海外FXにおける手数料の種類やコストを抑えるポイントについて解説

Home » FX基礎知識 » 海外FXにおける手数料の種類やコストを抑えるポイントについて解説

海外FXで利益を追求していくためには、手数料を抑えることが欠かせません。

ですが、そもそもFXの手数料についてよくわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで、手数料について知りたい方や手数料を抑える方法に興味がある方のため、海外FXでおさえておくべき手数料の種類や、取引コストを抑えるためのポイントなどについて解説します。

この記事を読むことによって手数料の概要や人気海外FX業者の手数料・スプレッドがわかるので、参考にしてみてください。

海外FXにかかる手数料の種類とは?

海外FXで取引を行う場合にかかる手数料として挙げられるのが、入金手数料・出金手数料・スプレッド・取引手数料です。

それぞれどういったものなのかについて解説します。

手数料①入金手数料

入金手数料は取引時に口座への入金で発生します

入金方法により手数料が異なり、多くの海外FX業者はクレジットカード入金が無料で、24時間対応しています。

国内銀行送金は無料のFX業者もおり、数百円程度の手数料が一般的ですが、海外送金は数千円かかることが多いです。

オンラインウォレットはインターネット上の財布で、入金手数料が安いのが特徴です。

サービスによっては無料キャンペーンもあり、国内銀行送金非対応の海外FX口座へも入金可能です。

ただし、クレジットカード等での入金は手数料が高くなる場合があるので注意が必要です。

手数料②出金手数料

海外FXの利益を引き出す際にかかるのが出金手数料です。

クレジットカードでの入金後、入金額以上の出金は不可で、超過分は他の方法での出金が必要です。

クレジットカードでの出金は数ヶ月かかることがあり、カード会社によって時間が異なります。

出金手数料は大きな金額では無料になることが多いので、手数料が無料になるまで利益をためると良いでしょう。

無料の基準はFX業者によって異なるので注意してください。

手数料③スプレッド

スプレッドとは、取引のために発生する手数料です。

通貨ペアを保有すると、買値と売値で価格差が発生することになります。

例えば、売る時のレートが105.60で、買う時のレートが105.62だった場合、その差は0.02です。こちらのケースではスプレッド0.02となります。

スプレッドの単位は、国内FX業者では主に「銭」が使われていますが、海外FX業者で使用されているのは「pips」です。

どちらも1通貨あたりのスプレッドを表します。

スプレッドが狭い方が低コストとなるため、手数料を比較する際にはスプレッドも確認しておきましょう。

海外FXをスプレッドから徹底比較!おすすめ業者10選と注意点

手数料④取引手数料

取引手数料とは、トレードのたびにかかる費用です。

すべての取引でかかるのではなく、利用する口座の種類によって取引手数料がかかるかが変わります。

ECN方式と呼ばれる口座タイプで取引を行う場合にかかる手数料です。

手数料⑤口座維持手数料

口座維持手数料は、FX口座を一定期間使用しないと発生する手数料です。

使用しない期間が長いと「休眠口座」となり、ペナルティーが発生することがあります。

このペナルティーには、数百円の手数料やボーナスの消失が含まれることもあります。

ボーナスは海外FX取引において重要なので、休眠口座によるボーナスの消失は避けるべきです。

多くの海外FX業者は口座開設ボーナスを提供しており、休眠口座になるとこのボーナスも失われる可能性があるので注意しましょう。

特に、複数の口座を持つ方は休眠口座にならないよう注意が必要です。

手数料⑥資金移動手数料

資金移動手数料とは、口座通貨が異なる口座の中で資金を移動させた場合に発生する手数料のことをいいます。

どの程度の資金移動手数料が発生するのかは海外FX業者によって違いがあり、中には無料のところもあります。

海外FX口座ごとにかかる手数料は違う?

海外FX口座は、注文方式によって口座タイプが異なります。大きく分けると、注文方法は「STP(Straight Through Processing)方式」と「ECN(Electronic Communication Network)方式」の2種類です。

それぞれどのようなものなのか、手数料はどうなっているのかについて解説します。

STP方式の口座

STP口座は、FX業者が受けた注文をインターバンク市場に流し、提携金融機関とマッチングさせる注文方式を採用した「STP方式」と呼ばれる口座です。

STP口座はスタンダード口座とも呼ばれるものであり、取引手数料がかかりません。

そのため、取引手数料重視で口座を検討したいと考えている方に向いているでしょう。

一方で、FXにおける手数料ともいえるスプレッドが広めなので、この点には注意が必要です。

スプレッドが広く設定されているのは、取引手数料がかからない代わりにFX業者の報酬がスプレッド部分に上乗せされているからです。

最低入金額については低めに設定されているので、最初からまとまった自己資金を用意するのが難しい初心者もSTP口座の方が適しているでしょう。

業者によって口座名は変わりますが「スタンダード口座」と名前がついているものは、STP方式を採用している口座タイプと判断できます。

ECN方式の口座

ECN口座は、FX業者の注文をECNに流して直接マッチングする方式で、取引手数料が発生するものの、スプレッドは狭いです。

初心者より経験者が選ぶ口座で、板情報が閲覧可能です。

この情報は取引の判断に役立つが、中級者以上に向いており、「プロ口座」などの名前がつくこともあります。

STP口座は取引手数料がないがスプレッドが広く、ECN口座はその逆。トータルコストで比べると、ECN口座が低コストになることが多いです。

海外FX取引のコストを抑えるポイント

取引のコストを抑えることは、利益を追求していくことに繋がります

そこで、海外FX取引において、コストを抑えるにはどのような方法があるのかについてまとめました。以下の2つを実践しましょう。

ポイント①ECN口座を開設する

口座ごとにかかる手数料として、ECNの方が総合的にみて低コストになると紹介しました。

そのため、口座を開設する際にはECN口座を選択しましょう。

ECNは取引手数料がかかるものの、スプレッドが非常に狭いこともあり、取引コストを抑えることが可能です。

例えば、現在STP口座しか開設していないような場合は、ECN口座で取引を行っていた場合はどの程度手数料が変わっていたのかなどについて確認してみると良いでしょう。

ポイント②スプレッドと取引手数料の合計を計算する

コストを抑えるためには、スプレッドだけではなく、取引手数料も考えてFX業者を選ぶ必要があります。

スプレッドが安く済んだとしても、取引手数料が高く設定されていては総合的なコストが高くついてしまうでしょう。

もう一つおさえておきたいこととして、ポイントスプレッドは経費になりませんが、取引手数料は経費扱いにすることが可能です。

1回あたりの取引はそれほど大きなものではありません。

ですが、何度も取引をすればそれだけ高い手数料がかかる形になってしまうため、しっかり経費として計上していきましょう。

【比較】海外FX業者6社の手数料

海外FX業者6社の手数料についてまとめると、以下のとおりとなります。

入金手数料 出金手数料 ECN口座の取引手数料
AXIORY 20,000 JPY(200 USD, 200 EUR)以上…無料
20,000 JPY(200 USD, 200 EUR)未満…1回につき1,000 JPY(10 USD,10 EUR)
*国際銀行送金のみ1,500 JPY(15 USD,15 EUR)
20,000 JPY(200 USD, 200 EUR)以上…無料
20,000 JPY(200 USD, 200 EUR)未満…1回につき1,000 JPY(10 USD,10 EUR)
*国際銀行送金のみ1,500 JPY(15 USD,15 EUR)
ナノ/テラ口座のみ
0.01ロット…0.03ドル
0.10ロット…0.30ドル
0.50ロット…1.50ドル
1.00ロット…3.00ドル
10.00ロット…30.00ドル
※通貨ペア1注文あたりの取引手数料
FXGT 無料 無料 往復6ドル
Gemforex 無料 7日間で1回目は無料
2回目以降は一律4,500円
無料
iFOREX 無料 無料
※銀行口座への送金による出金は2,000円
※ECN口座は利用できない
TitanFX 無料 無料 Zeroブレード口座
1.00ロット…3.5ドル
XMtrading 無料 無料 ゼロ口座
1.00ロット…1.0ドル

手数料についてよく確認したうえで取り組みましょう。

【比較】海外FX業者6社のスプレッド

海外FX業者6社のスプレッドは、以下のとおりとなります。

ドル/円 ユーロ/円 ユーロ/ドル
AXIORY(※Nano / Tera) 0.5 0.2 0.1
FXGT(※スタンダード+口座) 1.5 2.1 1.4
Gemforex(※オールインワン口座) 1.8 2.5 1.8
iFOREX 1 1.5 0.7
TitanFX(※ブレード口座) 0.33 0.74 0.2
XMtrading(※ゼロ口座) 0.1 0.4 0.1

なお、スプレッドは変動するものなので、あくまで一つの目安としてみてください。

手数料を抑えたいならXMがおすすめ

手数料を抑えるのに最もおすすめなFX業者はXMです。

XMでは入出金にかかる手数料が無料で、取引手数料も無料です。(ゼロ口座のみ取引手数料がかかります)

また、スプレッドも狭いため、スキャルピングでもコストを抑えて取引できます。

新規口座開設ボーナスや入金ボーナス、XMポイントなどによる還元もあるので、他業者と比べてかなりお得にトレードできることでしょう。

XMについては下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

XM徹底解説|メリット・デメリットとトレーダーからの評判について

手数料はよく確認が必要

いかがだったでしょうか。

海外FX取引を行うにあたり、確認しておきたい手数料について紹介しました。

どのような種類の手数料があるのか、どの程度の手数料がかかるのかなどについてご理解いただけたかと思います。

1回の取引ではそれほど手数料がかからなかったとしても、積み重なれば大きな金額になっていくので、利用する海外FX業者の手数料についてはよく確認しておいてください。

当サイトでは、海外FXの最新情報や運営者が使っている海外FX業者「XMTRADING」についてブログ形式で解説しております。

これから海外FXにチャレンジしようと考えている方は、ぜひ XMTRADINGで口座開設してみてください。

最後まで拝読いただき、ありがとうございます!

Picture of 監修者:あん

監修者:あん

大学で経済学の学位を取得後、投資に興味を持つ。為替市場の基礎知識と取引の経験を積み、相場を研究し尽くした独自の手法で資産1億円を突破。投資歴10年のプロトレーダー。そこで得たノウハウや知識を発信。

Tradexfin Limitedは、セーシェル金融庁による規制のもと、証券ディーラーライセンス番号SD010を所持しています。個人情報保護方針クッキーに関する方針契約条件についてもご確認いただけます。

Fintrade Limitedは、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)から証券ディーラーライセンス番号GB20025835を取得し、規制を受けています。個人情報保護方針クッキーに関する方針契約条件に関する詳細もご覧いただけます。

TPS Management Limitedは、キプロスのニコシアに位置するSteliou Mavrommati 80B, Agios Pavlos, 2364を拠点としています。また、TPS Management LimitedはTradexfin Limitedによって完全に所有されています。

FXおよびCFD商品取引には投資元本を失う可能性が高いリスクが伴います。Tradexfinのリスク開示およびFintradeのリスク開示を詳しくお読みいただき、リスクについて充分にご理解いただけますようお願い申し上げます。

以下の国々の国民または居住者に対して、当社のサービスへのアクセスが制限される場合があります(これらに限定されない):

アルバニア、バハマ、バルバドス、ボツワナ、カンボジア、ガーナ、ジャマイカ、モーリシャス、ミャンマー、ニカラグア、パキスタン、パナマ、シリア、ウガンダ、イエメン、ジンバブエ、フィリピン、トルコ、ヨルダン、アフガニスタン、アンギラ、バヌアツ。

アメリカ合衆国、カナダ、EU諸国、イラン、北朝鮮、ベリーズの市民には、弊社のサービスは提供されていません。

ご利用いただくためには、お客様は18歳以上であるか、ご自身の国の法定年齢を満たしている必要があります。口座を登録される際は、XMTradingへの登録が自己意思に基づくものであることを認識していただけますようお願い申し上げます。