火曜6時の観測範囲
この日誌は2026年10月13日(火)の日本時間6時を基準にしている。6時2分にドル円の価格を取り直した。確定している最後の足は、1時間足が13日5時始まり、4時間足が13日1時始まりだ。日足は9日の足が最後の確定で、12日の月曜の足はまだ確定扱いになっていない。週足は10月5日の週まで確定した。月曜は普通に取引があったので、休場中だった昨日の日誌とは違い、今朝は新しい足を材料にできる。
月曜の朝に挙げた確認条件
昨日の日誌では、週明けに確かめる順番を5つ挙げた。窓の有無、スプレッド、4時間足の終値、帯の上端158.503円での押し戻し、14日の米消費者物価指数(CPI)までの距離だ。判断の帯は、5日の安値157.434円から7日の高値158.503円まで。シナリオを見直す水準も先に決めてあった。4時間足の終値が158.503円を上回れば売り案は取り下げ、9月21日の週の高値159.029円までの値幅を測る。終値が157.434円を割れば下値を確かめる。
窓とスプレッドは、十分には確かめられていない。手元の4時間足で週明け最初に確定したのは月曜9時始まりの足で、始値は158.206円だった。それより前の早朝の足は取引時間外として扱われていて、窓の大きさをこのデータだけでは測れない。スプレッドの記録も持っていない。
4時間足の終値が158.503円を上抜けた
答えはあっさり出た。月曜13時始まりの4時間足は高値158.478円、終値158.471円で、上端の手前で止まった。ところが次の17時始まりの足が終値158.582円で引け、ここで初めて4時間足の終値が158.503円を上回った。21時始まりの足は高値158.757円まで伸びて158.719円で終わり、13日1時始まりの足も158.654円で引けている。

正直、少し驚いた。先週は158.503円で押し戻される場面が続き、昨日は上端で売る案を数字で詰めていたくらいだ。決めておいたとおり、売り案はここで取り下げる。急いで売りを建てていれば、まさに損切りへ向かう方向の動きだった。見直す水準を先に書いておいてよかった、というのが率直な気持ちだ。
何がドルを押し上げたか
上げの中身はドル高だった。みんかぶの13日4時32分のNY為替の記事は、円安よりもドル高がドル円を押し上げ、200日線(過去200日の終値の平均)を上回る展開になったと伝えている。背景には、サウジアラビアの首都リヤドの国際空港への攻撃と、イエメンのフーシ派との戦闘への参戦をトランプ大統領が検討していると語ったことがあり、中東の緊張から原油高が続いているという。みんかぶの12日20時10分のロンドン市況も、有事のドル買いと、原油高によるインフレを警戒したドル買いが広がっていると書いていた。
原油が上がると米国の物価が上がりやすくなり、米金利の上昇を通じてドルが買われる。地政学の緊張が高まれば、ひとまずドルに資金を移す動きも出る。月曜の上げは、この2つが同じ方向に重なった形だ。逆に言えば、中東の緊張が和らいで原油が下がれば、この支えは外れやすい。ニュースで付いた上げは、ニュースで戻ることもある。ここがどうしても引っかかった。
ユーロ側の事情もある。ザイFX!に載ったフィスコの13日4時40分のNY為替・原油概況によると、フランスの債務懸念がユーロ売りの材料になり、NY原油先物は供給ひっ迫懸念から続伸した。ドルが買われやすい地合いは、ドル円だけの話ではなかった。
4時間足と1時間足は上向き、日足はまだ下向き
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を使っている。
4時間足は20MAが158.270円、50MAが158.069円、100MAが157.804円で、100MAは5本前の157.674円より高い。上向きの並びは続いている。1時間足も20MAが158.522円、50MAが158.304円、100MAが158.240円になった。100MAは5本前の158.212円より高い。金曜の時点では50MAが100MAをわずかに下回っていたが、その食い違いが解けて上向きに揃った。最後の1時間足(13日5時始まり)の終値158.645円は3本とも上にある。
週足は10月5日の週が確定し、20MAが159.264円、50MAが157.888円、100MAが153.501円で、上向きに揃っている。ただ、この週の終値158.332円は20MAの下で引けた。
問題は日足だ。9日の確定時点で20MAが157.316円、50MAが157.706円、100MAが159.527円と、下向きに揃ったまま変わっていない。20MAは5本前の156.296円から上がってきていて、50MA(5本前は158.061円)との差は縮んでいる。並びが入れ替わりそうな気配はあるものの、まだ入れ替わってはいない。月曜の日足は確定していないので、今朝の時点では下向きのままと数える。

上抜けた先を測ってみた
昨日の決め事どおり、上方向の値幅を測った。最後の1時間足の終値158.645円から9月21日の週の高値159.029円までは、上がる余地が残っているとはいえ広くない。月曜の高値158.757円から見ると、もうかなり近づいている。
損切りは、上抜けが失敗したと言える水準の外側に置くことになる。上抜けを決めた17時始まりの4時間足の安値158.398円がその目安で、その下に損切りを置くと、損切り幅は159.029円までの利確幅とそれほど変わらない。損益比はあまり良くならず、ひどくはないが飛びつくほどでもなかった。
次に4つの手法へ当てはめた。順張りは、週足・4時間足・1時間足が上向きでも、日足が下向きなので条件を満たさない。レンジ参加は、帯の上端を終値で抜けたので前提そのものが崩れた。転換狙いは、日足の下向きが終わったと言える材料がない。日足の20MAはまだ50MAの下にあり、下向きの終わりを分析したアナリストの見解も今回の調査では見つからなかった。
いちばん迷ったのは小ロットの短期反発だ。上抜けた158.503円が今度は下値の支えに変わるなら、そこまで押して戻した足を確かめてから小さく買う案には筋がある。ただ、上抜けを決めた足より後の4時間足は、安値が158.576円と158.632円で、158.503円まで押した足はまだ出ていない。1時間足の直近5本も安値は158.625円から158.661円の間にとどまり、MAまで下りてきていない。支えとして働くかどうかは、まだ1度も試されていない。
14日の米CPIとロットの考え方
日程も重い。みんかぶが10月10日17時10分に配信した来週の注目材料の記事(発表の4日前の時点の予想)によると、14日に発表される9月の米CPIは、前年比+3.6%、コア前年比+2.5%と、どちらも8月より高い伸びが見込まれていた。記事は、コアが予想を上回れば10月の利上げ期待が再燃し、ドル高になりうると指摘している。そうなれば、上抜けたドル円にはもう一段の追い風になる。反対に予想を下回れば米金利が下がり、原油高で積み上がったドル買いが巻き戻されて、158.503円の下へ押し戻される展開も考えられる。どちらに出るかは発表を見るまで分からない。
今日建てる案の判定期限は、翌営業日の14日18時になる。CPIと同じ日だ。継続条件を満たしていれば、そのまま発表をまたぐ。発表の振れに耐えられる損切り幅を取るなら、そのぶんロットを落とすしかない。支えとして試されてもいない上抜けに、そこまで組み立てるのは早いと感じた。
今日も検証は見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月13日6時1分38秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 23
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
ユーロドルも比べた。フランスの債務懸念とドル高で売られているものの、日足のMAは並びが揃っていない。売りに乗るにはドル円より根拠がはっきりしているとは言えず、乗り換える理由にはならなかった。
上抜けを見たときは、今度こそ入れるかもしれないと期待した。それでも、上抜けた水準が支えになるかはまだ分からないし、上げを支えたのは中東のニュースだ。日足の向きも変わっていない。だから今日も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。
順張りは日足MAが下向き(20MA157.316円<50MA157.706円<100MA159.527円)で週足・4時間足・1時間足の上向きと不一致。レンジは4時間足終値158.582円で帯上端158.503円を上抜け前提が消えた。転換は日足20MAが50MAの下でアナリスト根拠なし。小ロット短期反発は上抜け後に158.503円まで押して戻した確定足がなく価格反応が未確認。159.029円まで38.4pipsに対し損切りは24.7pips超で損益比1対1.55未満。上げは中東情勢と原油高による
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
次に確認する条件
- 4時間足の終値が158.503円より上を保つか。158.503円付近まで押したあと、終値で上に戻した足が出たら、小ロットの短期反発として損切りと利確を測り直す。
- 4時間足の終値が158.503円を下回ったら、上抜けは失速したと見て、帯(157.434円〜158.503円)の中へ戻ったものとして扱う。
- 月曜の日足が確定したら、日足の20MAと50MAの差がさらに縮んだかを確かめる。
- 中東関連のニュースと原油の動きを追い、上げの支えが外れていないかを見る。
- 14日のCPIまでの時間と損切りの位置を比べ、ロットを抑えても数字が合うかを確かめる。
シナリオを見直す水準も更新しておく。4時間足の終値が159.029円を上回れば、日足の100MA(9日時点で159.527円)までの値幅を測る。4時間足の終値が157.434円を割れば、4時間足の100MA(今朝は157.804円)も下に抜けた形になり、下値を確かめ直す。どちらでもなく、158.503円の上で押し目も出ないなら、見送りを続ける。次の日誌は、月曜の日足の確定値と、158.503円が試されたかどうかから書く。
