海外FXを始めたいと考えている方に向けて、海外FXにおけるスプレッドを解説します。
FXを始めるなら、できる限り多くの利益を得たいと思いますよね?
そのときに注意するべきことが「スプレッド」です。
海外FXで資産形成をするなら、国内FXとのスプレッドの違いや、スプレッドを基準にした業者選びをすることが大切。
今回の記事を参考にしていただければ、コストを抑えながら海外FXでの取引が行えるようになるはずです。
そもそも海外FXにおけるスプレッドとは?
海外FXにおけるスプレッドとは、売値と買値の差のことです。
海外のFX業者では「変動スプレッド」と呼ばれる、時間帯により差額が変動するシステムを取り入れていることが多くなります。
それでは計算方法について確認しましょう。
売値:130.000
買値:130.030
130.000-130.030=-0.030
以上のような計算となり、差額は0.030円です。
100pipsは1円であり、100銭となるため、0.030円は3銭と算出できます。
生じた差額は取引者が負担する決まりなので、スプレッドが小さな海外FX業者を選ぶと負担が軽減されます。
海外FXと国内FXのスプレッドの違い
海外FXと国内FXではスプレッドにおいて違いがあります。
国内での取引に慣れている方でも、国内と海外との違いを知っておかないと、思わぬ損失を出すことにもなりかねません。
それでは違いについて3つのポイントから解説していきます。
違い1:単位の違い
まずは単位の違いについてです。
海外FX業者では単位として「pips(ピップス)」が利用されていますが、国内FX業者では「銭」が使われます。
「銭」は日本の通貨単位なので国内での取引もしくは円を含む通貨ペアの取引でのみ使用される単位です。
しかし「pips」は世界的な単位であり、海外はもちろん、国内でも一般的に使用されています。
1pipsは1銭と同じなので、単位の計算方法として覚えておいてください。
違い2:固定・変動の違い
ふたつめの違いは固定と変動の違いです。
海外FX業者では変動スプレッド制が採用されていることが多くなります。
しかし国内FX業者では固定スプレッド制であることが多く、スプレッドが大きく広がることはないものの、通常は変動性よりも広めです。
いずれにもメリットとデメリットがあるため、どちらが良いとは一概に言えません。
違いについて押さえておくことが大切です。
違い3:口座タイプによる違い
最後は口座タイプによる違いです。
海外FXでは口座タイプを複数設置している業者が多く、口座タイプがない国内FXとの大きな違いとなります。
そして海外FXの口座タイプの違いは、スプレッドにも影響を与えます。
口座タイプによってスプレッドが変わるため、海外FXを始める際に注意したいポイントです。
海外FXのスプレッドを比較するポイント
海外FXのスプレッドを比較する際には、次の4つのポイントを確認しましょう。
ご紹介する比較ポイントは、いずれも海外FXで利益をあげるために重要なものです。
4つのポイントをしっかりと把握して、海外FX業者や口座を選ぶ際に役立ててください。
比較ポイント1:STP口座かECN口座か
比較ポイントのひとつめは、STP口座かECN口座かです。
海外の業者ではSTP口座とECN口座の2種類が設置されているので、ご自身に適した口座を選ばなければなりません。
まずはそれぞれの特徴について見てみましょう。
【特徴】
- STP口座:いわゆるスタンダード口座のこと。スプレッドが少し広めだが初心者向け。
- ECN口座:スプレッドが狭いものの、取引手数料がかかる口座。中上級者向け。
どちらの口座タイプを選ぶべきかは、個々人の取引経験や希望により変わるでしょう。
多くの海外FXではどちらの口座タイプも設置されています。
業者選びとともに、口座タイプの選び方のポイントも知っておくと利益があがりやすくなるはずです。
ただしECN口座を選ぶ場合は、取引手数料を含むコストを計算しておく必要があります。
ご自身に適した方の口座タイプを選んでください。
比較ポイント2:変動スプレッドか固定スプレッドか
続いての比較ポイントは、変動スプレッドか固定スプレッドかです。
海外FXには変動スプレッド制を採用している業者が多いと解説しました。
変動スプレッド制は時間帯によりスプレッドが変動します。
よく動く時間帯はスプレッドが狭いものの、日本時間の深夜から早朝にあたる動きがない時間帯にはスプレッドが広めです。
そのため日本時間の深夜から早朝にかけて相場が激しく変動すると、大きな損失が出る場合があります。
ただし固定制よりもスプレッドが狭くなる時間帯もあるので、違いについて把握しておいてください。
比較ポイント3:約定力はあるか
海外FX業者を選ぶ際には、スプレッドだけでなく約定力も確認したいものです。
約定力が高ければスリッページが起きにくく、取引コストの負担を軽減できます。
約定力を比較する際には、約定率・約定スピード・スリッページ・取引方式・取引インフラの5つのポイントに注目してください。
スリッページはSTP口座では起こりにくい傾向があります。
5つのポイントから総合的に判断されたものが約定力と呼ばれるものです。
海外では日本国内よりも、全体的に約定力の高い業者が揃っていると言われます。
しかし自分の目で判断することは必要です。
スプレッドが狭く、約定力が高い海外FX業者であれば安心感があるでしょう。
比較ポイント4:スキャルピングはできるか
スキャルピングができるかどうかも重要な比較ポイントのひとつです。
スキャルピングとはごくわずかな時間で、複数の取引を行うことを指します。
分単位で行われる超短期トレードのことです。
海外FXの中には、スキャルピングに制限がある場合もあります。
またスキャルピングができるとしても、取引回数を重ねる分、売買コストがどれほどかかるかを確認することも欠かせません。
スキャルピングができるかどうか、そして売買コストはどのくらいになるかを確認しながら比較してください。
・関連記事>>>XMにおいてスキャルピング手法を用いて取引をする上でのポイント
海外FXにおけるスプレッド比較ランキング
それでは海外FXを始めたいと考えている方に向けて、海外FXのスプレッドを比較ランキングとしてまとめてみました。
海外FX業者選びに悩んでいるなら、下記のランキングを参考にしながらご自身にあった業者を選んでください。
最小スプレッド | 最大スプレッド | 変動幅 | |
XMTRADING | 1.5 | 1.7 | 0.2 |
GEMFOREX | 1.4 | 1.9 | 0.5 |
AXIORY | 1.2 | 1.7 | 0.6 |
exness | 1.1 | 1.1 | 0.0 |
ThreeTrader | 0.5 | 0.6 | 0.1 |
FBS | 1.3 | 1.5 | 0.2 |
TRADEVIEW | 0.3 | 0.9 | 0.6 |
TIANFX | 1.1 | 1.7 | 0.6 |
Focus Markets | 1.0 | 1.0 | 0.0 |
海外FXにおいてスプレッドが有利だと言われている10社の情報を掲載しました。
業者によりスプレッドの幅には大きな違いがあり、選ぶ業者により利益が左右されることがわかるはずです。
しかし海外FX業者はスプレッドだけで選べるものではありません。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握した上で、ご自身の取引スタイルや希望にあった業者を選ぶことが大切です。
それでは上記でご紹介した10社について、詳しく特徴を見ていきましょう。
1.XMTRADING
XMTRADINGは海外FX業者において、日本での人気がNo.1の業者です。
2009年にサービス提供が開始されてから、安全性と信頼性が高いとして注目を集めています。
ボーナスや日本語によるサポートが充実していて、入出金が迅速であるため、初めての方でも利用しやすいでしょう。
ボーナスは条件がゆるく、口座開設や入金、取引量など受け取れるシーンもさまざまなので、取引コスト削減に役立ちます。
また海外FXで不安の材料となるスリッページがないこと、スプレッド変動幅が0.2と狭いこと、約定力が高いことも魅力のひとつです。
2022年10月にはスプレッドが非常に小さい「極口座」がリリースされて、スキャルピングなど短期トレードを好む方にも適する業者となりました。
ただしスプレッドは広めであり、ゼロ口座では取引手数料が高めに設定されていることがデメリットとなります。
デメリットもあるものの、多くの日本人が利用していることから安心感が得られる海外FX業者です。
・関連記事>>>実は高い?XMTraidingの手数料の種類について解説!
2.GEMFOREX
GEMFOREXは海外FX初心者の方にもわかりやすいサービスを提供することを目指す業者です。
約定率がほぼ100%と非常に高く、低スプレッドの口座にも対応しているためリスク低減に役立ちます。
またミラートレードが利用できることも大きな特徴です。
ミラートレードとは有名なトレーダーの手法をコピーして、自動売買することを指します。
勝率の高い手法にて、仕事中や眠っている間も常に取引をしてくれるため心強いシステムです。
またボーナスが豪華なことも注目ポイントのひとつ。
口座開設で20,000円のボーナスが付与され、さらに入金ボーナスも100%です。
ボーナスを活用することで、総合的なコストを軽減できるでしょう。
日本人スタッフを完備しており、口座開設が30秒で済ませられるなど、サポート面でも充実しています。
利用しやすくわかりやすい海外FX業者で取引を始めたいと考えているならおすすめの業者です。
・関連記事>>>海外FXでもらえるボーナスの使い方と注意すべきポイント
3.AXIORY
安全性が高いとして日本国内でも高い評価を得ている海外FX業者です。
AXIORYはスプレッドの開きが0.6と少し広めですが、ナノスプレッド口座では0.0のときもあります。
またメール対応やサポートが充実しており、約定力が高いため、希望価格が通りやすいこともメリットのひとつです。
日本語によるサポートも受けられます。
さらにスキャルピングに対応しており、MT4・MT5・cTraderの3種類の自動売買も利用できます。
信託保全管理により元本が保証されているため、初めて海外FXを利用する方でも安心でしょう。
入金や取引によりボーナスが支給されるキャンペーンも開催されています。
初めて海外FXを行う方は、ボーナスキャンペーンにあわせて利用してみてください。
サポートや安心感を重視する方におすすめします。
4.exness
2008年に設立された海外FX業者で、レバレッジが無制限であることが最大の特徴となります。
国内よりもレバレッジが大きい海外FX業者でも、無制限としているところはごくわずかです。
手持ちの資金よりも大きな取引をしたい方にとっては、非常に魅力的な海外FX業者だと言えるでしょう。
スキャルピングにも対応しているので、利用者の幅広いニーズに応えてくれます。
またexnessはスプレッド幅が0.0と、取引コストにおいて非常に有利な海外FX業者です。
スタンダード口座では1ドルから入金が可能であるにも関わらず、レバレッジ無制限のため幅広いニーズに応えます。
低スプレッドのプロ口座やロースプレッド口座、ゼロ口座も用意されていることも特徴。
取引のスタイルにあわせて、よりご自身に適した口座を選べるでしょう。
スプレッド幅の狭さに加え、さまざまな口座タイプを用意していることで、初心者から中上級者の方まで便利に使える業者です。
・関連記事>>>海外FXにおけるレバレッジのメリット・デメリットと業者選定ポイント
5.ThreeTrader
ThreeTraderは2021年に設立された、新しい海外FX業者です。
日本のトレーダー向けの運営を行っていて、実績が少ないものの、スプレッド変動幅は0.1と非常に狭いのがメリットとなります。
スプレッドにおいては海外FX業者の中でも1位2位を争う有利さです。
取引手数料は往復で4ドルとなっており、取引コストをできる限り抑えたいと考えている方に適しています。
またスキャルピング取引は無制限となっており、短期集中トレーダーにとってはうれしい海外FX業者でしょう。
レバレッジは500倍と少し小さめですが、残高によるレバレッジの制限はありません。
ちなみに入金や取引によるボーナスはありませんが、ポイントプログラムがあり、商品がもらえることはあります。
海外FXにおいて自由度の高い取引を行いたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
6.FBS
FBSは最大レバレッジが3,000倍と大きいことが特徴です。
口座タイプは6種類用意されており、スプレッドの変動幅も0.2と狭めに設定されています。
特にドル円とユーロドルではスプレッドが狭く設定されている傾向です。
上記2種類の取引を行いたい方は、FBSが選択肢のひとつとなるでしょう。
また出金スピードに定評があり、日本のトレーダーからは使い勝手の良い海外FX業者と評されているようです。
入金・口座開設で充実したボーナスがもらえ、取引を行うとキャッシュバックがあるなど、特典も充実しています。
デメリットは残高によるレバレッジ制限が厳しいことや、日本語でサポートを受けることの難しさです。
サポート面で不安があるので、初心者の方には向いていないかもしれません。
しかし少ない資金で、ハイレバレッジの取引を行いたいと思っている方にはおすすめです。
7.TRADEVIEW
TRADEVIEWのメリットは、取引手数料が低いことです。
1ロットあたりの片道取引であれば、取引手数料を2.5ドルほどで抑えられます。
スプレッドも全体的に狭く設定されており、特にユーロドルの取引において有利です。
また約定力と約定の速度に優れているため、スリッページが生じにくいこともメリットとしてあげられます。
ただしロスカットの水準が高いことに注意してください。
TRADEVIEWではMT4・MT5・cTraderに加え、Currenexも利用可能。
NDD ECN方式で取引を行うため、スプレッド・コストともの低めの設定です。
そのため初心者の方のみならず、中上級者のトレーダーからも高い人気を誇ります。
運営歴が長く日本人も多く利用しているうえに、信託保全が採用されていることも魅力のひとつと言えるでしょう。
安心感を求める方に特におすすめです。
8.TIANFX
TIANFXは約定力が高く、スプレッドが狭めであることが特徴です。
スプレッドの変動幅は0.6と、今回ご紹介した海外FX業者の中では少し広めとなります。
しかし一般的な海外FX業者と比べると狭く、特に主要通貨で狭めに設定されていることが嬉しいポイントです。
約定力の高さにも定評があり、注文実行率は99.9%を上回ると言われています。
スキャルピングに対応する業者らしく、約定速度も非常に速いと評判です。
さらに金融ライセンスを保有していること、完全に日本語に対応していることで信頼のおける業者だと考えられます。
ただし信託保全は行っていないことを知っておいてください。
最大レバレッジは500倍と控えめですが、残高によるレバレッジ制限は設けられていません。
TIANFXでは30日間の無料デモ口座も用意されているので、海外FXを試してみたいと思われている方におすすめです。
9.Focus Markets
Focus Marketsはオーストラリアで、2019年に設立された比較的新しい業者です。
日本向けの取引は2022年4月から開始されたので、まだ日本での情報は少ないかもしれません。
また運営歴が短いため、不安な方もいるでしょう。
しかしオーストラリアの銀行では顧客信託口座にて資金が分別管理されているため、信頼できる業者ではないでしょうか。
Focus Marketsは約定力が高く、1,000種類以上と取扱銘柄が豊富であることから快適なトレード環境を提供してくれます。
日本語にも対応しているため、初めて海外FXに挑戦しようとしている方にとっても使いやすいでしょう。
最大レバレッジは1,000倍で、FXだけでなく金・原油などの取引でも適用されます。
ただし残高が100万円を超過するとレバレッジに制限がかけられるので注意してください。
スプレッドの幅も0.0と低く、これから注目度が高まりそうな海外FX業者です。
10.miltonmarkets
miltonmarketsはスプレッドの幅が0.2と狭いのが特徴です。
さらにすべての口座取引手数料が0なので、取引コストをできる限り削減したいと考えている方に適しています。
日本ではまだ知名度がありませんが、トレードしやすい環境が整っている海外FX業者です。
日本語にも対応していてサポートを受けやすいので、海外FX初心者の方でも安心して取引に集中できるでしょう。
約定のスピードが早く、スキャルピングに適しています。
また残高による制限は設けられているものの、最大1,000倍ものハイレバレッジでの取引も可能です。
追証もないためハイレバレッジで取引をしたい方にとってはメリットの大きい業者となります。
日本語でのサポートにも対応しており、海外FXでのスキャルピングを始めてみたい方はぜひ利用してみてください。
STP口座
続いてはご紹介してきた海外FX業者で設置されている、STP口座の平均スプレッドについてご紹介していきます。
平均スプレッド | |
XMTRADING | 1.50~4.82 |
GEMFOREX | 1.70~4.82 |
AXIORY | 1.46~2.74 |
exness | 1.01~2.15 |
ThreeTrader | 0.59~1.36 |
FBS | 1.11~4.73 |
TRADEVIEW | 2.14~3.94 |
TIANFX | 1.42~3.06 |
miltonmarkets | 1.13~2.55 |
STP口座の平均スプレッドはおおよそ1.00~2.50くらいが基本となりますが、通貨ペアによってはスプレッドが大きくなる場合もあります。
次にご紹介するECN口座と比較すると、STP口座のスプレッドの方が大きい傾向があることもわかりました。
STP口座は初心者向けの口座タイプだとされています。
しかし平均スプレッドを見ると、差額の負担により損失が増える可能性もあります。
取引をする通貨ペアごとの平均スプレッドを確認するようにしてください。
ECN口座
次にご紹介するのはECN口座での平均スプレッドです。
ひとつ前にご紹介したSTP口座の平均スプレッドよりも小さい傾向があります。
しかしやはり海外FX業者によりスプレッドに違いがあるので、業者選びの参考資料として確認してください。
平均スプレッド | |
XMTRADING | 0.44~1.40 |
GEMFOREX | 0.44~2.10 |
AXIORY | 1.05~2.33 |
exness | 0.70~1.90 |
ThreeTrader | 0.47~1.67 |
FBS | 0.87~3.10 |
TRADEVIEW | 0.89~2.80 |
TIANFX | 1.09~2.76 |
miltonmarkets | 0.77~1.76 |
ECN口座では平均スプレッドの最小が0.50を切る業者も見られました。
最大でも3.10と、STP口座に比べるとスプレッドが小さいことがわかります。
ただしECN口座では取引手数料がかかります。
スキャルピングなどの短期トレードを中心に取引を行っている方は、スプレッドよりも取引手数料を重視するべきかもしれません。
海外FXのスプレッドにおける注意点
海外FXは国内FXとスプレッドにおいて違いがあることや、海外業者における口座タイプごとのスプレッドなどについてご紹介しました。
しかし海外FXを行う際に知っておきたいことはまだあります。
海外FXで取引する場合、次のような2つの注意点に気をつけて取引を行いましょう。
注意点1:海外FXは基本的にスプレッドが広い
海外FXは国内FXと比べて、基本的なスプレッドが広い傾向にあります。
なぜなら取引で「NDD方式」を採用しているためです。
国内FXでは「DD方式」と呼ばれる、業者と利用者において相対取引をする仕組みを採用しています。
残念ながら取引では、利用者の損失となることが多いものです。
損失は業者の利益となるため、国内の方式ではスプレッドが狭くても業者は利益を得られます。
しかし海外FXでは業者を介さない「NDD方式」で取引を行うため、業者の主となる利益はスプレッドです。
利用者が損失を計上したとしても、日本国内のような利益は得られません。
そのため海外FX業者は利益を確保するために、スプレッドを広く設定している傾向があります。
注意点2:スリッページが起きるリスクがある
海外FXでの取引で注意するべきもうひとつのポイントは、スリッページが起きるリスクがあることです
国内業者での取引の方が、スリッページが起こりやすいと言われています。
しかし海外業者でも起こり得ることです。
スプレッドが狭い海外FX業者を選んだとしても、スリッページが起きた場合、取引コストの負担が増加します。
スリッページを防ぐためには約定力の高い業者を選ぶことがポイントのひとつです。
スプレッドのみで業者選びを行うと、スリッページが起きるリスクが高まることに注意しましょう。
海外FXはスプレッド+αで選ぼう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、海外FXにおけるスプレッドがご理解いただけたと思います。
海外では国内FXとは違い、変動スプレッド制を採用しています。
海外FXの変動スプレッド制を上手に活用すれば、より大きな利益をあげられるでしょう。
しかし業者選びではスプレッドだけでなく、約定力なども考慮して選ぶことが大切です。
今回の記事を参考にして、より多くの利益をあげられるであろう海外FX業者を見つけてくださいね。
当サイトでは、海外FXの最新情報や運営者が使っている海外FX業者「XMTRADING」についてブログ形式で解説しております。
これから海外FXにチャレンジしようと考えている方は、ぜひ XMTRADINGで口座開設してみてください。