「XMでは最大1,000倍のレバレッジがかけられるらしいけど、約定力はどうなのだろうか?」
「ハイレバレッジ取引をしている時にスリッページにあいたくない」
この記事を読んでいる方はこのような悩みをお持ちのことでしょう。
そこで今回は「XMの約定力は本当に高いのか?」ということを徹底調査しました!
XMでスリッページを起こさないための対策なども解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
XMの約定力は高いの?
海外FX会社を使うにあたって、気になるのが約定力の高さです。
【そもそも約定力とは?】
約定力をわかりやすく言うと「きちんと取引を成立させられる」力のことです。
「約定力が高い」といわれているブローカーではきちんと注文が成立します。
また、約定価格のズレや約定拒否による不成立がないため、ストレスが溜まることなく安心してFXに取り組めます。
果たして、XMの約定力は高いのでしょうか?
全注文の99.35%が1秒以内に約定される
XMでは、全注文の99.35%が1秒以内に約定されます。
以下の表は、XMと約定力に定評のある他海外FX会社との約定スピードを比較したものになります。
業者名 | 約定スピード |
---|---|
XMTrading | 0.336秒 |
GEMFOREX | 非公開 |
AXIORY | 0.302秒 |
TitanFX | 0.338秒 |
これを見ると、XMの約定スピードは業界トップ水準と比べても遜色ないことがわかりますね。
XMで取引をする時に約定スピードが遅いと感じることはほとんどないでしょう。
100%の注文執行率
XMでは100%の注文執行率を誇ることでも高評価を得ています。
以下の表は、以下の表は、XMと約定力に定評のある他海外FX会社との執行率・約定率を比較したものになります。
業者名 | 執行率 | 約定率 |
---|---|---|
XMTrading | 100.00% | 99.35% |
GEMFOREX | 100.00% | 99.79% |
AXIORY | 99.84% | 99.84% |
TitanFX | 99.70% | 99.70% |
XMは執行率・約定率に関しても業界トップ水準と比べても遜色ないことがわかりますね。
それに加えてXMでは、約定拒否、リクオートなしの注文方針を採用しています。
少なくとも、XMで取引をする時に注文が通らないということはまずあり得ないでしょう。
約定率・約定力・スリッページの関係
約定力と似た単語として「約定率」「スリッページ」という単語があります。
次に、約定率・約定力・スリッページの関係について確認してきましょう!
約定率と約定力の関係
FX取引でオーダーする銘柄(通貨ペア)を決定し、オーダー(注文)を行います。
「オーダーするとすぐに約定される」と思っている人もいますがが、実はすぐ約定されるというわけではないんだ。
実際は、オーダーを実行したと同時に約定されて反応が戻ってくる(オーダーが成立する)までに、若干のタイムラグがあります。
注文してから約定されるまでのタイムラグの時間を一定の期間(秒)で区切り、オーダーが約定された割合を表した値が約定率といいます。
つまり、「タイムラグ(○○秒)以内に、何パーセントのオーダーが実行されたか = 約定率」というわけです。
約定率の低さから損失が出る可能性もある
約定率が低いと本来狙っていた値段で注文が通らず、損失を出してしまう恐れがあります。
例えば、トレーダーが保有ポジションを100.00円で決済した(売り注文を入れた)と仮定します。
約定率が高くそのままオーダーが成立すれば問題ありませんが、約定にタイムラグが生じて99.90円で約定された場合損失が発生します。
約定率が高い方ければ余計ない損失を防ぐことが可能となります。
約定とスリッページの関係
それでは、「スリッページ」とはどういった意味なのでしょうか?
スリッページとは以下のような意味になります。
【スリッページとは?】
相場が急変した場合や値動きが大きい相場では、注文した価格と実際に約定した価格とで差が生じます。
この価格のかい離をスリッページといいます。
約定力の低いFXブローカーの場合、オーダー時の価格(指数)と約定価格にかい離が生じやすいです。
そのため、思い通りにトレードすることができないというわけです。
約定力の高いXMでスリッページが起こる原因
約定力の高いXMでも完全にスリッページを防ぐことはできません。
そのため、スリッページが起こる原因を知り、対策を講じておく必要があります。
約定力の高いXMでスリッページが起こる原因は以下の通りです。
- インターネット回線に問題がある
- 早朝などの流動性が低い時間帯に取引している
- 経済指標発表前後の相場が荒れているときに取引している
それぞれ詳しくみていきましょう!
インターネット回線に問題がある
約定力の高いXMでスリッページが起こる原因1つ目は、インターネット回線に問題があるということです。
自宅のインターネット回線の速度や、FXブローカーのデータセンターの物理的な問題が生じた時にはスリッページが起こることもあります。
こういったケースでスリッページが起こらないために、まずは自宅のインターネット回線の速度を調べておきましょう。
あまりにも回線速度が遅いと取引に影響してくるからネット回線を変えるのがおすすめ
FXブローカーのデータセンターの物理的な問題が生じた時にはどうしようもありません。
めったに起こることではありませんが、問題が生じたらXMから通知がくるから解決するまで取引を控えましょう。
早朝などの流動性が低い時間帯に取引している
約定力の高いXMでスリッページが起こる原因2つ目は、早朝などの流動性が低い時間帯に取引しているということです。
FXで通貨を売り買いするには相手が必要なのですが、流動性が低いと注文相手が少なくなります。
流動性が低く、取引したのに注文相手がいないと探すのに時間がかかってスリッページが起こるというわけです。
スリッページを避けたいのであれば、早朝などの流動性が低い時間帯での取引や、流動性の低いマイナー通貨での取引はあまりしないようにしましょう。
経済指標発表前後の相場が荒れているときに取引している
約定力の高いXMでスリッページが起こる原因3つ目は、経済指標発表前後の相場が荒れているときに取引しているということです。
経済指標発表前後は相場が荒れていて、レートが急変動しやすい環境となっています。
そのため、コンマ数秒の間でもレートが大きく開きスリッページが生じるというわけです。
XMではNDD方式を使っているからディーラーによって故意に起こされたスリッページはありません。
ただし、絶対にスリッページが起こらないというわけでもないので、注意しておきましょう。
XMでスリッページを起こさないためには?
それでは、XMでスリッページを起こさないためにはそのような対策をすればいいのでしょうか?
XMでスリッページを起こさないための対策として考えられるのは以下の3つです。
- イしっかりとしたインターネット回線を使う
- VPSを使う
- スリッページが起きやすい時間帯を避けて取引する
しっかりとしたインターネット回線を使う
XMでスリッページを起こさないための対策1つ目は、しっかりとしたインターネット回線を使うということです。
FXをやるならインターネット回線が特に重要です。
これからFXをやろうと思っている人はインターネット回線を確かめてからFXを始めるようにしましょう!
VPSを使う
XMでスリッページを起こさないための対策2つ目は、VPSを使うということです。
インターネット回線を変更してもあまり改善されないという場合は「VPS」を使うといいでしょう。
【VPSとは?】
VPSとは、バーチャルプライベートサーバー(Virtual Private Server)の頭文字をとった名称です。
一台の物理サーバー上に仮想化技術を用いた仮想サーバーを複数構築したものです。
利用者は、それぞれのVPSを専用サーバーのように利用することができます。
XMでは以下の条件を満たすことでVPSを無料で使えるようになります。
- 1000ドル(約14万円)を口座に残っている
- 1ヶ月に5ロット(50万通貨)以上の取引
口座単位では無くユーザー単位のため、全部の口座合計で条件を満たせばOKです。
条件を満たせない場合は毎月28ドル(約3,000円)の使用料がかかりますが、自分のPCの動作が重たい人はVPSを利用してみるといいでしょう。
スリッページが起きやすい時間帯を避けて取引する
XMでスリッページを起こさないための対策3つ目は、スリッページが起きやすい時間帯を避けて取引するということです。
具体的には世界3大市場と言われている「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」が開いている時間がおすすめの時間です。
大きな市場が空いている時間には流動性が高くなり、スリッページを回避しやすくなります。
FXと取引時間については以前別の記事で解説しているので、そちらを参考にしてください!
約定力のXMでは快適にトレードできる!
いかがだったでしょうか?
今回は、今回は「XMの約定力は本当に高いのか?」ということの調査や、XMでスリッページを起こさないための対策などについて解説していきました。
XMの約定力は業界トップ水準で、XM側の問題でスリッページが生じるということはほとんどありません。
しかし、インターネット回線が遅かったり、流動性の低さによってスリッページが起こることもあります。
しっかりと対策をしておけば快適にトレードできるので、今回の記事を参考にして、XMでトレードを続けていきましょう!