木曜6時の観測範囲
この日誌は2026年10月15日(木)の日本時間6時を基準にしている。6時2分に、ドル円の週足・日足・4時間足・1時間足を取り直した。確定している最後の足は、1時間足が15日5時始まり、4時間足が15日1時始まりだ。日足は13日(火)の足まで確定していて、14日の足は今朝9時に締まるまで未確定として扱う。週足は10月5日の週が最後の確定のままになっている。水曜は通常どおり取引があり、夜には9月の米消費者物価指数(CPI)が出た。昨日の朝との違いは、そのCPIをまたいだ4時間足と1時間足にほぼ集まっている。
昨日決めた確認条件はどうなったか
昨日の日誌の最後に、次に見る条件を並べておいた。今朝はまずそれを1つずつ照らし合わせた。
- 日足の20MAと50MAの差は縮んだが、並びは入れ替わっていない。
- CPIの後、4時間足の終値は一度158.503円を上回った。ただ、次の足は下で引けたので「次の足も上で引ける」という条件は満たさなかった。
- 4時間足の終値が157.817円を下回る場面はなかった。
- 帯の上端158.503円より上から押し返される4時間足は、15日1時始まりの足で出た。
4つ目を見たとき、正直なところ少し悔しかった。上端で押し返される足を待っていたのに、それが出たのは深夜で、今朝の位置はもう押し返された後だからだ。条件が成立したことと、今の価格からその案が組めることは別の話になる。そこを混同しないように、今朝の価格から測り直すことにした。

4時間足:158.503円の上で引けたのは1本だけ
ここで言う帯は、10月5日の週の安値157.434円から、7日の日足の高値158.503円までの範囲だ。この日誌で何日も追ってきた範囲でもある。
14日の4時間足を時間順に追う。9時始まりの終値は158.248円、13時始まりは158.347円、17時始まりは158.448円で、CPI前はじわじわ上端へ近づいていた。21時始まりの足で高値158.962円まで跳ね、終値158.827円で帯の上に出た。ところが15日1時始まりの足は始値158.803円、高値158.863円から売られ、安値158.066円まで下げて158.312円で引けた。高値158.962円から安値158.066円まで、一晩で往復したことになる。上端158.503円の上で引けたのは1本だけで、13日に続いて上抜けが続かなかったのはこれで2回目になる。
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を見ている。4時間足は20MAが158.400円、50MAが158.205円、100MAが157.959円で、100MAは5本前の157.901円より高い。並びは上向きのまま崩れていない。最後の終値158.312円は20MAの下に落ちたものの、50MAの上にはまだ残っている。

CPIで何が起きて、なぜ押し戻されたのか
みんかぶの14日22時33分の記事によると、9月の米CPIは燃料価格の上昇で過去5カ月で最大の伸びになり、食品とエネルギーを除くコア指数も予想を上回った。物価の伸びが強いと、米国の中央銀行(FRB)がもう一段の利上げに動くという見方が強まる。米国の金利が上がればドルを持つ利点が増えるので、ドル円は買われやすい。21時始まりの4時間足が158.962円まで跳ねたのは、この流れだった。
押し戻された理由も、同じ金利の話だった。みんかぶの15日3時54分の記事は、短期金融市場が織り込む10月の利上げ確率が発表前の20%程度から一時50%程度まで上がった後、33%程度まで下がったと伝えている。12月の利上げは完全に織り込まれている一方、10月は据え置きという見方が多く、米国債の利回りが急低下してドル円に戻り売りが出たという。フィスコがザイFX!に配信した15日4時6分公開の記事も、FRBのベージュブック(米地区連銀経済報告)が経済成長やインフレを強弱まちまちと示したことで、ドル買いが後退したと書いている。
私はこれを、物価は強いが10月に急いで利上げするほどではない、と市場が受け止めた形だと読んだ。数字は強かったのに、値動きは上抜けを否定した。この食い違いが、今朝いちばん引っかかっている。上方向なら、今夜の米指標が強く出て10月の利上げ確率がもう一度上がり、4時間足の終値が158.503円の上へ戻る展開が考えられる。下方向なら、利回りの低下が続き、4時間足の50MA(158.205円)や100MA(157.959円)、13日の安値157.817円を試す展開になりやすい。
日足:20MAと50MAはほぼ並んだが、並びは下向きのまま
13日の日足は始値158.644円、高値158.695円、安値157.817円、終値158.365円で確定した。終値は20MA(157.694円)と50MA(157.748円)の上にあるが、100MA(159.515円)の下だ。20MAが50MAの下、50MAが100MAの下という並びは変わらず、100MAも5本前の159.557円より低い。整列で言えば下向きのままだ。

変わったのは20MAの位置だ。12日の足が確定した時点の20MAは157.532円で、今朝は157.694円まで上がり、50MAの157.748円にほぼ並んだ。入れ替わりが目前に見えるぶん、つい先回りしたくなる。それでも交差はまだ起きていないし、起きたとしても日足の100MAは上にあって下を向いている。14日の日足は今朝9時に確定するので、その値を見てから判断を更新する。
週足は20MAが159.264円、50MAが157.888円、100MAが153.501円で、上向きに揃ったままだ。10月5日の週の終値158.332円は20MAの下にある。週足と4時間足は上、日足は下という時間軸の対立は、今朝も解けていない。
1時間足は上向きに揃い直したが、終値はMAの下
昨日の朝は崩れていた1時間足の並びが、今朝は戻っていた。20MAが158.472円、50MAが158.391円、100MAが158.332円で、100MAは5本前の158.322円より高い。ただ、最後の確定足(15日5時始まり)の終値158.334円は20MAと50MAの下にあり、100MAとほぼ同じ位置にある。並びは上向きでも、価格はその下へ沈みかけている。3時始まりの足が158.066円まで売られてから158.180円で引け、そこから少し戻したのが今朝の形だ。
5つの手法に当てはめた結果
順張りは、週足と4時間足が上向きでも日足が下向きなので条件を満たさない。
短期順張りとブレイク継続は、4時間足と1時間足がどちらも上向きに揃ったので、昨日より検討の余地が出た。ここは少し期待した。ただ、上抜けを根拠にするなら、突破した4時間足の後に別の確定足が上端の外で引けている必要がある。21時始まりの足は158.503円の上で引けたが、次の1時始まりの足は158.312円まで戻った。突破の後の維持は確認できない。1時間足の終値も20MAと50MAの下にある。
いちばん迷ったのは、上端で押し返された形を使うレンジの売りだ。1時始まりの4時間足は、昨日決めた4つ目の条件にあたる。そこで今朝の1時間足の終値158.334円から測り直した。損切りは押し返しの起点になった高値158.962円の外に置くしかない。158.334円から見ると、上の158.962円は下の13日の安値157.817円より遠い。下の目安は、その157.817円までが51.7pips、帯の下端157.434円までが90.0pipsだ。手前の157.817円を利確の目安にすると、利確幅が損切り幅に届かない。下端まで狙えば損益比は1を超えるが、その途中には上向きの4時間足の50MAと100MAがあり、13日には157.817円で下げ止まっている。上向きの線を2本抜ける前提で利確を遠くに置くのは、上端で売るという根拠と噛み合わないと感じた。
小ロットの短期反発は買い側で考えた。3時始まりの足の安値158.066円から最後の終値158.334円までの戻りは26.8pipsしかない。上には2回続けて上抜けが失敗した158.503円が16.9pips先に控えていて、確定足で確かめられる反発としては浅い。
転換狙いは、日足の下向きが終わったと言える材料がない。20MAと50MAはほぼ並んだが交差しておらず、日足の下降が終わったと分析するアナリストの見解も、今回の調査では確認できなかった。
ドル円以外ではユーロドルも見た。4時間足のMAは下向きに揃っていて、売りの形はある。ただ、日足のMAは揃っておらず、CPIの後に付けた安値からすでに大きく戻していた。安値までの残りの値幅に比べて、4時間足のMAの上に置く損切りが遠く、こちらも組めなかった。
今夜の小売売上高・PPIと判定期限
今日建てる案の判定期限は、翌営業日の16日18時になる。その前に、今夜は米国の小売売上高と生産者物価指数(PPI)が控えている。みんかぶが2026年10月10日17時10分に配信した来週の注目材料の記事は発表5日前の過去時点の資料だが、15日に9月の米PPIと小売売上高が発表されると予告し、小売売上高は前月比+0.3%、自動車を除くコアが前月比+0.5%と、8月から大きく鈍る予想を紹介していた。
昨夜の値動きを見る限り、強い数字が出ても、それが10月の利上げにつながると市場が見なければドル高は続かなかった。今夜も同じことは起こりうる。小売売上高が予想を大きく上回って利上げ確率がもう一度上がれば、158.503円の上を試し直す展開がある。消費の鈍りがはっきりすれば、利回りの低下とともに4時間足の100MAの下を探りにいくかもしれない。どちらに振れるかは発表を見るまで分からない。昨夜のように一晩で158.962円から158.066円まで往復することも頭に置いておきたい。発表時刻と予想値を前もってカレンダーで確かめておけば、指標をまたぐかどうかを落ち着いて決められる。
今日も検証は見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月15日6時1分38秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 29
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
上抜けは2回続けて失敗し、上端での押し返しは今朝の位置からだと損切りが遠い。1時間足と4時間足は上向きに揃っているのに、価格はその短い線の下へ落ちてきた。売りにも買いにも決め手がなく、今夜は小売売上高とPPIがある。昨日の条件の1つが夜中に成立したのを見て、取り逃がした気持ちはある。ただ、それを取り返そうと今の位置で売るのは、決めておいた手順から外れる。今日も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。
USD/JPYはCPI後に4時間足終値で158.503円を上回ったのが1本だけで次の足が158.312円で戻り、短期順張りの突破維持を確認できない。日足MAが下向きで順張り不適合。上端の押し返しを使う売りは、158.334円から損切りが高値158.962円の外で62.8pips超、手前の157.817円まで51.7pipsで損益比1未満、下端狙いは上向きの4時間足50MA・100MAを抜ける前提が必要。158.066円からの反発は26.8pipsと浅く不採用。転換のアナリスト分析なし。EUR/USDも日足
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
次に確認する条件
- 今朝9時に確定する14日の日足で、20MAが50MAを上回ったかを確かめる。上回っても、100MAの向きが変わるまでは日足の下向きは終わっていないものとして扱う。
- 今夜の小売売上高とPPIの後、4時間足の終値が158.503円の上で2本続けて引けるかを見る。続いたら、14日の4時間足の高値158.962円と9月21日の週の高値159.029円までの値幅を測り直す。
- 4時間足の終値が100MA(今朝は157.959円)を下回ったら、13日の安値157.817円と帯の下端157.434円までを下値の目安として見直す。
- 158.503円から158.962円の間まで戻ったうえで押し返される4時間足が出たら、その足の確定直後の位置から、上端での売りとして損切り・利確ラインを測り直す。
- 10月の利上げ確率の変化と、米国債利回りの動きを追う。
どれにも当てはまらず帯の中ほどで動くなら、見送りを続ける。次の日誌は、14日の日足の確定値と、小売売上高・PPI後の4時間足の終値から書く。
