火曜6時、月曜の4時間足が出そろったところで点検する
この日誌は2026年9月29日(火)の早朝、日本時間6時の時点で書いている。前回の日誌は月曜の東京朝に書いたもので、そのときは週明けの値動きを含む4時間足がまだ1本も確定していなかった。今は月曜の4時間足が5本確定している。最後に確定したのは火曜2時始まりの足で、終値は157.381円だった。使っているデータはここまでで、この後の値動きはまだ見ていない。
前回は、週明けの4時間足の終値で3つの分かれ道を決めていた。4時間足20MA(金曜時点で158.031円)より上なら上向きが続く側。157.042円から158.031円の間なら見送りを続ける。50MA(金曜時点で157.042円)より下なら下向きが強まる側で、金曜安値156.996円を割るかと当局の発言を確かめる。この3つだ。
最初の足は帯の中、午後の足で金曜安値を割った
取得データで月曜最初に確定した4時間足は10時始まりの足で、終値は157.762円だった。前回の帯の中なので、決めたとおり見送りを続ける側に入った。ここまでは予定どおりだった。
動いたのは次の14時始まりの足だ。安値は156.479円まで下がり、終値は156.935円。金曜時点の50MA157.042円も今の50MA157.256円も下回り、金曜安値の156.996円も割り込んで確定した。月曜の高値157.852円から見ると、かなりの下げ幅だ。前回の日誌で見た東京朝の上昇は、数時間でほぼ消えたことになる。
背景には当局のけん制がある。みんかぶが9月28日22時32分に配信したNY序盤のニュースによると、三村財務官は、円の過小評価は問題だという日米両政府のメッセージは非常にクリアで、市場は額面通り受け止めるべきだと話した。同じ記事は、先週の日米首脳会談で円相場が議題になり、市場が介入に敏感になっているとも伝えている。財務官の言葉は介入の可能性を意識させる。実際に円を買わなくても、円高方向の力になるわけだ。
この足を見たときは、前回決めた下側の分かれ道に入ったと身構えた。ただ、話はそこで終わらなかった。
夜には4時間足50MAの上へ戻った
18時始まりの足は157.167円、22時始まりの足は157.311円、火曜2時始まりの足は157.381円で終わった。14時始まりの足の安値156.479円から、最新の終値まで大きく戻している。終値は4時間足50MAの157.256円を上回り、20MAの157.964円は下回った。前回の帯で言えば、いったん下へ抜けてから中へ戻ってきた形だ。

戻りの材料は2つ確認できた。みんかぶが9月29日0時33分に配信したNY為替のニュースは、米国とイランの協議の先行きが見えないなかで安全資産としてのドル需要が根強く、米10年債利回りも上昇したと伝えている。ザイFX!が9月29日4時44分に公開したNY概況によると、9月のダラス連銀製造業活動が予想を上回り、長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢になった。米国の金利が上がるとドルで持つほうが有利になりやすく、ドル円には押し上げる力がかかる。
昨日のドル円は、当局のけん制で下へ振られ、米金利とドル需要で戻された。上下どちらの材料も本物で、どちらかが消えたわけではない。ここが今朝いちばん頭を悩ませたところだ。
移動平均の並びは、どの足も対立したまま
移動平均(MA)は、一定期間の終値を平均した線だ。20本・50本・100本の単純移動平均を使い、上から20MA、50MA、100MAの順に並び、しかも100MAが5本前より高いときを「上向きに揃った」と呼んでいる。下向きはその逆になる。
4時間足は20MAが157.964円、50MAが157.256円、100MAが155.890円で、並びは上向きの順だ。ただ100MAは5本前の155.898円より低く、向きがかみ合っていない。下がり方は前の区間より小さくなったものの、上向きに変わったわけではない。20MAと50MAの間隔も5本前より縮んでいて、上向きの勢いは弱まっている。
日足は月曜の足がまだ確定していないので、金曜時点の値のままだ。20MAが156.431円、50MAが158.632円、100MAが159.593円で下向きの順に並ぶが、100MAは5本前の159.552円よりわずかに高い。月曜の安値156.479円は、この日足20MAのすぐ上で止まった。先ほどのNY序盤の記事も、下向きの21日線(日足の21本移動平均)を目先の支えとして挙げていた。日足の平均線あたりで下げ止まったのは、たまたまではなさそうだ。

週足は9月21日の週の足が最後の確定足で、20MAが159.337円、50MAが157.632円、100MAが153.395円。100MAも5本前の152.977円より高く、長い流れは上向きに揃ったままだ。ただ週足の終値157.240円は50MAの下にある。
1時間足は20MAが157.377円、50MAが157.741円、100MAが157.909円。最新の終値157.381円は20MAをわずかに上回ったが、50MAと100MAの下にとどまっている。週足は上、日足は下寄り、4時間足は上寄りの並びで100MAが下向き。前回から続く時間軸の対立は、今朝も解けていない。
保有はゼロ、今日も新規の検証ポジションは見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年9月29日6時1分40秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、いちばん古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円も、使用中は0円のままだ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 19
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
累計成績は、このブロックが記録から描く数字を正本にしている。
今日も4つの手法を順に当てはめた。順張りは週足・日足・4時間足が同じ向きに揃うことが条件で、今日も成り立たない。レンジ参加は、支持帯か抵抗帯の端で跳ね返りを確かめてから入る方法だ。今の価格は4時間足の50MAと20MAのあいだ、つまり前回の帯の中ほどにあって、端とは言えない。転換狙いは、財務官発言での下げを下落の始まりと見る考え方になる。けれどその下げは同じ日のうちにほとんど戻されていて、下へ転じたと言える確定足はない。
いちばん迷ったのは、小さいロットで短い反発だけを狙う方法だった。日足20MAの手前で止まり、4時間足50MAの上へ戻したのは、確認できた価格反応そのものだ。米金利の上昇とドル需要という支えもある。ただ、最新の終値157.381円から上の目安になる4時間足20MA157.964円までの距離は、損切りを置くことになる反発の起点、安値156.479円より下までの距離より短い。損切りに余裕を足す前の段階で、もう利確までの距離のほうが短いわけだ。目標を金曜高値の158.957円まで伸ばせば距離は広がるが、その手前には1時間足の50MAと100MA、4時間足の20MAが重なっている。しかも財務官がここまではっきり言った直後だ。発言や介入で急落すれば、損切りの位置を飛び越えて約定するおそれもある。
損切りを直近の小さな押し目の下まで近づければ、損益比の見た目は整う。でも月曜は高値から安値まで大きく動いた日で、そんな狭い損切りは値動きの揺れだけで刈られてしまいそうだ。数字を合わせるために損切りを動かすのは、この日誌で続けてきたやり方に反する。
ユーロ/米ドルと豪ドル/米ドルの日足も見た。どちらも終値が3本のMAを下回ったまま並びが揃っておらず、今回はファンダの材料も調べきれていない。ドル円以上に根拠が立つ候補はなかった。
というわけで、今日も新規の検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。昨日の値動きは、上下の分かれ道を1日で両方とも踏んだようなものだ。こういう日にどちらかへ賭けるのは正直こわい。見送りが続くもどかしさはあるが、根拠がそろわないまま入らないほうを選んだ。

USD/JPYは週足上向き・日足下寄り・4時間足は上向きの並びで100MA下向きと時間軸が対立し順張り不成立。価格は4時間足50MAと20MAの間でレンジ端ではない。財務官発言での下げは同日中に戻され転換の確定足なし。短期反発狙いは最新終値157.381から4時間足20MA157.964まで58.3pipsに対し反発起点156.479まで90.2pipsで損益比が1未満、目標を158.957へ伸ばすと途中に1時間足50MA・100MAと4時間足20MAが重なり、介入警戒による急落リスクもある。EUR/US
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
今日の指標と、次に確かめる条件
今夜から米国の指標が続く。みんかぶが9月26日17時10分に配信した来週の注目材料によると、29日23時に9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数と8月のJOLTS求人件数、30日21時15分に9月のADP全米雇用レポート、10月2日に9月の米雇用統計が予定されている。前回8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回った。雇用や景気の指標が強ければ米金利とドル買いを支え、弱ければ当局のけん制と重なって円高側へ傾きやすいと私は見ている。
次に確かめる条件は、今朝の4時間足の値で組み直した。MAは新しい足が加わるたびに動くので、確定した時点の値で測る。
- 4時間足の終値が20MA(今朝時点で157.964円)より上で確定し、100MAの下向きも止まるなら、上向きの並びが立て直される側と見る。そのうえで金曜高値158.957円に向かうかと、当局の発言を確かめる。
- 終値が50MA(今朝時点で157.256円)と20MAの間にとどまるなら、見送りを続ける。
- 終値が50MAを下回り、さらに月曜安値の156.479円を割るなら、下向きが強まる側と見る。そのときは日足20MA(金曜時点で156.431円)を割り込むかが次の目安になる。
上方向を考えるのは、米指標が強く出て米金利の上昇が続く場合だ。下方向を考えるのは、当局がけん制を一段と強めるか、米指標が弱く出てドル需要が後退する場合になる。どちらに動いても、週足・日足・4時間足の向きが揃うまで順張りの条件は満たさない。
リスクについて
為替相場は要人発言や経済指標、当局の介入で急に動くことがあり、ここで挙げた水準や移動平均の並びは今後の値動きを約束するものではない。取引をするなら余裕資金の範囲でロットを抑え、損切りの位置を先に決めたうえで、自分の判断で行ってほしい。
昨日は下へ抜けた足を見た瞬間、気持ちが傾きかけた。次の日誌も、確定した4時間足がどの分かれ道に入ったかから書く。
