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海外FXを始めたいと思われている方に向けて、ミラートレードについてご紹介します。
海外FXの情報を集めていると目にする「ミラートレード」。
違法なのか合法なのか、どの業者を選べば良いのかなどさまざまな疑問があるはずです。
そこで今回の記事では、海外FXで利用できるミラートレードについて、メリットやデメリット、違法性、業者の選び方について解説します。
ミラートレードで利益を得るためのヒントがたくさん見つかるはずですので、ぜひ参考にしてくださいね。
ミラートレードとは?
海外FXのミラートレードとは、他のトレーダーの戦略をそのまま利用して自動売買を行うことです。
ミラー(鏡)に映したようにそのままトレードを行うという意味でミラートレードといいます。
そもそも儲かる?
ミラートレードが儲かるかどうかは、下記2つの要素で決まります。
- ストラテジー
- 運用タイミング
収益性の高いストラテジーを利用すれば儲かる可能性が高いでしょう。
また相場が安定しているときのほうが成功しやすいです。
合法か違法か
ミラートレードは合法です。
日本であれば金融庁がFXを管理しているので、登録をしなければ違法になります。
しかし海外FXで金融庁の規約は適用されないため、合法の手法として実践可能です。
ミラートレードのメリット
それではミラートレードにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット1:初心者でも稼げる可能性がある
ミラートレードは海外FX初心者の方でも稼げる可能性があります。
経験豊富なトレーダーの取引をコピーできるため、安全性が高い取引方法です。
メリット2:取引に集中する必要がない
取引に集中する必要がないこともメリットもひとつです。
自動売買システムなので、仕事中や眠っている間でもストラテジーが稼働して自動的に取引が行われます。
ミラートレードのデメリット
続いてはミラートレードのデメリットをご紹介します。
デメリット1:ストラテジー選びが難しい
ミラートレードを始めるための、ストラテジー選びが難しいことがデメリットと言えます。
選び方を間違えると損失が出ることもあり、定期的な見直しも必要です。
デメリット2:コストがかかることがある
海外FX業者によっては、ミラートレードにコストがかかることがあります。
収益が出たとしてもコストを支払わなければならないため、収入が減ってしまうこともあるでしょう。
ミラートレードを利用する際の注意点
ミラートレードを利用する際には、次の3つのポイントに注意してください。
注意点1:外部要因の影響を受けやすい
まずミラートレードは要人の発言、政策の発表などの外部要因の影響を受けやすいことに注意しましょう。
想定していなかった外部要因で相場が急変動した場合、対応しきれないことがあります。
自動売買ではあるものの、外部要因の影響がありそうな場合は取引に注意が必要です。
注意点2:勝率と利益は必ずしも比例しない
勝率と利益は必ず比例するものではないことにも注意が必要です。
たとえば勝率99%であっても、残りの1%の負けで損失の方が大きくなることもありえます。
しかしストラテジーは勝率ではかられることが多いものです。
ストラテジー選びで勝率を重視しすぎると、思うように利益が上がらないことがあるかもしれません。
注意点3:ヒューマンエラーのリスクもある
最後の注意点は、ヒューマンエラーのリスクがあることです。
FX取引に慣れている有名なトレーダーであっても、ミスをすることはあります。
ミラートレードは人が行うことをコピーするため、エラーが起こるリスクもあることを常に意識してください。
完全自動売買「ミラートレード」と「自動売買システム(EA)」の違い
完全自動売買システムであるミラートレードと、自動売買システム(EA)は似ているようですが決定的な違いがあります。
違い1:ツールの違い
ミラートレードと自動売買システム(EA)では、使えるツールが違います。
- ミラートレードではソフトではなく、インターネット上で取引を実施する
- 自動売買システム(EA)はパソコンにインストールしたソフトで取引を行う
違いとして最もわかりやすいのが、上記のツールの違いです。
どちらが優れているというわけではなく、自分が求めるトレードスタイルによっておすすめは変わります。
自動売買については下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければご参照ください。
違い2:使い方の違い
ツールが違うことから、使い方にも違いが現れます。
ミラートレードはインターネット上での取引となるため、ワンクリックで取引を開始できる手軽さがあります。
対して自動売買システム(EA)はソフトの設定などが必要ですが、カスタマイズ性が高いことが魅力です。
手軽ですぐに始められる取引方法と、じっくりと自分にあったプログラムで行う取引方法の違いと言えます。
ミラートレードの提供形態には2種類ある
ミラートレードは「MT4」と「MT5」の2種類で提供されています。
MT4 | MT5 | |
提供 | メタクオーツ・ソフトウェア社 | |
特徴 | ・ツールとして世界基準
・テクニカル分析が豊富 ・自動取引可能 ・インジケーターのカスタマイズが可能 ・FX取引にのみ特化 |
・動作スピードが速い
・経済カレンダー表示 ・ミニチャート表示機能搭載 ・インジケーターの自作が可能 ・取引所の接続で多様な銘柄が取引可能 |
仕組み | エキスパートアドバイザー(EA)による自動売買 | MainTradeサーバ・Historyサーバ・Accessサーバの連携により稼働 |
費用 | 無料(一部有料) | |
手数料 | 無料 |
MT5はMT4の後継ですが、現在でもMT4の方が高い人気を誇ります。
MT5は動作スピードが早く軽快に動きますが、カスタムインジケーターの数が少なく、専用プログラムであるEAの数が少ないためです。
MT4・MT5両方を使えるブローカーとしてXMが挙げられます。
XMの取引プラットフォームについては下記の記事で解説しているので、併せてお読みください。
優秀なミラートレードの選び方
それでは優秀なミラートレードを選ぶための方法について、5つのポイントから解説します。
選び方1:投資収益があるか
まずは投資収益があるかどうかを確認してください。
投資収益のあるミラートレードは、損益のグラフが大きく右肩上がりになっています。
ストラテジーの公開情報なども比較して、より投資収益が高いものを選びましょう。
選び方2:PF(プロフィットファクター)が最低でも1.3以上か
ストラテジーの公開情報で注文するべきは、PF(プロフィットファクター)が最低でも1.3以上あるかどうかです。
PF(プロフィットファクター)が1.0以下となると、利益よりも損失が上回ることになります。
最低でも1.3以上あると安心です。
選び方3:最大ドローダウン(資産の下落率)が小さいか
過去の最大ドローダウンが小さいものを選ぶことも大切です。
最大ドローダウンは最大損失を意味するので、できるだけ小さいミラートレードを選んでください。
選び方4:バックテストの損益グラフは穏やかな上向きか
次にバックテストの損益グラフが、穏やかな上向きであるか確認します。
フォワードテストでも同じように確認できるとベストです。
穏やかな上向きであれば、安定した利益が得られる可能性が高いでしょう。
選び方5:総取引回数が年2000回以上あるか
最後にストラテジーの総取引回数が、年に2,000回以上あることをチェックしてください。
取引回数が少ないストラテジーでは成績における信憑性が低くなるため、取引回数が多い成績を信頼することが大切です。
ミラートレードを扱っているFX会社
ミラートレードを扱っている海外FX会社の利用条件についてまとめました。
最小注文数量 | 最低証拠金 | 利用料 | |
GEMFOREX | 1,000通貨
(0.01ロット) |
約130円 | 無料 |
XM | 1,000通貨
(0.01ロット) |
約130円 | 月30~50ドル |
Forexland | 1,000通貨
(0.01ロット) |
0.2% | 無料 |
海外FX初心者の方はミラートレードがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで海外FXにおけるミラートレードについてご理解いただけたと思います。
ミラートレードにはデメリットや注意点もあります。
しかし海外FX初心者の方にとっては、慣れたトレーダーの取引をコピーし、自動売買できることは魅力ではないでしょうか。
海外FX初心者の方にはミラートレードがおすすめです。
今回の記事でご紹介した選び方の5つのポイントを意識しながら、稼げるミラートレードを選んでくださいね。
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