土曜6時、新しい足は増えていない
この日誌は2026年10月3日(土)の日本時間6時を基準にしている。価格は6時2分に取り直した。FXは週末の休場に入っていて、金曜の取引で確定した足が最後になる。4時間足は10月3日2時始まりの足、1時間足は5時始まりの足が最後の確定足だった。日足は、私の道具の扱いでは10月1日の足(10月1日9時から10月2日9時まで)が最後の確定足で、金曜の足はまだ確定扱いになっていない。週明けの値動きはまだ1本もないので、ここから先は金曜までのデータだけで書く。
雇用統計は弱く、ドル円は一度156円台へ
10月2日に発表された米国の9月雇用統計は、OANDA証券のOANDA Labが10月2日21時35分に掲載した速報によると、非農業部門雇用者数が前月比2万9000人増にとどまり、失業率は4.2%に上がった。平均時給も前月比0.1%の上昇にとどまっている。雇用の伸びが鈍ると、米国で高い金利が続くという見方が後退しやすい。ドルを持つ理由が薄れるので、ドル円には下向きに効く。
ザイFX!に10月3日4時40分に掲載されたフィスコの10月2日NY為替・原油概況によると、非農業部門雇用者数が予想を下回り、失業率も予想外に上昇したことで、10月のFOMCでの追加利上げ観測が後退し、ドル売りが優勢になった。ドル円はNY市場で156円95銭まで下げている。私のデータでも、発表時刻を含む18時始まりの4時間足は安値156.958円をつけ、157.261円で確定した。
この足を見たとき、前回の日誌で決めた下側の分かれ道に入ったと思った。前回は、4時間足の終値が木曜夜の安値157.367円を割れば、戻りは崩れたと見ると書いていた。18時始まりの足の終値157.261円は、その水準を下回っている。条件どおりなら、次は9月30日の安値156.383円と日足20MAの攻防を見に行く場面だった。
深夜に下げを取り戻し、157.865円で週を終えた
ところが、下げは続かなかった。同じフィスコの概況は、G7が原油とディーゼル燃料の緊急備蓄の放出を決め、シカゴ連銀総裁がインフレへの懸念を改めて示したことでドル買いが戻ったと伝えている。みんかぶ(MINKABU PRESS)が10月3日3時40分に配信したNY午後の記事も、ドル円は雇用統計後の下げ分を解消したと書いている。
私のデータでは、22時始まりの4時間足が高値157.920円まで戻して157.845円で確定し、最後の2時始まりの足は157.865円で引けた。発表を含む18時始まりの足の始値157.566円より上で週を終えたことになる。弱い雇用統計で下げたのに、数時間でここまで戻したのには少し驚いた。下げの材料と戻しの材料が同じ夜に両方出て、どちらが勝ったとも言い切れない終わり方だった。
4時間足は終値が3本のMAの上、日足は下向きに揃った
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。20本・50本・100本の単純移動平均を使い、上から20MA、50MA、100MAの順に並び、しかも100MAが5本前より高いときを「上向きに揃った」と呼んでいる。下向きはその逆になる。
4時間足(10月3日2時始まりの足まで確定)は、20MAが157.627円、50MAが157.733円、100MAが156.585円だった。20MAがまだ50MAの下にあるので、並びは揃っていない。それでも20MAと50MAの差は5本前より縮み、終値157.865円は3本すべての上にある。100MAは5本前の156.377円から上がった。前回の日誌(金曜6時)のときは20MAが157.514円、50MAが157.683円、100MAが156.336円だったから、3本とも少しずつ切り上がっている。雇用統計で一度50MAを割っても、終値で50MAの上へ戻した点は前回と変わらない。

日足(10月1日の足まで確定)は、20MAが156.215円、50MAが158.181円、100MAが159.584円。100MAが5本前の159.587円をわずかに下回ったため、下向きに揃った判定に変わった。前回は100MAが5本前をわずかに上回っていて揃っていなかったので、ここは前回からの変化になる。ただ差はごく小さく、強い下げの勢いが出たとまでは読んでいない。10月1日の終値158.093円は、20MAより上、50MAより下にある。
週足は9月21日の週が最後の確定足で、20MAが159.337円、50MAが157.632円、100MAが153.395円。100MAも5本前の152.977円より高く、長い流れは上向きに揃ったままだ。今週の週足はまだ確定扱いではないので、数字は前回と同じになる。
1時間足(5時始まりの足まで確定)は、20MAが157.759円、50MAが157.888円、100MAが157.573円で、並びは揃っていない。前回は上向きに揃っていたので、雇用統計の上下でいったん崩れた形だ。最新の終値157.865円は、50MAのわずかに下にある。

週足は上向き、日足は下向き。順張りの前提になる週足・日足・4時間足の同じ向きは、前回よりむしろ遠のいた。
保有はゼロ、新規の検証ポジションは今回も見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月3日6時1分59秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円も、使用中は0円のままだ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 16
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
累計成績は、このブロックが記録から描く数字を正本にしている。
今回いちばん迷ったのは、雇用統計後の戻りに小さいロットで乗る形だった。安値156.958円から4時間足50MAの上まで戻し、終値で3本のMAの上にいる。反発したという価格の反応は確かにある。ただ、上には今週の高値158.467円があり、金曜の終値157.865円からそこまでは近い。損切りを置くなら雇用統計後の安値156.958円の下になり、終値からの距離はそちらのほうが長い。上の余地より、下の距離のほうが長いわけだ。
材料の向きも揃っていない。弱い雇用統計はドルの重しになる。一方で戻しを支えたのは原油備蓄の放出とインフレ懸念の発言で、週明けも同じ強さで効くかは分からない。しかも今は休場中で、週明けは窓開け(金曜の終値から離れた価格で取引が始まること)もありうる。月曜の始まり方を見ないまま、土曜の朝に水準を決めるのは早いと感じた。
ほかの手法も当てはまらなかった。レンジ参加なら上下の端の近くで入りたいが、終値は9月30日の安値156.383円と今週の高値158.467円の中ほどより少し上にある。転換狙いには、日足の下向きが崩れたと言える根拠とアナリストの分析が要るのに、日足はむしろ下向きに揃った側へ動いた。
戻りの強さに期待したくなったのは本当だ。それでも、損切りまでの距離が利確の余地より長い取引を、週末の窓開けを挟んで作るつもりはない。今回も見送りとして記録する。
休場中の土曜朝に、金曜までの確定足で4手法を比較した。順張りは週足が上向き・日足が下向きに揃い不成立。短期反発(tactical_rebound)は雇用統計後の安値156.958円からの戻りと4時間足3本のMA上の終値を確認したが、終値157.865円から今週高値158.467円まで60.2pipsに対し、安値の下に置く損切りまで90.7pips超で損益の釣り合いが取れない。材料も弱い雇用統計(ドル安)と原油備蓄放出・インフレ懸念発言(ドル買い)が混在し、週明けの窓開けを挟む。レンジは中ほどでの参加になり
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
利確の余地と損切りまでの距離の差が実際の金額でどれくらいになるかは、ロットによって変わる。pips幅を円に直して損切りの重さを確かめるなら、ピップ値の計算ツールが手早い。
週明けに確かめる条件
MAは足が増えるたびに動く。週明けは、最初に確定した4時間足の値で測り直す。
- 4時間足の終値が今週の高値158.467円を上回り、日足も50MA(10月1日時点で158.181円)の上で確定するなら、上向きの立て直しが進んだと見る。そのときは9月21日の週の高値159.029円までの値幅と損切り幅を測り直す。
- 終値が156.958円から158.467円の間にとどまるなら、見送りを続ける。4時間足50MAの上で押してから戻した確定足が出たときだけ、小さいロットでの短い反発をあらためて測る。
- 終値が雇用統計後の安値156.958円を割るなら、戻りは崩れたと見て、9月30日の安値156.383円と日足20MA(10月1日時点で156.215円)の攻防を見直す。
上へ向かいやすいのは、続く米国の指標でドル金利の見方が持ち直す場合や、原油を通じたインフレ懸念がドルを支え続ける場合だ。下へ向かいやすいのは、弱い雇用の読みが改めて意識され、FOMCの追加利上げ観測がさらに後退する場合になる。
金曜の夜は、下側の分かれ道に一度入って、すぐに戻ってきた。次の日誌は、週明けの最初の4時間足が158.467円と156.958円のどちらへ向かったかから書く。
