休場明けを前に、ドル円の帯の上端での押し戻しを待つ様子

月曜開場前のドル円、金曜終値で止まるMAと帯の上端158.503円、週明けに確認する条件

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月曜6時、再開前の最後の点検

この日誌は2026年10月12日(月)の日本時間6時を基準にしている。週末の休場はまだ明けておらず、ドル円の新しい足は1本も出ていない。6時2分に価格を取り直した。確定している最後の足は、1時間足と4時間足が10日5時始まり、日足が9日の足だ。週足は9月28日の週までが確定扱いで、10月5日の週はデータ上まだ確定していない。

つまり、手元の数字は昨日の日誌とまったく同じだ。書くことが残っているのか、一瞬迷った。ただ、昨日は帯の下側から戻る小ロットの反発を測って見送っている。上端に近い今の位置なら、逆に「帯の上端で売る」レンジの案のほうが自然に見える。そこで今朝は、その売り案を数字で詰めてみることにした。

1時間足は3本のMAの上、帯の上端まで18.3pips

移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を見ている。1時間足の最後の終値は158.320円で、20MAが158.233円、50MAが158.140円、100MAが158.141円。終値は3本とも上にあるが、50MAが100MAをわずかに下回っていて、並びは揃っていない。

判断の帯として使ってきたのは、5日の安値157.434円から7日の高値158.503円までだ。最後の終値から上端までは18.3pips、下端までは88.6pipsある。帯の中でもかなり上に寄った位置で、週末を迎えたことになる。

USD/JPYの1h足ローソク足チャート。期間は2026-10-05 07:00 〜 2026-10-10 05:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 1hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

4時間足は上向き、日足は下向きのまま

4時間足は20MAが158.199円、50MAが157.934円、100MAが157.674円で、100MAは5本前の157.530円より高い。上向きの並びは崩れていない。ただ、20MAと50MAの間隔も、50MAと100MAの間隔も、どちらも5本前より狭まった。上向きの勢いが増しているとは読めない。

USD/JPYの4h足ローソク足チャート。期間は2026-09-21 10:00 〜 2026-10-10 05:00(日本時間)。20MA・50MA・100MAを重ねて相場環境を示している。取引時間外の2区間は詰めて描き、破線で位置を示している。チャートはTradingView Lightweight Chartsで生成。
USD/JPY 4hの相場環境。ローソク足に20MA・50MA・100MAを重ね、現在の流れを確認するチャート。価格はtwelvedata。Chart by TradingView Lightweight Charts — https://www.tradingview.com/

日足は9日の確定で、20MAが157.316円、50MAが157.706円、100MAが159.527円。100MAは5本前の159.575円より低く、下向きに揃っている。9日の終値158.249円は20MAと50MAの上、100MAの下にある。週足は9月28日の週の確定値で、20MAが159.295円、50MAが157.777円、100MAが153.444円と上向きに揃う。週足と4時間足が上、日足が下という食い違いは、休場をはさんでも解けていない。

帯の上端で売る案を測ってみた

売りを考えたきっかけは、ザイFX!で今井雅人氏が2026年10月9日11時に公開したコラムだ。今井氏はドル円の156.50円〜158.50円を基本のレンジと決め、その中で逆張りを続けていると書いている。日米の金利差があまり変わらず金融政策から動く材料が乏しいこと、それでいて介入への警戒が円売りを止めていることが理由だという。私の帯の上端158.503円と、今井氏のレンジ上限がほぼ重なる。これには少しどきっとした。別々の見方で同じあたりに天井を感じているなら、上端で売る案には一定の筋がある。

ただ、数字を当てはめると引っかかる点が3つあった。まず、終値がまだ上端に届いていない。18.3pips手前で売れば、上端ではなく上寄りの途中で売ることになる。上端で売るなら、そこまで上がって4時間足の終値で押し戻されたのを見てからにしたい。次に、売る向きが週足と4時間足の上向きに逆らう。損切りは158.503円の外側に置くしかなく、その上には9月21日の週の高値159.029円まで目立つ抵抗が見当たらない。最後が時期の問題で、今週の予定がこの案に重くのしかかる。

今週の予定が売り案に効く理由

みんかぶ(MINKABU PRESS)が10月10日7時50分に配信した来週の予定によると、今日12日は東京市場がスポーツの日で、米国の債券市場も休場になる。IMF・世界銀行の年次総会もこの日から始まる。東京と米債券が同時に休む日は参加者が少なく、値が飛びやすい。スプレッド(買値と売値の差)も広がりやすいので、再開直後の数本で何かを決める気にはなれない。

同じ記事には、13日にIMFの世界経済見通し、14日に9月の米消費者物価指数(CPI)とベージュブック(米地区連銀経済報告)、ウォーシュFRB議長の登壇が並ぶ。15日には米小売売上高と小枝日銀審議委員の講演、16日には植田日銀総裁のあいさつが予定されている。週の後半ほど材料が詰まっている。

中でも重いのが14日のCPIだ。みんかぶが10月10日17時10分に配信した記事では、予想が前年比+3.6%、コア前年比+2.5%で、8月の前年比+3.4%、コア前年比+2.4%を上回る伸びが見込まれている。記事は、コアが予想を上回れば10月の利上げ期待が再燃し、ドル高につながる可能性を指摘していた。物価が強く出れば米金利が上がり、ドル円は帯の上端158.503円を上抜けしやすくなる。上端で売った案にとっては、まさに損切りへ向かう方向だ。逆に物価が予想を下回れば米金利は下がり、上値が重くなって売り案には追い風になる。どちらに出るかは、発表まで分からない。

月曜か火曜に売りを建てれば、CPIをまたぐ可能性が高い。発表の値動きに耐える損切り幅を取れば、その分ロットを落とすことになる。上端での押し戻しすら確かめていない段階でそこまで組み立てるのは、順番が逆だと感じた。

今日も見送りを続ける

記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月12日6時1分38秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。

トレード記録の累計成績

現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。

判定済み
0
保有中
0
最古の保有
–
勝率
–
累計 pips
0
最大DD pips
0
PF
–
見送り
23
未発注
0
判定不能
0

損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。

記録上の資金残高
1,000,000円
初期資金
1,000,000円
累計損益
0円
初期資金からの増減
0.00%

決済済みの記録はまだありません。

資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。

4つの手法をもう一度並べた。順張りは、日足が下向きで週足・4時間足と食い違うので成り立たない。転換狙いは、日足の20MAがまだ50MAの下にあり、下向きの終わりを裏づけるアナリストの分析も今回の調査では見つからなかった。小ロットの短期反発は、上端まで18.3pipsしか残っておらず、昨日と同じく目標までの値幅が足りない。そして今日測ったレンジの売りは、上端での押し戻しが確かめられていないうえ、薄い月曜とCPIを控えた日程が重なる。

クロス円の候補としてユーロ円も見た。週足は上向き、日足は下向きで、ドル円と同じく長い足と短い足が食い違っている。ドル円より材料がはっきりしているとは言えず、乗り換える理由にはならなかった。

レンジ上限の見立てが重なったときは、今度こそ入れるかもしれないと期待した。それでも、待っている押し戻しはまだ1本も出ていない。だから今日も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。

見送り2026-10-12 06:10 JST

休場中で新しい足がなく、USD/JPYは週足・4時間足が上向き、日足が下向きで順張り不成立。転換狙いは日足20MAが50MAの下でアナリスト根拠も未確認。小ロット反発は上端158.503円まで18.3pipsで目標幅不足。レンジ売りは上端での4時間足の押し戻しが未確認で、東京・米債券休場の薄い再開と14日米CPIを控えるため見送り。EUR/JPYも週足と日足が食い違い採用せず。

条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。

再開後に確かめる順番

  1. 週明けの始値が、金曜の最後の終値158.320円からどれだけ離れて始まったかを見る。窓が開いたら、まず埋まるかどうかを確かめる。
  2. 東京が休みなので、スプレッドが普段の幅に戻るまで判断を急がない。
  3. 4時間足の終値が出るのを待つ。
  4. 上端158.503円付近まで上がったら、4時間足の終値で押し戻されたかを見る。押し戻されたときだけ、売り案の損切り幅と利確幅を測り直す。
  5. 14日のCPIまでの残り時間と損切りを置く位置を比べ、ロットを抑えても数字が合うかを確かめる。
窓とスプレッドを確かめ、4時間足の終値で158.503円での押し戻しを見てから、14日の米CPIまでの距離を測る順番
再開直後は窓とスプレッドを先に確かめ、4時間足の終値で上端158.503円の押し戻しを見てから売り案を測る。

シナリオを見直す水準は昨日から変えていない。4時間足の終値が158.503円を上回れば、売り案は取り下げ、上向きの立て直しとして9月21日の週の高値159.029円までの値幅を測る。4時間足の終値が157.434円を割れば、4時間足の100MA(今朝は157.674円)も下に抜けた形になり、9月28日の週の安値156.383円までの下値を確かめる。帯の中で押し戻しも出ないなら、見送りを続ける。次の日誌は、週明けの始値と窓の有無から書く。