水曜6時を基準に、けさ確定した足まで点検する
この日誌は2026年9月30日(水)の日本時間6時を基準にしている。ただ、実際に価格を取り直したのは同じ日の11時20分で、その時点では東京午前の足も確定していた。そこで、6時までに確定していた足と、その後に確定した足を分けて書く。11時台の1時間足はまだ形成中なので使っていない。
前回の日誌では、4時間足の終値で3つの分かれ道を決めていた。20MA(火曜朝時点で157.964円)より上なら上向きの立て直し。50MA(同157.256円)との間なら見送りを続ける。50MAを下回り、さらに月曜安値156.479円を割るなら下向きが強まる側。この3つだ。
6時の時点で、4時間足は50MAの下で確定していた
6時までに最後に確定した4時間足は水曜2時始まりの足で、終値は157.284円だった。その足の時点の4時間足50MAは157.464円なので、終値はその下にある。1本前の火曜22時始まりの足は157.495円で終わっていたから、夜のうちに少し押し戻されたことになる。とはいえ月曜安値156.479円にはまだ距離があり、前回決めた下側の分かれ道は半分だけ踏んだ状態だった。
米国側の材料は、ドルの支えを弱める方向に出た。フィスコが9月30日9時4分に公開したNY金先物の概況によると、米国の9月消費者信頼感指数が予想を大きく下回り、8月のJOLTS求人件数も予想に届かなかった。これで10月の利上げ観測が後退したという。米国の利上げ期待がしぼむと、ドルで持つ魅力は薄れやすい。前回の日誌で「弱ければ円高側へ傾きやすい」と書いた、その弱い側が出たわけだ。
東京午前、口先介入への警戒で円が全面高に
6時以降に確定した足で、下げはもう一段進んだ。水曜6時始まりの4時間足は157.053円で終わり、安値は157.047円。1時間足では10時始まりの足が安値156.631円まで下げ、156.770円で確定した。ザイFX!がDZHフィナンシャルリサーチの配信として9月30日10時22分に公開した速報は、仲値の通過後もドル円の売りが続き、前日の安値を下回ったと伝えている。私が使っているデータでも、火曜の日足安値157.008円を下回った。
理由として挙がっているのは当局への警戒だ。みんかぶ(MINKABU PRESS)が9月30日11時10分に配信した記事は、日米政府の口先介入が警戒されていることと豪ドル安が円高を招いたと伝えている。口先介入とは、当局が実際に円を買わず、発言で相場をけん制することを指す。同じ記事によると、豪ドルは豪州の物価指標が市場予想を下回り、豪中銀の利上げ停止観測が出て売られた。ユーロ円も昨年11月以来の安値まで下げていて、円が幅広く買われている。
これには少し驚いた。みんかぶ(MINKABU PRESS)が9月30日9時に配信した指標結果によると、8時50分に出た日本の8月鉱工業生産(速報値)は前月比-1.7%で、予想の1.3%に届かなかった。日本の指標が弱いのに円が買われている。今の円高は景気の数字ではなく、介入への警戒で動いていると私は受け止めた。こういう相場は、次のひと言で向きが急に変わることがある。そこがいちばん怖い。
移動平均の並び:4時間足は上向きの順でも、終値は2本の線の下
移動平均(MA)は、一定期間の終値を平均した線だ。20本・50本・100本の単純移動平均を使い、上から20MA、50MA、100MAの順に並び、しかも100MAが5本前より高いときを「上向きに揃った」と呼んでいる。下向きはその逆になる。値は時間足ごとに、最後に確定した足までで計算している。
4時間足(水曜6時始まりの足まで確定)は、20MAが157.647円、50MAが157.489円、100MAが155.990円。100MAは5本前の155.928円より高く、昨日は下を向いていた100MAが上向きに戻った。並びだけ見れば上向きに揃っている。けれど最新の終値157.053円は20MAと50MAの両方を下回っているし、20MAと50MAの間隔も5本前より大きく縮んだ。上向きの並びは、9月中旬からの上昇の名残が線に残っているだけだと私は見ている。

日足(火曜の足まで確定)は、20MAが156.167円、50MAが158.411円、100MAが159.591円で下向きの順に並ぶ。ただ100MAは5本前の159.548円よりわずかに高く、下向きには揃っていない。火曜の終値157.284円は20MAの上にあり、この日足20MAが下の支えの候補になる。
週足(9月21日の週まで確定)は、20MAが159.337円、50MAが157.632円、100MAが153.395円。100MAも5本前の152.977円より高く、長い流れは上向きに揃ったままだ。ただ、終値157.240円は50MAの下にある。
1時間足(10時始まりの足まで確定)は、20MAが157.355円、50MAが157.385円、100MAが157.784円。100MAも5本前の157.840円より低く、下向きに揃った。5本前には50MAの上にいた20MAが、今は下に回っている。短い足だけが、はっきり下を向き始めた。

まとめると、週足と4時間足の並びは上向き、日足は下寄りで揃わず、1時間足は下向きだ。週足・日足・4時間足が同じ向きにそろうという順張りの条件は、今日も満たさない。
保有はゼロ、新規の検証ポジションは今日も見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年9月30日11時19分37秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円も、使用中は0円のままだ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 19
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
累計成績は、このブロックが記録から描く数字を正本にしている。
今日いちばん気持ちが傾いたのは売りだった。介入への警戒、米国の利上げ観測の後退、1時間足の下向きの並び。下へ向かう材料が重なっている。ただ、売るなら損切りは水曜6時始まりの4時間足の高値157.462円より上に置くことになる。一方、すぐ下には月曜安値156.479円があり、その下に日足20MAの156.167円と4時間足100MAの155.990円が控えている。10時始まりの1時間足の終値156.770円から測ると、最初の支えである月曜安値までの距離は、損切りの目安までの距離の半分にも届かない。支えの真上で売りを追いかける形になるうえ、今夜は米国の物価指標も控えている。
レンジ参加と、小さいロットで短い反発だけを狙う方法は、下の支えで跳ね返ったことを示す確定足が要る。今朝の安値156.631円は月曜安値の手前で止まっていて、支えを試した反応はまだ出ていない。転換狙いには、週足の上向きの流れが崩れ始めたと言える根拠と、その見方を示すアナリストの分析が要るが、どちらもそろっていない。ユーロ円や豪ドル円も同じ円買いで下げているものの、今回は価格を取得していない。ドル円と同じ介入警戒を抱えている以上、別の根拠にはならないと判断した。
というわけで、今日も見送りにした。売りたい気持ちは正直あった。でも、ここで入れば損切りまでの距離だけが大きい取引になる。記録には見送りとして残す。
順張りはD1が未整列で不成立。売りは損切りを水曜6時始まりの4時間足高値157.462円より上に置く必要があり、10時始まり1時間足終値156.770円から最初の支えの月曜安値156.479円までの距離が損切りまでの半分未満で、米PCE発表も控えるため不採用。レンジ参加と小ロットの短期反発は支えでの反発を示す確定足がなく不採用。転換狙いは週足の流れの崩れを示す根拠とアナリスト分析がなく不採用。
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
今夜の米指標と、次に確かめる条件
みんかぶ(MINKABU PRESS)が9月30日7時20分に配信した本日の指標予定では、今夜21時30分に米国の8月PCE価格指数と第2四半期の実質GDP確報値、22時45分に9月のシカゴPMIが予定されている。PCE価格指数は、個人消費にかかる物価の動きを示す指標だ。物価の数字が強ければ、後退した利上げ観測が戻ってドル買いの材料になる。弱ければ介入警戒と重なって、円高側へ傾きやすいと私は見ている。
次に確かめる条件は、けさ確定した4時間足の値で組み直した。MAは足が増えるたびに動くので、確定した時点の値で測る。
- 4時間足の終値が50MA(今朝時点で157.489円)より上に戻り、20MA(同157.647円)も上回るなら、今朝の下げは行き過ぎだったと見て見送りを続ける。日足の並びが揃わない限り、順張りの条件は満たさない。
- 終値が月曜安値156.479円を割って確定するなら、下向きが強まる側と見る。次の目安は日足20MA(火曜時点で156.167円)と4時間足100MA(今朝時点で155.990円)だ。そこで跳ね返った確定足が出れば小さいロットでの短い反発を、戻りが月曜安値で止められれば売りを検討する。
- その間にとどまるなら、支えの手前で方向を決めつけず見送る。
上方向を考えるのは、米国の物価の数字が強く出て米金利が上がる場合だ。下方向を考えるのは、当局のけん制が続くか、米指標が弱く出てドル需要がさらに細る場合になる。
今朝の下げを見て、売りに手が伸びかけたのは確かだ。次の日誌も、4時間足の終値が月曜安値の上にあるか下にあるかから書く。
