FX以外の投資にも注目してみたいと考えている方の中には、CFDが気になっている方もいるのではないでしょうか。
「そもそもCFDがどういったものなのかわからない」「国内と海外どちらの業者を使うべきか悩んでいる」といった方のため、おさえておきたいポイントを紹介します。
この記事を読むことによってCFD取引がどういったものなのかわかり、海外FX業者を利用する魅力が見えてくるので、ぜひ参考にしてみてください。
CFDとは?
CFDとは「Contract for Difference」の略で、日本語にすると「差金決済取引」を指します。
取引が開始した時点から終了時点までに発生した差額分を決済するのが特徴です。
例えば、70円で購入した商品が100円で売れれば、30円の利益となります。
売る際に50円になってしまった場合は、20円のマイナスです。
CFD取引の種類
CFDにはいくつかの種類があります。代表的なのは、以下の4種類です。
- 株価指数CFD取引:日経225先物・米国ダウ平均など
- 株式CFD取引:Amazon・マイクロソフトなど
- 商品CFD取引:原油・金など
- バラエティCFD取引:ベア・ブルなど
なお、FXについてもCFD取引の一種です。
海外FXを利用してのCFD取引がおすすめな理由
国内の業者でもCFD取引を行っているところがありますが、おすすめなのは海外FX業者を利用して行うCFD取引です。
海外FX業者を利用することにより、以下のような魅力があります。
ハイレバレッジをかけられる
CFD取引もFXと同様にレバレッジを効かせた取引が可能です。
海外FX業者は、国内FX業者と比較してレバレッジが非常に大きい特徴を持ちます。
レバレッジは「てこの原理」を利用した取引のことで、少ない投資資金で大きな取引が行えるシステムです。
国内FX業者の場合、法律によって最大レバレッジは25倍までに規制されており、多くの業者では20倍までを上限としています。
一方、海外FX業者の中には100倍や1,000倍など、日本とは比べ物にならないほどのレバレッジ率を設定しているところも多いです。
例えば、XMでは最大1,000倍のレバレッジを利用して取引することが可能となっています。
自己資金が少ない方の場合、レバレッジ率が低いと小さな取引しかできず、なかなか利益を伸ばせません。
自己資金が少ない方こそレバレッジ率が高い海外FX業者が向いているでしょう。
ゼロカットシステムがある
海外FX業者の中には、ゼロカットシステムを採用しているところがあります。
ゼロカットシステムとは、読みが外れて口座残高がマイナスになってしまった場合でも、残高を0円まで戻してくれるものです。
本来であれば自分で負担するはずだったマイナス分は、FX業者が肩代わりしてくれる形となります。
つまり、読みが大きく外れてしまった場合に口座残高をすべて失う可能性はあるものの、海外FXなら借金を背負うことはありません。
ゼロカットシステムがあるからこそ、ハイレバレッジも魅力があります。
レバレッジを上げるほどハイリスクハイリターンになりますが、ゼロカットシステムによってリスクを抑えることが可能です。
なお、すべての海外FX業者でゼロカットシステムが用意されているわけではないので、注意しましょう。
取引可能な銘柄が豊富
国内FX業者と比較すると、多くの銘柄に対応しているのも海外FX業者の魅力です。
中でも株式CFD取引は選択する業者によって差が非常に大きく、海外FX業者の場合は数百以上の銘柄で取引できるケースもあります。
銘柄が豊富な分、選択肢も増えるため、エントリーできるチャンスが増えるはずです。
それだけではなく、分散投資したいと考えた場合も銘柄は多いほうが良いです。
FXの口座でCFD取引ができる
すでにFXの口座を持っている場合、ほとんどの海外FX業者ではCFD取引をする際にも同じ口座が活用できます。
国内FX業者の中にはCFD専用の口座開設が必要になるところが多いので、国内FX業者と比較して口座開設の手間がかからないのも魅力です。
FX通貨ペアと同じプラットフォームで同様の取引ができます。
利用開始時のボーナスが大きい
海外FX業者を選択してCFD取引を行う非常に大きな魅力の一つが、ボーナスに関することです。
多くの海外FX業者では、お得なボーナスキャンペーンが行われています。
例えば、口座を開設するだけで数千円~数万円程度のボーナスが付与される口座開設ボーナスが代表的です。
また、100%入金ボーナスを行っている海外FX業者の場合、10万円入金すれば同額の10万円がボーナスとして付与されるため、とても魅力的といえます。
特に、自己資金があまり用意できない場合はボーナスをうまく活用して取引していきましょう。
海外FXでもらえるボーナスの使い方と注意すべきポイントについては、下記の記事で詳しく解説しています。
海外FXを利用してCFD取引を行うデメリット
魅力的な海外FX業者のCFD取引ではありますが、気をつけておかなければならないデメリットもあります。
信託保全に関することや、税金についておさえておきましょう。
信託保全は確実に保証されるわけではない
国内のFX業者と異なり、海外FX業者は信託保全が義務づけられてはいません。
【信託保全とは?】
信託保全とは、投資家から預かった資金を自社管理するのではなく、信託銀行に預けて管理することです。
国内ではCFD取引をする場合、信託保全の対象となり、万が一FX業者が倒産した場合でも口座に入っている投資資金や取引利益は返還されます。
一方、海外FX業者が仮に倒産した場合、投資資金や取引利益は失われてしまう可能性が高いです。
ただ、多くの海外FX業者では投資家から預かった資金を運営資金と別口座で管理しています。
信託銀行を利用しない点では信託保全ほど安全性が高いとはいえませんが、こういった対策を取っている業者がほとんどです。
税金がかかるリスクもある
国内のFX業者でCFD取引をして利益が出た場合は税率が一定ですが、海外FX業者は年間利益額に応じて税率が変わる形となります。
これは、国内FX業者だと利益が申告分離課税の扱いになるのに対し、海外FX業者は利益が雑所得になるためです。
具体的には以下の所得税率となります。
課税される所得金額 | 所得税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円以上330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円以上695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円以上900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円以上1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円以上4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
この他に住民税(10%)と復興特別所得税(2.1%)が課税されることになります。
税金面でのデメリットはありますが、国内FX業者と比較して海外FX業者の方が稼ぎやすい環境が整えられている状況です。
FXの税金については下記の記事で節税方法と共に解説しているので、併せてお読みください。
CFD取引の方法
CFDの取引方法には、店頭取引と取引所取引の2種類があります。
それぞれどのような取引の方法なのかについて解説します。
店頭取引
店頭取引とは、OTC取引とも呼ばれるものであり、直接的にCDF業者と取引を行う方法のことをいいます。
投資家はFX業者に対して証拠金を送り、CFD取引の注文を指示した後、反対の取引を行って決済する形です。
直接的な取引で取引所が関わらない形となることから、24時間いつでも取引できます。
取引所取引と比較すると取引できる銘柄の種類が多いため、豊富な選択肢が用意されているのが魅力です。
なお、レバレッジやスプレッドについては、どの業者を選択するのかによって異なります。
業者側が定めたルールに従う形となるため、自分が行いたい取引に合ったFX業者を選択しましょう。
取引所取引
取引所を通す形で行う取引です。
たくさんの方が利用していることから、多くの注文が集まっており、流動性が高いのが特徴です。
また、店頭取引とは異なり、業者が介入しません。
取引場を利用することによって投資に関するさまざまな情報が手に入るのがメリットです。
ただ、いつでも取引可能な店頭取引とは異なり、取引所が営業している時間帯しか取引できません。
CFDは業者選びが重要
CFDとは何か、なぜ海外FX業者を利用してCFD取引するのがおすすめなのかなどについて紹介しました。
海外FX業者ならではの魅力などについてご理解いただけたのではないでしょうか。
業者選びが重要なポイントなので、慎重に比較してみてください。
当サイトでは、海外FXの最新情報や運営者が使っている海外FX業者「XMTRADING」についてブログ形式で解説しております。
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