金曜6時の点検と、使ったデータの最終時刻
この日誌は2026年10月9日(金)の日本時間6時を基準にしている。価格は6時2分に取り直した。確定していた最後の足は、1時間足が10月9日5時始まり(終値157.908円)、4時間足が10月9日1時始まり(終値157.874円)、日足が10月7日の足(終値158.070円)、週足が9月28日の週(終値157.826円)だ。8日の日足はまだ確定扱いになっていないので、8日の動きは4時間足と1時間足で追う。
昨日決めた3つの帯、終値はすべて真ん中に収まった
昨日の日誌では、4時間足の終値が158.503円を上回るか、157.434円から158.503円の間にとどまるか、157.434円を割るかで次の判断を分けると決めた。真ん中の帯にとどまった場合でも、4時間足が50MAあたりまで押してから戻した確定足が出たら、小さいロットで短い反発を狙う形をあらためて測る、とも書いていた。
8日の4時間足は、9時始まりが158.137円、13時始まりが158.190円、17時始まりが158.281円、21時始まりが158.330円で確定した。21時始まりの高値158.365円が8日の上値で、158.503円には届いていない。流れが変わったのは9日1時始まりの足だ。高値158.339円から安値157.532円まで売られ、157.874円で引けた。5本とも終値は帯の中にあるので、帯の判断は「見送り継続」になる。
夜中の下げを見たときは、下の帯へ抜けるのかと一瞬ひやりとした。ただ安値157.532円は157.434円の手前で止まり、引けにかけて戻している。しかもこの足は、昨日わざわざ書いておいた「50MAまで押して戻す」形にかなり近い。今朝は測る番が来たと、少し身構えた。
下げの理由は米金利の低下
NY時間の下げには、はっきりした材料がある。ザイFX!が10月9日5時2分に掲載したフィスコの概況によると、米国の先週分の新規失業保険申請件数は予想を下回り、労働市場の強さが確かめられた形でドルはいったん買われた。その後、トランプ米大統領が中間選挙前のイラン攻撃を否定したと伝わり、流れが反転したという。ザイFX!が2時33分に掲載したDZHフィナンシャルリサーチの速報は、米10年債利回りの低下幅が広がり、ドル円が157.52円まで安値を更新したと伝えている。私の取得データでは同じ時間帯の安値は157.532円で、データ元の違いによる小さなずれがある。
みんかぶ(MINKABU PRESS)が4時44分に配信したNY為替の記事も、米国債利回りが下げに転じたことがドル円を押し下げたと見ている。同じ記事は、イラン攻撃見送りの表明に加えて、30年債入札の需要が底堅かったことを利回り低下の理由に挙げた。米国債利回りが下がると、ドルを持って金利を受け取る利点が小さくなる。だからドル円には下向きに効きやすい。
雇用の指標は強いのに、金利はそれ以上に下がった。昨日と同じで、ドルの材料が両方向へ引っ張り合う一日だったと思う。私の読みでは、上に振れるのは米国の指標が強く出て金利が戻る場合、下に振れるのは地政学リスクの後退で長期債の買い戻しが続く場合だ。
値動きの幅については、ザイFX!が1時40分に掲載したフィスコの通貨オプション記事が、ドル円のレンジ相場を受けてオプション売りが強まったと伝えている。オプションの売りが増えるのは、市場参加者が大きな値動きをあまり見込んでいないときだ。帯の中での往復が続くという見方とは食い違わない。
4時間足MAは上向きのまま、終値は20MAと50MAの間
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を使う。上から20MA、50MA、100MAの順に並び、100MAが5本前より高ければ「上向きに揃った」と呼んでいる。
4時間足(9日1時始まりの足まで確定)は、20MAが158.127円、50MAが157.811円、100MAが157.473円。100MAは5本前の157.309円より高く、上向きの並びは続いている。昨日の朝は5本前より下がっていた50MAも、5本前の157.730円から持ち上がった。一方で、20MAと50MA、50MAと100MAの間隔はどちらも5本前より縮んでいる。終値157.874円は20MAを下回り、50MAの上で止まった。夜中の安値157.532円は50MAを割り込み、100MAの少し上で切り返している。

1時間足は3本のMAの下に沈んだ
1時間足(9日5時始まりの足まで確定)は、20MAが158.116円、50MAが158.161円、100MAが158.075円。並びはばらばらで、揃っていない。終値157.908円は3本すべての下にある。2時始まりの足で安値157.532円をつけた後、3時・4時・5時始まりの終値は157.851円、157.874円、157.908円と少しずつ戻した。それでもMAが固まっている水準までは戻れていない。

4時間足だけを見ると「押して戻した」形なのに、1時間足では戻りがまだ弱い。昨日の朝の1時間足は並びの上では上向きだったので、短い足の勢いははっきり落ちた。
日足と週足の食い違いは変わらない
日足(10月7日の足まで確定)は、20MAが156.911円、50MAが157.724円、100MAが159.548円。100MAは5本前の159.587円より低く、下向きに揃ったままだ。20MAは5本前の156.101円から上がり、20MAと50MAの間隔は縮んだ。ただ50MAは5本前の158.296円から下がり続けている。7日の終値158.070円は20MAと50MAの上、100MAの下にある。週足は20MAが159.295円、50MAが157.777円、100MAが153.444円で、上向きのままだ。週足は上、日足は下という対立は今朝も解けていない。
検証ポジションは今日も見送り
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月9日6時1分43秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではない計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 19
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
順張りは、日足が下向きで週足・4時間足と食い違っているので成り立たない。レンジ参加は帯の端で跳ね返りを確かめてから入る方法だが、終値157.874円は帯の上限からも下限からも離れた中ほどにある。転換狙いは、日足の下向きが終わったと言える根拠も、裏づけになるアナリストの分析も見つからなかった。
今朝いちばん時間をかけたのは、昨日予告した小ロットの短い反発だ。4時間足の終値157.874円を起点に、目標を8日の高値158.365円か帯の上限158.503円、損切りを5日の安値157.434円の下に置いて値幅を比べた。近いほうの目標158.365円までの値幅は、損切りの157.434円までの値幅をわずかに上回るだけだった。
測ってみて、数字以上に引っかかったのは中身のほうだった。反発の形は4時間足にしかなく、1時間足は3本のMAの下にいる。押し下げた理由が米金利の低下なので、反発を支えるファンダもまだ弱い。しかも今日は金曜で、判定期限までに週末をまたぐ。窓開け(週明けに価格が飛んで始まること)で損切りの水準を飛び越えられる可能性まで考えると、この値幅に乗る理由は足りない。予告した形が出たのに入らないのは少し悔しい。それでも、測ったうえで見送るのは昨日決めた手順どおりだと考えている。

ほかの候補として、ユーロドルも週足と日足を取った。日足は下げが続いているものの、MAの並びは週足・日足とも揃っていない。昨夜はユーロが安値から戻す動きもあった。順張りの条件にも反発狙いの根拠にも届かないので、比べたうえで採用しなかった。
USD/JPYは日足MAが下向きで週足・4時間足と対立し順張り不可。4時間足終値157.874円は157.434円〜158.503円の帯の中ほどでレンジ参加も不可。転換狙いは日足の転換根拠とアナリスト分析がない。小ロット短期反発は4時間足が50MAまで押して戻したが、1時間足終値が20・50・100MAすべての下にあり、下げの要因は米長期金利の低下でファンダが反発を支えない。損切りを157.434円の下に置くと8日高値158.365円までの距離と大差がなく、金曜で週末をまたぐため見送り。EUR/USDも週
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
今日の指標と、次に見る3つの帯
みんかぶの経済指標カレンダーで確かめた今日の予定は、8時30分の日本の家計調査(8月)、21時30分のカナダ雇用統計(9月)、23時の米ミシガン大学消費者信頼感指数(10月速報値)だ。ミシガンの指数が強く出て米金利が戻れば、ドル円は帯の上限を試し直す流れになりうる。弱ければ昨夜の金利低下が続き、下限側を試す材料になる。来週は14日(水)21時30分に9月の米消費者物価指数が控えている。
帯の境目は昨日と同じにする。下限の157.434円のすぐ上には4時間足の100MA(今朝は157.473円)があり、二つが重なる場所になった。
- 4時間足の終値が158.503円を上回るなら、上向きの立て直しが進んだと見て、9月21日の週の高値159.029円までの値幅と損切りまでの距離を測り直す。
- 4時間足の終値が157.434円から158.503円の間にとどまるなら、見送りを続ける。小ロットの反発を再び測るのは、1時間足の終値が3本のMA(今朝は158.075円から158.161円の範囲)の上へ戻ったときに限る。
- 4時間足の終値が157.434円を割るなら、4時間足の100MAも同時に割った形になる。短い足の上向きは崩れたと見て、2日の安値156.958円の攻防を確かめる。
次の日誌は、ミシガン指数を通過した金曜の4時間足と、確定した週足がこの3つの帯のどこに収まったかから書く。
