう。
小さなレバレッジで取引をしてみる
XMで勝てるようになるために意識するポイント4つ目は、小さなレバレッジで取引をしてみるということです。
時々、トレード戦略自体は悪くないが、レバレッジが大きすぎて扱いきれていないという方がいます。
デモトレードではうまくいっているがリアルトレードのなるとうまくいかないのであれば、一度レバレッジを下げて取引してみるのがいいでしょう。
ポジションを無闇矢鱈に持たない
XMで勝てるようになるために意識するポイント5つ目は、ポジションを無闇矢鱈に持たないということです。
先ほどポジポジ病の話をしましたが、ポジポジ病になると継続的に勝つことは絶対にできません。
ポジションを無闇矢鱈に持たないようにトレードの判断基準をしっかりと決めるなど、対策をした上でトレードするようにしましょう。
XMポイントを利用する
XMで勝てるようになるために意識するポイント6つ目は、XMポイントを利用するということです。
XMのスプレッドは業界最狭水準とまではいきません。
ただし、XMポイントを使うことで、実質スプレッドをかなり下げることができます。
XMで継続的に取引をするなら、必ずXMポイントを利用するようにしましょう。
「XMで勝てない」についてのよくあるQ&A
XMで勝てないのはスプレッドが原因なの?
XMで勝てないのはスプレッドが原因ではありません。
XMポイントを使えば実質スプレッドをかなり抑えて取引することができます。
XMでスプレッドが広がる時間帯は?
XMは変動制スプレッドなので時間帯によってスプレッド幅が変化します。
スプレッドは流動性が低くなると広がる傾向にあります。
例えば、日本時間6~7時(冬時間7~8時)付近はNY市場やロンドン市場が開いていない時間帯なのでスプレッドが広がる時間帯です。
XMでスプレッドが狭い通貨は?
メジャー通貨は流動性が高くスプレッドが狭いです。
一方、マイナー通貨はスプレッドが広いので注意しましょう。
XMのスプレッドはスキャルピングに適してない?
「KIWAMI極口座」のスプレッドがかなり狭いのでスキャルピングに適した口座タイプです。
約定力も高いのでスキャルピングに適した取引環境といえるでしょう。
XMで勝てないわけじゃない!実力をつけよう!
いかがだったでしょうか?
今回は、「XMはスプレッドが広くて勝てない」という口コミについて徹底検証していきました。
XMはXMポイントを使えば実質スプレッドが抑えられるため、スプレッドのせいで勝てないことはありません。
KIWAMI極口座も新たに提供され、ますます取引環境はよくなっています。
この機会にぜひXMで取引を始めてみてくださいね!