土曜休場中に週明けのドル円の確認条件を整理する場面

土曜休場のドル円、4時間足MAの上向きが崩れ金曜は158.338円で押し返されて検証見送り

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土曜6時の観測範囲

この日誌は2026年10月17日(土)の日本時間6時を基準にしている。6時2分にドル円の週足・日足・4時間足・1時間足を取り直した。1時間足は17日5時始まりの足が最後で、終値は157.995円だった。価格を取っている道具はXMで取引できる時間帯の足しか返さないので、週明けに取引が再開するまで新しい足は増えない。確定扱いになっているのは、1時間足が17日5時始まりまで、4時間足が17日1時始まりまでだ。4時間足の17日5時始まりの足と16日の日足、今週の週足は、道具の上ではまだ確定していない。今朝は確定した1時間足と4時間足、それに15日の日足までを使って、昨日の日誌で決めた条件を照らし合わせる。

昨日決めた確認条件はどうなったか

  • 15日9時始まりの日足が確定し、20MAが157.900円、50MAが157.751円で、20MAは50MAの上を保った。ただ100MAは159.491円で、5本前の159.537円より低い。日足の下向きはまだ終わっていない。
  • 前回の日誌で上抜けの目安にした158.503円を、4時間足の終値で超えた足はない。15日の日足の高値は158.386円で、16日9時始まりから17日1時始まりまでの4時間足5本の高値も最大158.338円だった。
  • 下の目安にした15日の安値157.501円も、4時間足の終値では割っていない。金曜の4時間足5本で最も低い安値は、16日21時始まりの足の157.693円だ。
  • 今週の週足が確定していないので、週足の終値と週足50MAの比較は週明けに持ち越した。

上にも下にも抜けなかったので、条件の上では何も起きなかった1日になる。ところが4時間足のMAを見直すと、昨日の朝まで上向きに揃っていた並びが崩れていた。決めておいた条件の外で起きた変化で、正直ここは見落としかけた。

金曜のドル円は米債利回りと原油に振られた

金曜の材料は、利上げ観測の後退と原油高の綱引きだった。みんかぶの16日20時15分のロンドン為替概況によると、東京時間の午後にウォーシュFRB議長が政策の方向性に触れなかったことで、早期利上げ観測が後退してドルが売られた。同じ午後には植田日銀総裁のスピーチ(内田副総裁が代読)もあったが、これまでの利上げ姿勢を繰り返しただけで、具体的な時期には触れなかった。日米どちらの中央銀行も次の一手を急がない、という受け止めだ。ドル円は158円を挟んで小さく上下していたと伝えている。

ニューヨーク時間では、9月の米輸入物価指数が前月比1.1%の上昇で、予想の1.0%をやや上回った。それでもフィスコの10月16日のNY為替・原油概況によれば、ウォーシュ議長が「事前に政策判断しない」と述べて利上げを示唆しなかったため、10月のFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加利上げ観測はさらに後退した。一方で、イランをめぐる中東情勢の悪化やロシア・ウクライナ戦争の長期化で供給懸念が強まり、NY原油先物は続伸した。原油が上がると物価の先行きが意識され、米長期金利も上がりやすい。

この2つの力が、ドル円の値動きにそのまま出た。みんかぶの17日4時13分のNY為替記事は、米債利回りの低下でドル売りが出たあと、米債利回りの再上昇と原油高でドル高に戻したと伝えている。私が取った4時間足では、16日21時始まりの足が安値157.693円まで売られたあと158.003円で引けた。1時間足では17日1時始まりの足が158.338円まで上げ、158.272円で引けている。ところがその後の4本で売られ、5時始まりの足は157.995円で引けた。

利上げ観測が下がればドルを持つ理由は薄くなり、原油高で米金利が上がればドルは買われやすくなる。金曜はこの2つが数時間おきに入れ替わり、ドル円は上でも下でも押し戻された。今週の日誌でずっと見てきた、抜けそうで抜けない形が、週の最後にもう一度出たわけだ。正直、少しうんざりしている。

持ち高の面では、みんかぶが伝えたCFTC建玉報告で、10月13日時点のIMM通貨先物の円の買い越しは50207枚で、前回より12118枚減った。レバレッジド・ファンズでは円の売り越しが37820枚に増えている。円の買い越しが細っているのは、円高に賭ける持ち高が以前ほど厚くないということだ。ただ集計は13日時点で、それより後の値動きは入っていない。方向を決める材料にはせず、円高側の勢いが弱まっていないかを見る参考にとどめる。

週明けの見通しは2つに分けておく。上方向は、原油高と米長期金利の上昇が続き、後退した10月の追加利上げ観測が持ち直す場合だ。そのときは4時間足の終値が金曜の高値158.338円の上に定着し、14日の日足高値158.962円を試す流れを想定する。下方向は、利上げ観測がさらにしぼみ、中東の緊張が株安と円買いにつながる場合で、金曜の安値157.693円と15日の安値157.501円が試されやすくなる。今の時点では材料が拮抗していて、どちらかに賭ける根拠はまだない。

4時間足:20MAが50MAを下回り、上向きの並びが崩れた

MA(移動平均線)は、決まった本数の終値を平均してつないだ線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を見ている。今朝の4時間足は20MAが158.155円、50MAが158.221円、100MAが157.999円だった。5本前は20MAが158.252円、50MAが158.224円で、20MAのほうが上にあった。この5本の間に、20MAが50MAの下へ入れ替わったことになる。100MAも5本前の158.001円からわずかに下がり、ほぼ横ばいだ。最後に確定した17日1時始まりの足は158.338円まで上げたのに、終値は158.000円で、100MAとほぼ同じ位置まで押し戻された。

USD/JPYの4h足ローソク足チャート。期間は2026-10-08 09:00 〜 2026-10-17 01:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の1区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 4hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

昨日の時点では、4時間足だけは上向きを保っていた。そこが崩れたことで、上を見る根拠がひとつ減った。かといって下向きに揃ったわけでもなく、終値は100MAの上にかろうじて残っている。崩れかけの並びを前にして、今朝はどちらにも肩入れしないと決めた。

1時間足:20MAと50MAが重なり、100MAの下で週を終えた

1時間足は20MAが157.984円、50MAが157.983円とほぼ重なり、100MAは158.194円にある。100MAは5本前の158.223円より低く、下を向いている。昨日の朝は下向きに揃っていたが、20MAが50MAをわずかに上回ったので、今朝は揃っていない。最後の終値157.995円は20MAと50MAの上、100MAの下だ。

ドル円の最後の終値157.995円(17日5時始まりの1時間足)は、17日1時始まりの1時間足の高値158.338円まで34.3pips、16日21時始まりの4時間足の安値157.693円まで30.2pipsの位置にある。16日9時始まりから17日1時始まりまでの4時間足5本の高値158.338円と安値157.693円の差は64.5pipsなので、その真ん中あたりで週を終えたことになる。

日足と週足:20MAは50MAの上、100MAはまだ下向き

15日9時始まりの日足は、始値158.298円、高値158.386円、安値157.501円、終値158.103円で確定した。ドル円の15日の日足は、安値157.501円から終値158.103円まで60.2pips戻している。日足の20MAは157.900円で、5本前の157.080円から上がり、50MAの157.751円を上回ったままだ。50MAも5本前の157.691円より高い。ただ100MAは159.491円で5本前の159.537円より低く、終値158.103円もその下にある。下向きの100MAの下で、短い2本のMAだけが上を向いている形だ。

USD/JPYの1day足ローソク足チャート。期間は2026-06-01 09:00 〜 2026-10-15 09:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の19区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 1dayの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

週足は10月5日の週が最後の確定で、20MAが159.264円、50MAが157.888円、100MAが153.501円と上向きに揃っている。10月12日の週の足は、道具の上ではまだ未確定だ。日足の下向きの100MAと週足の上向きの並びがぶつかっている構図は、先週から変わっていない。

5つの手法に当てはめた結果

順張りは、週足が上向きに揃っていても、日足と4時間足のMAの並びが揃っていないので条件を満たさない。

短期順張りとブレイク継続は、4時間足と1時間足が同じ方向に揃うことが前提になる。今朝はどちらも揃っておらず、15日の日足高値158.386円の上抜けも、15日の安値157.501円の下抜けも、4時間足の終値では起きていない。

レンジの売り買いは、値動きの端で反発や反落を確かめてから入る手法だ。最後の終値157.995円は金曜の高値と安値のほぼ中間にあり、端での反応を待つ位置ではない。

いちばん迷ったのは小ロットの短期反発だ。16日21時始まりの4時間足が157.693円で下げ止まり、1時間足では158.338円まで戻した。確定足で確かめた反発ではある。ただ、その戻りは週末までにほぼ消え、最後は157.995円まで押し返された。仮に157.995円から買うとして、損切りを15日の安値157.501円の外に置けば、ドル円の損切り幅は157.995円から157.501円までの49.4pipsより広くなる。上の目安になる14日の日足高値158.962円までは157.995円から96.7pipsあるので、距離だけなら悪くない。それでも、反発が維持されなかった形を根拠にするのは気が進まなかった。何より、今日建てる案は月曜の取引再開まで入れない。週末をまたいで始値が離れて始まれば、今朝決めたエントリー価格そのものが意味を失う。

転換狙いについては、日足の20MAが50MAの上を保っているものの、100MAは下向きのままだ。日足の下降が終わったと分析するアナリストの見解も、今回の調査では確認できなかった。予想だけで転換を狙わない決まりなので、ここも見送りになる。

ほかの通貨ペアに広げるかも考えたが、週末の休場をまたがないと入れない事情はどのペアでも同じだ。今回はドル円以外の価格は取らなかった。

土曜も検証は見送る

記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月17日6時1分59秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。

トレード記録の累計成績

現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。

判定済み
0
保有中
0
最古の保有
–
勝率
–
累計 pips
0
最大DD pips
0
PF
–
見送り
29
未発注
0
判定不能
0

損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。

記録上の資金残高
1,000,000円
初期資金
1,000,000円
累計損益
0円
初期資金からの増減
0.00%

決済済みの記録はまだありません。

資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。

金曜のドル円は、158.338円まで戻しても押し返され、157.693円まで売られても買い戻された。4時間足の上向きの並びは崩れ、1時間足は揃わないまま週を終えた。しかも今は休場中で、入れるのは月曜の取引再開後になる。窓を開けて始まれば、今朝決めた損切りの位置では止まらない値動きもありうる。揃わないMAと週末の空白が重なった以上、無理に建てる理由は見つからなかった。土曜も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。

見送り2026-10-17 06:10 JST

土曜休場中で、新規案のエントリーは月曜の取引再開後になり、週末の窓で想定エントリー価格を事前に確定できない。USD/JPYはW1が上向き整列でもD1・H4・H1のMAが揃わず順張りと短期順張りは不適合。最後の終値は金曜の高値と安値の中間でレンジの端の反応もない。金曜安値からの短期反発は週末までに押し戻されて維持されず、転換を示すアナリスト分析も確認できなかったため、5手法とも見送った。

条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。

週明けの取引再開後に確認する条件

  1. 月曜最初の1時間足が、金曜最後の終値157.995円からどれだけ離れて始まるかを見る。大きく離れて始まった日は、損切り・利確ラインを最初から測り直す。
  2. 4時間足の終値が、金曜の高値158.338円の上で2本続けて引けるかを確かめる。続いたうえで1時間足のMAも上向きに揃えば、短期順張りの買いとして14日の日足高値158.962円までの値幅を測る。
  3. 4時間足の終値が金曜の安値157.693円を下回り、15日の安値157.501円も割るかを見る。1時間足が下向きに揃えば、短期の売りとして10月5日の週の安値157.434円までの値幅を測る。
  4. 16日の日足と今週の週足が確定したら、日足の20MAが50MAの上を保つか、週足の終値が週足50MA(今朝は157.888円)の上に残るかを確かめる。
  5. ウォーシュ議長の発言で後退した10月FOMCの追加利上げ観測が戻るか、原油高と米長期金利の上昇が続くかを追う。

週末のうちに、4時間足と1時間足に20・50・100の移動平均線を重ね、158.338円と157.693円に水平線を引いておくつもりだ。月曜の朝、どちら側で足が確定したかをすぐ見分けられるようにしておきたい。

どの条件にも当てはまらず158円前後で上下するだけなら、週明けも見送りを続ける。次の日誌は、確定した16日の日足と今週の週足の値から書く。