XM FX

海外FXで利益を追求していくためには、手数料を抑えることが欠かせません。ですが、そもそもFXの手数料についてよくわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで、手数料について知りたい方や手数料を抑える方法に興味がある方のため、海外FXでおさえておくべき手数料の種類や、取引コストを抑えるためのポイントなどについて解説します。この記事を読むことによって手数料の概要や人気海外FX業者の手数料・スプレッドがわかるので、参考にしてみてください。

海外FXにかかる手数料の種類とは?

海外FXで取引を行う場合にかかる手数料として挙げられるのが、入金手数料、出金手数料、スプレッド、取引手数料です。それぞれどういったものなのかについて解説します。

手数料①入金手数料

入金手数料とは、取引をする際に必要な資金を口座に入金する際に発生する手数料のことです。
どの方法で入金するのかによっていくらの手数料がかかるのかが変わります。例えば、多くの海外FX業者では、クレジットカードで行う入金の場合、手数料は無料です。
できるだけ手数料を抑えたいと考えているのであれば、クレジットカードについて検討してみると良いでしょう。

なお、クレジットカードでの入金は24時間いつでも対応しているのも特徴です。入金した資金はすぐに口座に反映されますが、出金時は入金した分しか出金できません。

続いて銀行振り込みについてです。国内銀行送金の場合は無料で対応してくれるFX業者もあり、かかっても数百円程度の手数料で済むケースが多いです。国内銀行送金は、FX業者が国内の銀行口座を所有している場合にしか選択できません。
一般的な国内銀行間での取引と同じように入金できるのが魅力です。

一方で、海外銀行送金では数千円程度の手数料がかかります。これは、海外銀行送金の場合、中継銀行を通す形で入金をするからです。また、入金が反映されるのに時間がかかる点にも注意しましょう。

それから、オンラインウォレットを用いた方法もあります。オンラインウォレットとは、インターネット上で資金の管理が可能な財布のことです。
代表的なオンラインウォレットとして挙げられるのが「bitwallet(ビットウォレット)」「STICPAY(スティックペイ)」「BXONE(ビーエックスワン)」などです。

オンラインウォレットで出入金を行う場合、先に銀行送金やクレジットカードなどを利用し、オンラインウォレットに入金を済ませておきます。その上でFX口座に送金をする形です。
オンラインウォレットは、入金手数料が安い特徴を持っています。利用するサービスによっては手数料無料キャンペーンも開催されているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

また、国内銀行送金に対応していないような海外FX口座に対しても、オンラインウォレットを通して入金が可能です。
一方で、クレジットカードなどを利用する場合、入金手数料がかかることがあります。入金額に応じて入金手数料が変わる形だと高額を入金した場合に手数料が大きくなってしまうため、注意が必要です。

手数料②出金手数料

海外FXで取引を行い、利益が出た場合にそれを引き出すのにかかるのが出金手数料です。

前述したように、クレジットカードで入金を行った場合、入金額以上に出金はできません。そのため、クレジットカードで入金した資金で入金額以上の利益が出せた場合、その他の方法で出金する必要が出てきます。
なお、クレジットカードで対応できる範囲のみ出金する場合は、反映されるまでに数ヶ月程度の時間がかかる点についてもおさえておかなければなりません。これは、返金の扱いとなるためです。利用しているクレジットカード会社によっても対応してもらえるのにかかる時間が異なります。

また、一般的に、出金手数料は金額が大きくなると無料になります。そのため、小さな利益が出るたびに出金するのではなく、できれば出金手数料が無料になるくらいまで金額を大きくしてから出金すると良いでしょう。
いくらから無料になるのかについては選択するFX業者によって異なります。

手数料③スプレッド

スプレッドとは、取引のために発生する手数料です。通貨ペアを保有すると、買値と売値で価格差が発生することになります。
例えば、売る時のレートが105.60で、買う時のレートが105.62だった場合、その差は0.02です。こちらのケースではスプレッド0.02となります。
スプレッドの単位は、国内FX業者では主に「銭」が使われていますが、海外FX業者で使用されているのは「pips」です。どちらも1通貨あたりのスプレッドを表します。

スプレッドが狭い方が低コストとなるため、手数料を比較する際にはスプレッドも確認しておきましょう。

手数料④取引手数料

取引手数料とは、トレードのたびにかかる費用です。すべての取引でかかるのではなく、利用する口座の種類によって取引手数料がかかるかが変わります。
ECN方式と呼ばれる口座タイプで取引を行う場合にかかる手数料です。

手数料⑤口座維持手数料

口座維持手数料とは、すでに開設してあるFX口座を一定期間使用しなかった場合に発生する手数料のことをいいます。どの程度の期間使用しなかった場合に口座維持手数料がかかるのかについては、利用する海外FX業者によって違いが大きいです。
長らく使用されない口座は「休眠口座」の扱いになります。休眠口座になった場合、ペナルティーがあるので注意しなければなりません。

例えば、口座維持手数料として数百円程度が引かれることがあるほか、ボーナスが消失してしまう恐れがあります。海外FXを有利に進めるためには、ボーナスをうまく活用していくことが欠かせません。そのため、休眠口座になってせっかく受け取ったボーナスがゼロになってしまうような事態は避けましょう。
中には「今すぐFX取引をする気はないけれど、とりあえず口座だけ開設しておこう」と考えている方もいるのではないでしょうか。多くの海外FX業者では口座開設ボーナスを用意しており、ただ口座を開設するだけで取引に使用できるボーナスポイントが受け取れます。

休眠口座になってしまった場合はこのボーナスポイントも消失する形になるので、注意しておきましょう。また、複数の海外FX業者と契約していくつか口座を持っている方の中には、メインで使っているのとは異なる口座が休眠口座になってしまうこともあります。

手数料⑥資金移動手数料

資金移動手数料とは、口座通貨が異なる口座の中で資金を移動させた場合に発生する手数料のことをいいます。どの程度の資金移動手数料が発生するのかは海外FX業者によって違いがあり、中には無料のところもあります。

海外FX口座ごとにかかる手数料は違う?

海外FX口座は、注文方式によって口座タイプが異なります。大きく分けると、注文方法は「STP(Straight Through Processing)方式」と「ECN(Electronic Communication Network)方式」の2種類です。

それぞれどのようなものなのか、手数料はどうなっているのかについて解説します。

STP方式の口座

STP口座は、FX業者が受けた注文をインターバンク市場に流し、提携金融機関とマッチングさせる注文方式を採用した「STP方式」と呼ばれる口座です。
STP口座はスタンダード口座とも呼ばれるものであり、取引手数料がかかりません。そのため、取引手数料重視で口座を検討したいと考えている方に向いているでしょう。

一方で、FXにおける手数料ともいえるスプレッドが広めなので、この点には注意が必要です。スプレッドが広く設定されているのは、取引手数料がかからない代わりにFX業者の報酬がスプレッド部分に上乗せされているからです。

最低入金額については低めに設定されているので、最初からまとまった自己資金を用意するのが難しい初心者もSTP口座の方が適しているでしょう。
業者によって口座名は変わりますが「スタンダード口座」と名前がついているものは、STP方式を採用している口座タイプと判断できます。

ECN方式の口座

ECN口座は、FX業者が受けた注文を電子取引所であるECNに流し、直接マッチングさせる「ECN方式」と呼ばれる注文方式をとっている口座タイプです。取引手数料が発生するタイプの口座ですが、スプレッドが非常に狭く設定されています。

最低入金額はSTP口座と比較すると高いので、初めて海外FXに挑戦する方というよりも、ある程度の経験者から選択される口座タイプです。

また、STP口座では板情報が閲覧できませんが、ECN口座であれば可能です。板情報とは「気配値(けはいね)」とも呼ばれるものであり、証券取引所に出された売買注文の価格・数量を表したもののことをいいます。板情報をチェックすることにより、どの価格にどの程度の注文が入っているのか判断可能です。
そのため、買いたい人と売りたい人のどちらが多いのかが分かるため、今後の取引を検討する際に非常に役立ちます。

ただ、板情報の見方なども学ばなければならないため、ある程度知識のついた中級者以上に向いている口座タイプといえるでしょう。そのため、口座名にも「プロ口座」や「ZERO口座」などの名称がついています。

STP口座はスプレッドが広いものの取引手数料はかかりません。一方、ECN口座はスプレッドが狭いものの取引手数料が発生します。
手数料で両方の口座タイプを比較すると、トータルで見た際にはECN口座の方が低コストになることが多いです。

海外FX取引のコストを抑えるポイント

取引のコストを抑えることは、利益を追求していくことに繋がります。そこで、海外FX取引において、コストを抑えるにはどのような方法があるのかについてまとめました。以下の2つを実践しましょう。

ポイント①ECN口座を開設する

口座ごとにかかる手数料として、ECNの方が総合的にみて低コストになると紹介しました。そのため、口座を開設する際にはECN口座を選択しましょう。
ECNは取引手数料がかかるものの、スプレッドが非常に狭いこともあり、取引コストを抑えることが可能です。例えば、現在STP口座しか開設していないような場合は、ECN口座で取引を行っていた場合はどの程度手数料が変わっていたのかなどについて確認してみると良いでしょう。

ポイント②スプレッドと取引手数料の合計を計算する

コストを抑えるためには、スプレッドだけではなく、取引手数料も考えてFX業者を選ぶ必要があります。スプレッドが安く済んだとしても、取引手数料が高く設定されていては総合的なコストが高くついてしまうでしょう。

もう一つおさえておきたいこととして、ポイントスプレッドは経費になりませんが、取引手数料は経費扱いにすることが可能です。1回あたりの取引はそれほど大きなものではありません。ですが、何度も取引をすればそれだけ高い手数料がかかる形になってしまうため、しっかり経費として計上していきましょう。

【比較】海外FX業者6社の手数料

海外FX業者6社の手数料についてまとめると、以下のとおりとなります。

入金手数料 出金手数料 ECN口座の取引手数料
AXIORY 20,000 JPY200 USD, 200 EUR)以上…無料
20,000 JPY
200 USD, 200 EUR)未満…1回につき1,000 JPY10 USD,10 EUR
*国際銀行送金のみ1,500 JPY15 USD,15 EUR
20,000 JPY200 USD, 200 EUR)以上…無料
20,000 JPY
200 USD, 200 EUR)未満…1回につき1,000 JPY10 USD,10 EUR
*国際銀行送金のみ1,500 JPY15 USD,15 EUR
ナノ/テラ口座のみ
0.01
ロット…0.03ドル
0.10
ロット…0.30ドル
0.50
ロット…1.50ドル
1.00
ロット…3.00ドル
10.00
ロット…30.00ドル
※通貨ペア1注文あたりの取引手数料
FXGT 無料 無料 往復6ドル
Gemforex 無料 7日間で1回目は無料
2
回目以降は一律4,500
無料
iFOREX 無料 無料
※銀行口座への送金による出金は2,000
ECN口座は利用できない
TitanFX 無料 無料 Zeroブレード口座
1.00
ロット…3.5ドル
XMtrading 無料 無料 ゼロ口座
1.00
ロット…1.0ドル

手数料についてよく確認したうえで取り組みましょう。

【比較】海外FX業者6社のスプレッド

海外FX業者6社のスプレッドは、以下のとおりとなります。

ドル/ ユーロ/ ユーロ/ドル
AXIORY(※Nano / Tera 0.5 0.2 0.1
FXGT(※スタンダード+口座) 1.5 2.1 1.4
Gemforex(※オールインワン口座) 1.8 2.5 1.8
iFOREX 1 1.5 0.7
TitanFX(※ブレード口座) 0.33 0.74 0.2
XMtrading(※ゼロ口座) 0.1 0.4 0.1

なお、スプレッドは変動するものなので、あくまで一つの目安としてみてください。

手数料はよく確認が必要

いかがだったでしょうか。海外FX取引を行うにあたり、確認しておきたい手数料について紹介しました。どのような種類の手数料があるのか、どの程度の手数料がかかるのかなどについてご理解いただけたかと思います。
1回の取引ではそれほど手数料がかからなかったとしても、積み重なれば大きな金額になっていくので、利用する海外FX業者の手数料についてはよく確認しておいてください。

当サイトでは、海外FXの最新情報や運営者が使っている海外FX業者「XMTRADING」についてブログ形式で解説しております。

これから海外FXにチャレンジしようと考えている方は、ぜひ XMTRADINGで口座開設してみてください。