水曜6時の観測範囲
この日誌は2026年10月14日(水)の日本時間6時を基準にしている。6時2分に、ドル円の週足・日足・4時間足・1時間足を取り直した。確定している最後の足は、1時間足が14日5時始まり、4時間足が14日1時始まりだ。日足は12日(月)の足まで確定していて、13日の足は今朝9時に締まるまで未確定として扱う。週足は10月5日の週が最後の確定のままだ。火曜は通常どおり取引があったので、昨日の朝より後に確定した4時間足と1時間足を新しい材料にできる。
158.503円の上抜けは4時間足で続かなかった
昨日の日誌では、4時間足の終値が158.503円を上回ったのを受けて売り案を取り下げ、次の確認条件を並べた。2番目の条件は「4時間足の終値が158.503円を下回ったら、上抜けは失速したと見て、帯(157.434円〜158.503円)の中へ戻ったものとして扱う」だった。
答えは13日9時始まりの4時間足で出た。始値は158.531円で、高値も158.542円までしか伸びなかった。安値158.204円まで下げ、終値は158.295円。158.503円の下で引けた。続く13時始まりの足の終値は158.210円、17時始まりの足は安値157.817円まで下げてから158.156円で終わった。21時始まりは158.361円、14日1時始まりは158.365円で引け、どちらも158.503円には届いていない。

正直、拍子抜けした。昨日の朝は、上抜けた水準まで押してくれれば今度こそ入れるかもしれないと期待していた。ところが押し目を待つ前に、上抜けた状態そのものが続かなかった。決めておいたとおり、今朝の時点ではドル円は帯の中へ戻ったものとして扱う。昨日の朝に上抜けへ飛び乗っていたら、今ごろは損切りを考える側にいたはずだ。
日足MAは下向きのまま、4時間足は上向きでも勢いが落ちた
移動平均(MA)は、決まった本数の終値を平均した線だ。私は20本・50本・100本の単純移動平均を見ている。
4時間足は20MAが158.321円、50MAが158.145円、100MAが157.886円で、100MAは5本前の157.829円より高い。並びは上向きのままだ。ただ、最後の確定足の終値158.365円は20MAのすぐ上にあるだけで、20MAの直近5本の上がり幅も、その前の5本より小さくなった。17時始まりの足が、今の100MA(157.886円)より下の157.817円まで売られてから戻したのは、100MA付近で買いが入った形にも見える。
1時間足は揃っていない。20MAが158.253円、50MAが158.386円、100MAが158.254円で、20MAが50MAの下にある。最後の確定足(14日5時始まり)の終値158.316円も50MAの下だ。昨日の朝は3本とも上向きに揃っていたので、ここは崩れた。
日足は12日の足が確定し、高値158.757円、終値158.654円だった。終値は20MA(157.532円)と50MA(157.735円)の上にあるものの、100MA(159.524円)の下にある。20MAが50MAの下、50MAが100MAの下という並びは変わらず、100MAも5本前の159.566円より低い。下向きのままだ。一方で20MAは5本前の156.477円から上がってきていて、50MAとの差はかなり縮んだ。

入れ替わりは近いのかもしれない。それでも、まだ入れ替わってはいない。週足は20MAが159.264円、50MAが157.888円、100MAが153.501円で上向きに揃ったままだが、10月5日の週の終値158.332円は20MAの下にある。週足と4時間足は上、日足は下という対立は、今朝も解けていない。
ドルの上値を抑えた材料
13日のNY時間には、ドルの上値を抑える発言が出た。ザイFX!に載ったDZHフィナンシャルリサーチの14日3時11分公開の記事によると、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は年内にもう1回の利上げが適切としつつ、2027年の利上げは今のところ不要という見方を示した。同じDZHの14日4時5分公開のNY市場概況は、この発言の後に米10年債利回りがやや低下し、ドル円が下押しされたと伝えている。
米国の利上げが来年は止まるという見方が強まれば、日米の金利差はこれ以上広がりにくくなる。金利差はドルを持つ理由のひとつなので、ドル円の上値を重くする材料になる。反対に、今夜の物価統計が強く出て来年も利上げが要るという見方に傾けば、話はひっくり返る。
オプション市場の見方も一枚岩ではない。みんかぶの14日4時33分の記事は、全体としてはドル高方向への偏りがある一方、円に対してはドル売りの需要が優勢で、円のオプションは期限の短いものに集中していると紹介している。記事はこれを為替介入への備えと結び付けていた。ドル全体は強くても、円に対しては上を買い上がりにくい空気がある。昨日の上抜けが続かなかった理由のひとつとして、私はこう読んだ。
5つの手法に当てはめた結果
順張りは、週足と4時間足が上向きでも日足が下向きなので条件を満たさない。1時間足も揃っていない。
短期順張りとブレイク継続は、4時間足と1時間足が同じ向きに揃っていることが前提になる。1時間足の並びが崩れたうえ、上抜けた158.503円の外側を4時間足の終値で保てなかった。突破の後の維持を確認できない以上、この手法は使えない。
レンジ参加は、価格が帯の中へ戻ったので検討の対象にはなる。最後の1時間足の終値158.316円から帯の上端158.503円までは近い。上端で売るなら、上端まで戻ってから押し返される足を確かめたい。今朝の時点では、その足はまだない。下端の157.434円はずっと遠く、買いの理由にもならない。
転換狙いは、日足の下向きが終わったと言える材料がない。20MAは50MAに近づいているが、交差はしていない。日足の下降が終わったと分析するアナリストの見解も、今回の調査では確認できなかった。
いちばん迷ったのは小ロットの短期反発だ。17時始まりの4時間足が157.817円まで下げて158.156円で戻し、次の足は158.361円で引けた。4時間足の100MA付近で下げ止まった反応は、確定足で確認できる。そこで値幅を比べた。損切りは反発の起点になった安値157.817円の外側に置くので、最後の1時間足の終値158.316円からの損切り幅は、この安値までの距離より広くなる。上の目安は12日の高値158.757円だが、158.316円からの距離は安値157.817円までの距離より短く、帯の上端158.503円ならさらに近い。利確幅が損切り幅に届かず、損益比は1を下回る。
反発そのものは本物に見えた。それでも、損切りのほうが利確より遠い案を、確認の浅い反発で組むのは気が進まない。昨日まで頼りにしていた「上抜けた後の押し目」という筋書きも、帯の中へ戻ったことで使えなくなった。どの手法も、今朝の材料では一歩足りない。
今夜の米CPIと判定期限
今日建てる案の判定期限は、翌営業日の15日18時になる。その前に、日本時間の今夜、9月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。みんかぶの14日5時42分のNY債券の記事によると、13日の米国債市場はこの結果待ちの雰囲気が強く、食品とエネルギーを含む総合指数は伸びが高まる一方、それらを除くコア指数は前回と同じく落ち着いた伸びにとどまる見込みだという。
発表4日前の時点の予想として、みんかぶが2026年10月10日17時10分に配信した来週の注目材料の記事は、前年比+3.6%、コア前年比+2.5%を見込んでいた。8月はそれぞれ+3.4%と+2.4%だった。この過去時点の記事は、コアの伸びが予想を上回れば10月の利上げ期待が再燃し、ドル高になりうると指摘している。そうなれば、ドル円が帯の上端158.503円を試し直す展開が考えられる。逆にコアが落ち着けば、ウィリアムズ総裁の発言とも重なって米金利が下がり、4時間足の100MAや17時始まりの安値157.817円を割り込む方向へ傾きやすい。
どちらに振れるかは、発表を見るまで分からない。小ロットに抑えたとしても、損益比が1を下回る反発案で指標をまたぐのは、検証の筋として弱いと感じた。指標の発表時刻と過去の振れ幅は、前もってカレンダーで確かめておくと慌てずに済む。
今日も検証は見送る
記事を書く前にサーバーで済ませた全件点検は、2026年10月14日6時1分38秒の時点で対象0件だった。保有中の検証ポジションは0件で、最も古い保有の経過日数もない。検証用資金100万円(実口座の残高ではなく計画上の数字)に対する証拠金の上限30万円のうち、使っているのは0円だ。
トレード記録の累計成績
現在公開中のトレード記録の判定結果をまとめています。
- 判定済み
- 0
- 保有中
- 0
- 最古の保有
- –
- 勝率
- –
- 累計 pips
- 0
- 最大DD pips
- 0
- PF
- –
- 見送り
- 24
- 未発注
- 0
- 判定不能
- 0
損益pipsは想定エントリー価格と決済価格から計算しています。勝率・PFの対象は決済済みの記録です。
- 記録上の資金残高
- 1,000,000円
- 初期資金
- 1,000,000円
- 累計損益
- 0円
- 初期資金からの増減
- 0.00%
決済済みの記録はまだありません。
資金はロットと円換算レートを事前に記録した取引が対象です。円換算は記録作成時のレートで固定し、手数料・スプレッド・スワップは含みません。
昨日は上抜けを見て期待が膨らみ、今朝はそれがしぼんだ。気持ちの振れは小さくないが、だからこそ先に数字で決めた条件に従う。上抜けは続かず、帯の中では位置が中途半端で、反発案は損益比が足りず、今夜はCPIがある。今日も検証ポジションは建てず、見送りとして記録した。

USD/JPYで5手法を比較し全て見送り。順張り: 日足MAが20MA<50MA<100MAの下向きで週足・4時間足と対立。短期順張り・ブレイク継続: 1時間足MAが不揃い(20MA<50MA)で、158.503円上抜けを4時間足終値で維持できず13日9時始まりの足が158.295円で帯の中へ戻った。レンジ: 価格が帯の中ほどで上端158.503円での反落足が未確認。転換: 日足下降終了の根拠とアナリスト見解を確認できず。小ロット短期反発: 157.817円からの反発は確定足で確認したが
条件が揃わない日は記録を作らず、見送った事実と理由を残しています。
次に確認する条件
- 今朝9時に確定する13日の日足で、20MAと50MAの差がさらに縮んだか、並びが入れ替わったかを確かめる。
- CPIの後、4時間足の終値がもう一度158.503円を上回るかを見る。上回り、次の足も上で引けたら、12日の高値158.757円と9月21日の週の高値159.029円までの値幅を測り直す。
- 4時間足の終値が157.817円を下回ったら、100MAの下へ抜けたかを確かめ、帯の下端157.434円までを下値の目安として見直す。
- 帯の上端158.503円まで戻り、そこで押し返される4時間足が出たら、上端での売りとして損切り・利確ラインを測る。
- 円のオプションに表れている介入への備えと、米国の利上げ見通しに関する発言を追う。
どれにも当てはまらず帯の中ほどで動くなら、見送りを続ける。次の日誌は、13日の日足の確定値と、CPI後の4時間足の終値から書く。
