複数の時間足チャートを確認して見送りを判断するトレーダー

耐久財受注・ミシガン指数後のドル円、4時間足100MAが一段と下向きで検証は見送り

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保有中の検証ポジションはゼロ、今日も判断はシンプルだ

記事を書く前に、サーバー側で完了している全件点検の結果を確認した。2026年9月26日20時51分40秒時点の点検で、対象件数はゼロ。開いたままの検証ポジションは1件もない。前回9月25日の記事も見送りだったので、この状態がそのまま続いている。

検証用の資金はあくまで計画計算のための100万円で、実口座の残高ではない。レバレッジ35倍、証拠金の上限は資金の30%にあたる30万円で、いま使っている証拠金は0円だ。枠は全部空いているが、それは入る理由にはならない。

トレード記録の累計成績

現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。

判定済み
0
保有中
0
最古の保有
–
勝率
–
累計 pips
0
最大DD pips
0
PF
–
見送り
19
未発注
0
判定不能
0

損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。

記録上の資金残高
1,000,000円
初期資金
1,000,000円
累計損益
0円
初期資金からの増減
0.00%

決済済みの記録はまだありません。

資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。

累計の勝敗や損益はこのブロックが記録から自動で描く数字を正本にする。今日の判断はその数字とは別に、目の前の材料だけで積み上げていく記録だ。

耐久財受注とミシガン指数を通過して、ドル円は一晩でだいぶ表情を変えた

日本時間25日21時30分に発表された米8月耐久財受注速報値は、前月比0.0%で予想の-0.3%を上回った。ただ前月の+0.9%からは明らかに鈍化している。ザイFX!の記事によれば、輸送用機器を除いたコアの受注速報値は前月比+0.3%で予想の+0.6%を下回り、「昨年10月以降ほぼ1年ぶりの低水準」になったという。この結果を受けてドルはじり安に推移し、ドル・円は157円49銭へ弱含んだと同記事は伝えている。

続く23時のミシガン大学消費者信頼感指数確報値は48.1で、速報値47.8から予想外に上方修正された。別のザイFX!の記事によると、市場予想の47.5も上回り、ドル売りが一段落してドル・円は156円94銭の安値から157円40銭まで反発したそうだ。指標そのものは6月以来の低水準圏をまだ示していたのに、確報値の上方修正だけでドルが買い戻されたのは、正直少し意外だった。

ところがその後、日本時間26日朝にかけて風向きがまた変わった。みんかぶの記事は、高市首相とトランプ大統領の会談で円安への懸念が話題になったことや、日米財務相の電話会談で「円の過小評価は問題」との認識が確認されたことを受けて、両政府による強い口調の口先介入が入り、ドル・円は一時156円台まで下落したと報じている。指標が二つとも大きな波乱を起こさなかった直後に、当局の発言だけで大きく動いたのを見て、政治的な発言の重みを改めて感じた。

週足・日足・4時間足・1時間足のMA整列を再点検

感覚で判断したくないので、今日も4つの時間足で20MA・50MA・100MAの並びを数値で確認した。

週足(W1・105本)は20MAが159.340円、50MAが157.634円、100MAが153.396円で、20MA>50MA>100MAの順に並んでいる。100MAは5本前の152.977円から153.396円へ上がっていて(差+0.419円)、上向きの整列が続いている。

USD/JPYの1week足ローソク足チャート。期間は2024-09-23 09:00 〜 2026-09-21 09:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 1weekの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

日足(D1・211本)は20MAが156.431円、50MAが158.632円、100MAが159.593円。並びは20MA<50MA<100MAという下向きの型のままだが、100MAは5本前の159.552円から159.593円へ上がっていて(差+0.041円)、プラス圏そのものは保っている。ただそのプラス幅は前回記事の+0.057円より縮んでいて、勢いはやや弱まっている。

4時間足(H4・211本)は20MAが158.031円、50MAが157.042円、100MAが155.898円で、並びは20MA>50MA>100MAの順を保っている。ここが一番気になった箇所だ。100MAの向きは5本前の155.999円から155.898円へ下がっていて(差-0.101円)、前回記事の-0.066円よりマイナスの幅が広がっている。並びだけ見ると順張りに近づいているように見えるのに、向きはむしろ逆方向へ離れていった。

USD/JPYの4h足ローソク足チャート。期間は2026-08-06 22:00 〜 2026-09-26 02:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の7区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 4hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

1時間足(H1・238本)は20MAが157.748円、50MAが158.215円、100MAが157.900円で、50MA>100MA>20MAの並びになっている。前回記事では20MA>50MA>100MAの順に上向きで整列していたので、この短い時間軸の整列はここで崩れた。

USD/JPYの1h足ローソク足チャート。期間は2026-09-14 07:00 〜 2026-09-26 05:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の1区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 1hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

前回記事(9月25日)からの変化点

前回の記事では、4時間足の並びが20MA>50MA>100MAへ変わったばかりで、100MAの向きのマイナス幅が縮んできているのを見て、「もう一歩のところまで来ている」と書いた。今日その続きを確認したら、マイナス幅は縮むどころか広がっていた。期待していた方向とは逆に動いていたのを見て、正直がっかりした。

もう一つの変化は1時間足だ。前回まで上向きに整列していたのに、今日確認したら並びそのものが崩れていた。短い時間軸の勢いも一緒に落ちてきているという事実は、4時間足の変化を裏付けているように感じる。

日足は並びの逆転までは変わらず、100MAのプラス圏も維持しているが、そのプラス幅がわずかに縮んでいる。大きな崩れではないが、上向きに転じる勢いも強まっていない。

エントリー可否の判断:3手法を比較する

順張りは週足・日足・4時間足の3つが同じ向きにそろっていることを条件にしている。週足は上向きだが、日足は下向きの並びのまま、4時間足は並びこそ上向きでも100MAの向きがマイナスのままで、しかも今日はそのマイナスが広がった。この条件は満たせない。

レンジ参加も検討した。4時間足で取得した幅は高値160.405円から安値152.907円まで。ザイFX!の西原宏一氏のコラムは、158.45円に200日移動平均線が位置していて、この水準から上では上値が重くなりやすいと指摘しており、152円から158円を中心としたレンジ継続を想定している。ただ今のドル・円は157円台で、レンジのどちらの端にも寄っていない中央付近にいる。支持帯での反発や抵抗帯での反落をまだ確認できていないので、中央での参加は見送った。

転換狙いも考えた。口先介入によって159円手前から156円台まで一時的に押し戻された動きは、抵抗帯での反応と言えなくはない。ただ同じコラムが示しているのはあくまで「レンジ継続」という見立てで、明確な下落への転換を主張しているわけではなかった。加えて1時間足の整列が崩れたばかりで、短い時間軸の勢いにも自信が持てない。根拠が薄いまま逆張りに近い形で入るのは避けたいので、転換狙いも見送りにした。

順張り・レンジ・転換の3手法を比較し、いずれも条件が整わず検証ポジションを見送ると示す図
週足は上向きでも日足と4時間足がそろわず、レンジも転換も価格の反応が確認できないため、3手法とも見送りとなった。

3つの手法どれにも根拠が立たなかったので、新規の検証ポジションは今日も見送りにする。4時間足の並びが崩れていないぶん、望みが完全に消えたわけではないが、向きの方は前回よりむしろ後退した。焦って無理に建てても意味がないと、自分に言い聞かせている。

次に確認する価格の変化点

今日は土曜日で、XMの取引できる時間帯はもう閉じている。次に確認できるのは月曜の東京時間からだ。そこで見たいのは、4時間足の100MA(155.898円)がこのままマイナスを続けるのか、それとも金曜終値からの動きで再びプラスへ向かうのかという点。1時間足の並びが崩れたままなのか、月曜の値動きで整列を取り戻すのかも合わせて追いたい。

来週は指標も多い。みんかぶの記事によると、9月30日には豪消費者物価や米GDP確報値、米PCE価格指数が、10月2日には米雇用統計と東京都消費者物価指数が予定されている。同記事は米雇用統計とPCE価格指数について「強い内容ならFRBタカ加速で連続利上げの可能性も」あると指摘していて、この結果次第でここまでの膠着が動く可能性もある。

MT4やMT5では今回使ったのと同じ単純移動平均線を自分のチャートに表示できる。気になった人は、実際の画面でこの並びを確かめてみてほしい。

リスクについて

為替相場は経済指標や要人発言、中央銀行の決定などで急に動くことがあり、今回示したMAの並びや水準も、将来の値動きを保証するものではない。取引を行う場合は、余裕資金の範囲で損失の可能性を踏まえたうえで、自分自身の判断で行ってほしい。

4時間足の並びが保たれているだけに、月曜の確認はいつもより気になっている。それでも今日はその気持ちを脇に置いて、見送りとして記録に残しておく。