木曜6時の点検、使ったデータの最終時刻
この日誌は2026年10月8日(木)の日本時間6時を基準にしている。価格は6時2分に取り直した。確定していた最後の足は、1時間足が10月8日5時始まり(終値158.096円)、4時間足が10月8日1時始まり(終値158.070円)、日足が10月6日の足(終値158.173円)だ。7日の日足は取得した時点でまだ確定扱いになっていなかったので、日足のMAは6日の足までで測っている。7日の動きは4時間足で追う。
前日の日誌から持ち越した論点
昨日の日誌では、4時間足と1時間足のMAが上向きに揃った一方で、日足は下向きのままという食い違いを書いた。そのうえで、4時間足の終値が先週の高値158.467円を上回るか、5日の安値157.434円から158.467円の間にとどまるか、157.434円を割るか、という3つの帯で次の判断を分けると決めていた。今朝の仕事は、FOMC議事要旨を通過した4時間足がどの帯で確定したかを確かめることだ。
7日の4時間足、158.503円で押し戻された
7日の東京朝から、いきなり上限が試された。9時始まりの4時間足は高値158.503円まで上げ、先週の高値158.467円をわずかに超えた。ところが終値は158.422円で、帯の上限には届いていない。13時始まりの足は終値158.110円まで押し戻され、17時始まりの足は安値157.865円まで下げてから158.212円で引けた。21時始まりは158.129円、8日1時始まりは158.070円で確定している。各足の高値は158.503円、158.472円、158.394円、158.399円、158.136円と、少しずつ切り下がった。

9時台の高値を見たときは、抜けたかと身構えた。終値を確かめて、ひとまず落ち着いた。昨日決めたルールは終値で判断する。ひげ(ローソク足の実体からはみ出た高値・安値の部分)で一瞬超えただけでは、上の帯に入ったとは数えない。
夜の米国市場では、ドルを押し上げる材料と押し下げる材料がぶつかった。みんかぶ(MINKABU PRESS)が10月8日2時27分に配信したNY為替の記事によると、米10年債入札が強めの結果になり、ドル円は157円台へ下げた。米国債の利回りが下がるとドルを持つ利点が薄れるので、ドル円には下向きに効く。同じ記事は、米経済の減速を理由に年末にかけてドル円の下落を見込むストラテジストの見方を紹介し、158円台半ばにある200日線が上値の抵抗として意識されていることも伝えている。
日本時間3時には9月FOMCの議事要旨が出た。ザイFX!が10月8日4時6分に掲載したDZHフィナンシャルリサーチの4時の概況では、大半の当局者が年内の追加利上げを適切と見ていたという。利上げに前向きな内容は、本来ならドル買いの材料だ。ただ同じ記事によると、米10年債利回りは上げ幅を吐き出し、ドル円の上値は重くなった。それでも下押しは157.90円近辺にとどまったという。4時間足の8日1時始まりの安値157.907円は、この報道とほぼ同じ水準にある。
ドルの勢いを削ぐ材料はもう一つあった。ザイFX!が10月8日5時10分に掲載したフィスコの記事によれば、9月のNY連銀調査で5年先のインフレ期待は2カ月連続で下がり、6月以来の低さになった。記事はこれを追加利上げを急ぐ必要がない証拠と見ていて、10月FOMCでの追加利上げ確率は20%を割り込んだとしている。議事要旨はタカ派寄りなのに、足元の金利と期待インフレはハト派寄り。ドルの側から見ると、どちらにも決めきれない夜だった。
4時間足MAは上向きのまま、1時間足は20MAと50MAの下へ
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を使う。上から20MA、50MA、100MAの順に並び、100MAが5本前より高ければ「上向きに揃った」と呼んでいる。下向きはその逆になる。
4時間足(8日1時始まりの足まで確定)は、20MAが158.030円、50MAが157.730円、100MAが157.271円。100MAは5本前の157.075円より高く、上向きの並びは崩れていない。20MAと50MAの間隔は5本前より広がった。一方で50MAそのものは5本前の157.780円からわずかに下がり、50MAと100MAの間隔は縮んでいる。終値158.070円は20MAのすぐ上にあり、勢いは昨日より落ちたと私は見ている。17時始まりの足の押しは安値157.865円で止まり、50MAまでは届かなかった。
1時間足(8日5時始まりの足まで確定)は、20MAが158.215円、50MAが158.144円、100MAが158.014円(5本前は158.006円)。並びの上では上向きのままだが、終値158.096円は20MAと50MAの下に入り、100MAの上でかろうじて踏みとどまっている。3本の線はほとんど重なっていて、方向感が薄れた形だ。
日足は下向きのまま、20MAだけが持ち上がる
日足(10月6日の足まで確定)は、20MAが156.685円、50MAが157.831円、100MAが159.557円。100MAは5本前の159.591円より低く、下向きに揃ったままだ。6日の終値158.173円は20MAと50MAの上にあるが、100MAの下にいる。変化もある。20MAは5本前の156.167円から上がり、20MAと50MAの間隔は縮んだ。ただ50MAは5本前の158.411円から下がり続けていて、下向きの並びがほどけたとはまだ言えない。

週足は9月28日の週が確定したままで、20MAが159.295円、50MAが157.777円、100MAが153.444円(5本前は153.156円)の上向きだ。週足は上、日足は下という食い違いは、昨日から変わっていない。
今日の指標と、判定期限までに入る材料
経済指標カレンダーで確かめた今日の予定は、8時50分の対外・対内証券売買契約等の状況、14時の9月景気ウォッチャー調査、21時30分の米新規失業保険申請件数だ。新規失業保険申請件数は毎週出る雇用の速報で、増えれば米景気の減速を連想させてドル売りに、減れば逆に働きやすい。NY連銀調査で追加利上げの緊急性が薄れたと受け止められているので、弱い数字が出ればドル円の下向きに効きやすいと見ている。反対に強い数字なら、議事要旨のタカ派寄りの中身が見直され、158円台の上値をもう一度試す流れもありうる。来週14日(水)21時30分には9月の米消費者物価指数も控えている。
検証ポジションは今日も見送り
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月8日6時1分36秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではない計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 18
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
今朝も4つの手法を順に当てはめた。順張りは、週足が上向きで日足が下向きと食い違っているので成り立たない。レンジ参加は、支持帯か抵抗帯で跳ね返りを確かめてから入る方法だ。158.503円で押し戻された動きは抵抗帯での反落に見えるが、いまの終値158.070円はすでに上限から離れ、帯の中ほどに戻っている。真ん中で入ると、どちらの境界からも遠い位置に損切りを置くことになる。転換狙いには日足の下向きが終わったと言える根拠とアナリストの分析が要る。日足は下向きに揃ったままで、裏づけになる分析も見つけられなかった。
いちばん迷ったのは、小さいロットで短い反発を狙う形だ。17時始まりの足は安値157.865円から戻して引けたので、一度は反発の材料に見えた。けれど、その後の4時間足は高値を切り下げ、1時間足は20MAと50MAの下に沈んだ。戻りが続いている形ではない。いまの終値158.070円から見ると、上の158.503円も下の157.865円も近くにあり、値幅だけなら悪くない形に見える。ただ損切りは157.865円のさらに下へ置くことになるし、目標の158.503円は昨日跳ね返された場所で、近くには報道ベースの200日線と介入への警戒もある。反発がまだ確かめられていない段階でこの値幅を当てにするのは早い、と判断した。
上の帯に入りかけた足を見たあとだけに、見送るのは少しもどかしい。それでも4時間足の終値は、昨日決めた157.434円から158.467円の帯の中にとどまった。ルールに沿って、今日も見送りとして記録する。ドル円以外のペアは今回価格を取っていないので、比べる材料にしていない。
USD/JPYで4手法を比較して見送った。順張りは週足20/50/100MAが上向き、日足が下向きに揃い不一致。レンジ参加は7日9時始まりの4時間足が高値158.503で反落したが、終値158.070は帯の中ほどで境界から離れている。転換狙いは日足の下向き整列が続き、転換を裏づけるアナリスト分析を確認できなかった。小ロットの短期反発は17時始まりの足の安値157.865からの戻り後に4時間足の高値が切り下がり、1時間足終値が20MAと50MAの下に沈んで反発継続を確認できず、目標158.503は前日に押し
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
次に確かめる3つの帯
帯の上限は、昨日の高値158.503円へ引き上げる。終値ではないにせよ、先週の高値を一度超えてから押し戻されたので、そこを終値で抜けるかどうかが次の試金石になると考えた。
- 4時間足の終値が158.503円を上回るなら、上向きの立て直しが一段進んだと見る。そのときは9月21日の週の高値159.029円までの値幅と、損切りまでの距離を測り直す。
- 4時間足の終値が157.434円から158.503円の間にとどまるなら、見送りを続ける。4時間足の50MA(今朝は157.730円)付近まで押してから戻した確定足が出たときだけ、小さいロットでの短い反発をあらためて測る。
- 4時間足の終値が5日の安値157.434円を割るなら、短い足の上向きは崩れたと見る。そのときは2日の安値156.958円の攻防を見直す。

次の日誌は、21時30分の米新規失業保険申請件数を通過した後の4時間足が、この3つの帯のどこで確定したかから書く。
